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インドネシア語「beri」の意味・使い方・読み方・例文・クイズまで徹底解説

インドネシア語「beri」の意味・使い方・読み方・例文・クイズまで徹底解説

「インドネシア語の『あげる』は『beri』だけじゃないの?」「『memberi』と『berikan』ってどう使い分ければいいの?」

インドネシア語の学習を始めたばかりの頃、似たような意味を持つ単語の使い分けに戸惑うことはありませんか?特にこの「beri(ブリ)」という単語は、インドネシア語のコミュニケーションで非常に重要な役割を果たす基本動詞の一つ。あなたもきっと、どこかで耳にしたことがあるでしょう。

日本語の「あげる」や「くれる」のように、日常のちょっとしたやり取りから、ビジネスシーンまで、「beri」は本当に多くの場面で使われます。

  • 友達に「これ、お土産だよ」と何かをあげる
  • レストランで「お水をください」とお願いする時(情報を与える
  • 会社で同僚に「この資料、見ておいてね」と書類を渡す

この記事では、そんな超便利で重要なインドネシア語の基本動詞beri」について、あなたが抱えるかもしれない

  • 「結局『beri』ってどんな意味なの?」
  • 「『memberi』や『berikan』とはどう違うの?」
  • 「もっと自然な感じで『beri』を使えるようになりたい!」

といった疑問をスッキリ解消します。「beri」の正しい意味使い方、気になる発音や接辞がついた形、さらには豊富な例文を通して、この単語の重要性とマスターすることで得られる学習メリットを余すところなくお届けします。

この記事を読み終える頃には、「なるほど!『beri』ってそういうことだったんだ!」と深く納得し、自信を持って「beri」を使いこなせるようになっているはず。あなたのインドネシア語学習が、もっと楽しく、もっとスムーズに進むお手伝いができれば嬉しいです。

さあ、一緒に「beri」の奥深い世界を探求していきましょう!

目次

「beri」の基本的な意味とニュアンスを掴もう!

インドネシア語学習の初期に出会う基本動詞「beri」。非常によく使う単語ですが、「与える」という基本的な意味以外にも、実はさまざまなニュアンスを持っています。「え、そんな意味にもなるの?」と驚くこともあるかもしれませんね。

このセクションでは、「beri」が持つコアな意味と、実際の会話で役立つ具体的なニュアンスを、例文を交えながら分かりやすく解説します。これであなたも「beri」マスターに一歩近づけますよ😉

「beri」のコアイメージは「与える」

まず押さえておきたいのは、beri」の最も基本的な意味、それは「与える」です。英語の “give” に最も近い感覚で、ここから派生して様々な「与える」状況を表現します。いくつかの辞書情報(調査結果 Position 2, 3, 4)からも、この「与える」が中核の意味であることが確認できます。

では、具体的にどんな「与える」があるのか、詳しく見ていきましょう!

1. 「あげる」「くれる」(一般的な授与)

最もイメージしやすいのが、日本語の「あげる」や「くれる」に相当する使い方。誰かに何かを渡す、ごく一般的な「与える」行為を表します。

  • 例文: Saya beri buku ini kepada teman saya.
    (私はこの本を友達にあげます。)
  • 例文: Dia beri saya oleh-oleh dari Bali.
    (彼は私にバリのお土産をくれました。)

この場合の「beri」は、英語の “give” がしっくりきます。

2. 「差し上げる」(敬意を込めた表現の可能性)

beri」自体に強い敬語の意味合いは薄いですが、文脈や話し相手によっては「差し上げる」のようなニュアンスで使われることもあります。

  • 例文: Bolehkah saya beri saran?
    (アドバイスを差し上げてもよろしいでしょうか?)

ただし、より明確に敬意を示したい場合は、後述するmemberikanを使ったり、さらに丁寧な言葉(例:menyerahkanmempersembahkan など、文脈による)を選ぶのが一般的です。

3. 「贈り物をする」

プレゼントや記念品など、「贈り物をする」という意味でも「beri」が活躍します。「hadiah(贈り物)」や「kado(プレゼント)」といった言葉と一緒に使われることが多いです。

  • 例文: Kami akan beri hadiah spesial untuk ulang tahunnya.
    (私たちは彼の誕生日に特別な贈り物をします。)

英語では “give a gift” や “offer a present” に近いです。

4. 「(機会や情報などを)与える」

物だけでなく、目に見えない「機会」「情報」「時間」「アドバイス」などを与える場合にも使います。

  • 例文: Guru beri kami kesempatan untuk bertanya.
    (先生は私たちに質問する機会を与えてくれました。)
  • 例文: Tolong beri saya informasi lebih lanjut.
    (私にもっと詳しい情報をください。)

英語では “provide” や “give (an opportunity, information)” のイメージです。

5. 「(許可を)与える」

許可」や「承認」を与えるという意味でも「beri」はよく使われます。「izin(許可)」という単語と一緒に使われることが多いですよ。

  • 例文: Orang tua saya beri izin untuk pergi ke luar negeri.
    (両親は私が海外へ行くことを許可してくれました。)

辞書によっては「許す」という意味も載っていますが、この「許可を与える」というニュアンスで捉えるのが一般的です。日本語の「(罪や過ちを)許す」という意味では、通常 “memaafkan” が使われます。

英語では “grant permission” や “give permission” に当たります。

6. 「(影響を)与える、引き起こす」

ある事柄が別の事柄に「影響を与える」や、何らかの「結果を引き起こす」といった、少し抽象的な意味合いでも使われます。

  • 例文: Keputusannya beri dampak besar pada perusahaan.
    (彼の決定は会社に大きな影響を与えた。)
  • 例文: Kurang tidur bisa beri efek buruk pada kesehatan.
    (睡眠不足は健康に悪い影響を引き起こす可能性がある。)

英語では “have an effect/impact”, “cause”, “lead to” などの表現が近いです。

英語で「beri」のニュアンスを掴む

beri」の多様なニュアンスは、英語の単語と照らし合わせると理解が深まります。

  • give: 最も基本的な「与える」。日本語の「あげる」「くれる」に近い。
  • provide: (情報、機会などを)提供する。
  • grant: (許可などを正式に)与える。
  • offer: (贈り物、助けなどを)申し出る、提供する。

文脈によってこれらの英語のgiveとその類義語がしっくりくるでしょう。

このように、「beri」は「与える」という中心的な意味から、様々な状況で使える便利な単語だということがお分かりいただけたでしょうか?最初は難しく感じるかもしれませんが、たくさんの例文に触れることで、自然とニュアンスが掴めてきますよ!

ネイティブみたいな発音をマスター!「beri」の正しい読み方

「インドネシア語の発音、カタカナで覚えると通じないって聞くけど、どうしたらいいの…?」
「特に『R』の音とか、難しそう…」

そんな悩みをお持ちのあなたへ。この記事を読めば、インドネシア語の基本動詞「beri」のネイティブ発音がぐっと身近になりますよ! カタカナ表記はあくまで最初のステップ。ここでは、よりリアルな音を出すためのコツを丁寧に解説します。正しい発音をマスターして、自信を持って「beri」を使えるようになりましょう!

「beri」の発音記号と音声学的特徴

インドネシア語の単語は、基本的にローマ字読みできるものが多いですが、日本語にはない音もいくつか存在します。「beri」の発音を理解するために、まずは音声学的な特徴を見ていきましょう。

beri」の発音は以下のように説明できます。

  • b: 日本語の「バ行」の「ブ」の子音に近いですが、より唇をしっかりと閉じてから破裂させるイメージです(有声両唇破裂音)。
  • e: 「beri」の「e」は、日本語の「エ」に近い音ですが、少し曖昧母音の「シュワー」(ə)の響きも意識するとよりネイティブっぽくなります。「ア」と「エ」の中間のような、口をあまり大きく開けずに軽く出す音をイメージしてみてください。
  • r: これが最難関のRの音!日本語の「ラ行」とは全く異なり、舌先を上の歯茎あたりで細かく振動させる「巻き舌」の音です(歯茎ふるえ音)。スペイン語の「rr」の音をイメージすると近いかもしれません。
  • i: 日本語の「イ」に近い、はっきりとした音です。
インドネシア語「beri」の発音

カタカナでの発音とネイティブに近づけるコツ

カタカナで「beri」の発音を表記するなら、「ベリ」または「ブリ」と書かれることが多いです。しかし、これらのカタカナ表記はあくまで目安! ネイティブ発音にするためには、いくつかのコツがあります。

「beri」のカタカナ目安: ベリ / ブリ

ネイティブ発音に近づけるコツ ✨

  1. 「B」の音はしっかりと!
    • 日本語の「バ」と発音する時よりも、意識して上下の唇をしっかり閉じ、息を破裂させるように「ブッ」と音を出します。少し強めに発音するくらいがちょうど良いかもしれません。
    • 日本人が間違いやすいポイント: 唇の閉じ方が甘く、弱い音になりがちです。
  2. 「e」の音は軽めに、曖昧に
    • 前述の通り、「エ」と意識しすぎず、少し力を抜いて「ア」と「エ」の中間のような音を出すイメージです。口をリラックスさせて発音してみましょう。
    • 日本人が間違いやすいポイント: はっきり「エ」と発音しすぎると、少し硬い印象になることがあります。
  3. 最重要!「R」の音は巻き舌で!
    • これが一番のポイント!Rの音は、日本語の「ラリルレロ」とは全く違います。
    • 舌先を上の歯茎の少し後ろあたりにつけて(あるいは軽く触れる程度にして)、息を吐き出すことで「トゥルルル…」と舌を震わせる音です。
    • 練習方法としては、「トゥルルル…」「ドゥルルル…」と巻き舌の練習をしてみましょう。最初は難しいかもしれませんが、意識して練習すれば必ずできるようになります!
    • 日本人が間違いやすいポイント: 日本語の「ラ行」で代用してしまうと、全く違う単語に聞こえたり、通じにくくなったりします。例えば、「beli(買う)」と区別がつかなくなる可能性も。
  4. 「i」の音ははっきりと「イ」
    • ここは日本語の「イ」と同じように、はっきりと発音してOKです。

これらのコツを意識して、「ブ(しっかり)・エ(軽く)・リ(巻き舌)!」と練習してみてくださいね。

インドネシア語「beri」の発音

アクセントはどこに来る?

インドネシア語の単語のアクセントは、一般的に単語の後ろから2番目の音節に置かれることが多いと言われています。

beri」は「be・ri」と2つの音節から成る単語です。
そのため、アクセントは後ろから2番目、つまり最初の音節である 「be」 に置かれるのではなく、後ろの「ri」の母音「i」にやや強くアクセントが置かれる傾向があります。

be – RI

「ベ」というよりは、「べリィ」のようなイメージで、「リ」の部分を少し強調して発音すると、より自然なインドネシア語らしく聞こえます。ただし、日本語ほどアクセントの強弱がハッキリしているわけではないので、あまり意識しすぎなくても大丈夫です。まずは個々の音を正しく発音できるようになることが大切です。

インドネシア語「beri」の発音

地域ごとの発音の違いはあるの?

インドネシアは多くの島から成る国で、様々な言語や方言が存在します。そのため、地域によって発音に多少の訛りが見られることもあります。

しかし、「beri」のような基本的な単語に関しては、標準的な発音では特に大きな地域差はないと言えるでしょう。ジャワ訛りやスマトラ訛りなど、地域によっては「R」の巻き方がより強かったり、母音の響きが微妙に異なったりすることはありますが、基本的な発音ルールは共通しています。

まずは、この記事で紹介した標準的なネイティブ発音をマスターすることを目指しましょう!

インドネシア語「beri」の発音

ぜひ音声で確認を!

ここまで「beri」の発音について詳しく解説してきましたが、やはり実際の音声を聴くのが一番の近道です!

インドネシア語「beri」の発音

もしお手元にインドネシア語の教材や辞書アプリがあれば、ぜひ「beri」の音声を探して聞いてみてください。ネイティブスピーカーがどのように発音しているかを確認し、真似て練習することで、あなたのインドネシア語は格段にレベルアップするはずです。

いかがでしたか? 「beri」の発音のコツ、掴めましたでしょうか?
最初は難しく感じるかもしれませんが、一つ一つの音を意識して練習すれば、必ずネイティブ発音に近づけますよ。

「beri」はこう変わる!品詞と接辞がついた形を覚えよう🎁✨

インドネシア語の動詞って、まるで魔法みたいに色々な形に変わりますよね!「え、こんなに変わるの?難しそう…」なんて思っていませんか?でも大丈夫!ルールを掴めば、パズルのように楽しくなってくるんですよ♪

特に基本動詞の「beri」(与える)は、接頭辞(単語の前につくもの)や接尾辞(単語の後ろにつくもの)がつくだけで、意味やニュアンスがぐっと広がるんです。

このセクションでは、「beri」がどんな風に姿を変えるのか、その秘密を一緒に見ていきましょう!これをマスターすれば、あなたのインドネシア語表現も格段にアップしますよ💪 memberidiberiberikanpemberianpemberi といった重要な派生語をしっかり押さえましょう。

「beri」の基本:まずは品詞と語幹をチェック!

beri」は、基本的には「与える」という意味を持つ動詞の語幹です。
語幹とは、単語の中心となる部分で、これに接頭辞接尾辞がつくことで、意味が変化したり、品詞が変わったりします。インドネシア語では、この語幹を理解することが非常に大切!「beri」も、この語幹から様々な言葉に派生していきます。

インドネシア語のよく使う基本動詞単語・図解
インドネシア語のよく使う基本動詞単語・図解

接頭辞がつくとどう変わる?能動態・受動態・名詞化をマスター!

まずは、単語の前につく「接頭辞」で「beri」がどう変わるか見ていきましょう。

1. meN- + beri → memberi(能動態、「~を与える」)

一番よく使われるのが、このmemberi(メンベリ)かもしれませんね!
接頭辞meN-がつくと、能動態(「~する」という、自分から何かを行う形)の動詞になります。

meN- の変化ルールをちょこっと解説♪
meN-は、後ろに続く語幹の頭文字によって形が変わる面白い接頭辞なんです。
beri の頭文字は b ですよね。b で始まる語幹に meN- がつくと、meN- は mem- という形に変化します。
だから、meN- + beri → mem + beri → memberi となるんですよ😉

  • 意味: ~に(何か)を与える
  • 例文:
    • Saya memberi bunga kepada pacar saya. (私は恋人に花をあげます。)
    • Dia memberi saran yang baik kepada saya. (彼は私に良いアドバイスをくれました。)

2. di- + beri → diberi(受動態、「~を与えられる」)

次にご紹介するのは、接頭辞di-がつく形です。
di-がつくと、受動態(「~される」という、何かをされる形)の動詞になります。

  • 意味: ~を与えられる、~をもらう
  • 例文:
    • Saya diberi hadiah ulang tahun oleh teman saya. (私は友達から誕生日プレゼントをもらいました。)
    • Anak itu diberi pujian oleh gurunya. (その子は先生から褒められました。)

3. peN- + beri → pemberi(名詞、「与える人」「提供者」)

接頭辞peN-がつくと、「beri」は動詞から名詞に変わります!
peN-は、行為者や道具などを表す名詞を作ることが多い接頭辞です。

peN- の変化ルールもチェック!
peN-meN-と同じように、後ろに続く語幹の頭文字によって形が変わります。
beri の頭文字 b に peN- がつくと、peN- は pem- という形に変化します。
なので、peN- + beri → pem + beri → pemberi となります。

  • 意味: 与える人、提供者、授与者
  • 例文:
    • Siapa pemberi hadiah ini? (このプレゼントの贈り主は誰ですか?)
    • Dia adalah pemberi informasi yang dapat dipercaya. (彼/彼女は信頼できる情報提供者です。)

【ちょっとメモ】ber- + beri について
「あれ?ber-がつく形はないの?」と思った方もいるかもしれませんね。ber-もインドネシア語でよく使われる接頭辞ですが、「beri」にber-がついてberberiという形で「与える」関連の動詞として使われるのは、現代インドネシア語では一般的ではありません。
ちなみに、「beriberi」という単語は存在しますが、これは「脚気(かっけ)」という病気を指す名詞なので、混同しないようにしましょうね!

接尾辞がつくとどう変わる?命令形やニュアンスの違いをチェック!

次に、単語の後ろにつく「接尾辞」で「beri」がどう変わるか見てみましょう。

1. beri + -kan → berikan(命令形、「与えなさい」)

語幹「beri」に接尾辞-kanがつくと、berikan(ベリカン)となり、主に命令形(「~しなさい」)として使われます。

  • 意味: (~を)与えなさい、渡しなさい
  • 例文:
    • Berikan buku itu kepada saya! (その本を私にください!)
    • Berikan salam saya untuk keluargamu, ya! (あなたの家族によろしく伝えてね!)

2. memberi + -kan → memberikan(能動態、「~を与える」がより明確に)

memberiにさらに接尾辞-kanがついたmemberikan(メンベリカン)という形も非常によく使われます。
これも「~を与える」という意味能動態動詞ですが、memberiとどう違うのでしょうか? ここがインドネシア語学習の面白いポイントです!

memberi と memberikan のニュアンスの違いって?

どちらも「与える」ですが、memberikanを使うと、こんなニュアンスが出ることがあります。

  1. 与える対象(何を)を強調する
  2. 誰に与えるか、何を与えるかをより明確に示す
  3. memberiよりも少し丁寧な響きになる
  4. 「与える相手(間接目的語)」を動詞のすぐ後ろに置きやすくなる

例えば、

  • Saya memberi dia buku. (私は彼/彼女に本をあげる。)
    • 口語的で直接的な言い方です。
  • Saya memberi buku kepada dia. (私は彼/彼女に本をあげる。)
    • こちらも自然な言い方です。
  • Saya memberikan buku itu kepadanya. (私はその本を彼/彼女にあげます。)
    • 「その本を」という対象が少し強調され、丁寧な印象です。
  • Saya memberikan dia buku itu. (私は彼/彼女にその本をあげます。)
    • -kanがつくことで、「彼/彼女に」という相手を動詞のすぐ後に持ってきても自然な文になります。
  • 意味: ~に(何か)を与える(対象を強調したり、より明確に示したり、丁寧なニュアンス)
  • 例文:
    • Pemerintah memberikan bantuan kepada korban bencana. (政府は被災者に援助を提供します。)
    • Dia memberikan penjelasan yang sangat detail. (彼/彼女はとても詳細な説明をしてくれました。)
    • Tolong memberikan surat ini kepada Pak Budi. (この手紙をブディさんに渡してください。)

その他の派生語:pemberian(贈り物)

接頭辞接尾辞が両方つく形もありますよ!

  • peN- + beri + -an → pemberian(プンベリアン)
    接頭辞peN-接尾辞-anが語幹beriにつくと、pemberianという名詞になります。
    • 意味: 与えること、贈与、贈り物、施し
    • 例文:
      • Terima kasih atas pemberian ini. (この贈り物をありがとうございます。)
      • Pemberian sumbangan sangat dihargai. (寄付の提供は非常に感謝されます。)

まとめ:「beri」の変化が一目でわかる表

ここまで見てきた「beri」の変化を、分かりやすく表にまとめてみました!

スクロールできます
語形品詞意味例文
beri動詞語幹与える(命令など) Beri aku kesempatan lagi! (私にもう一度チャンスをちょうだい!)
memberi動詞(能動態) ~を与えるSaya memberi kado untuk ulang tahunnya. (私は彼の誕生日にプレゼントをあげます。)
diberi動詞(受動態) ~を与えられるDia diberi kepercayaan penuh oleh atasannya. (彼は上司から全幅の信頼を与えられています。)
pemberi名詞与える人、提供者Dia dikenal sebagai pemberi nasihat yang bijak. (彼は賢明な助言者として知られています。)
berikan動詞(命令形) 与えなさいBerikan yang terbaik yang kamu bisa! (君ができるベストを尽くしなさい!)
memberikan動詞(能動態) ~を与える (対象を強調、丁寧、明確に)Guru memberikan contoh kalimat yang mudah dimengerti. (先生は分かりやすい例文出してくれます。)
pemberian名詞与えること、贈り物、施しPemberian dari hati akan selalu bermakna. (心からの贈り物はいつも意味深いものです。)

どうでしたか?「beri」がこんなに色々な顔を持っているなんて、面白いですよね!
最初は覚えるのが大変かもしれませんが、例文と一緒に声に出して練習すると、自然と身についてきますよ。

特にmemberimemberikanのニュアンスの違いは、インドネシア語の表現力を豊かにする鍵となります。ぜひ意識して使ってみてくださいね!

会話で使ってみよう!「beri」を使った様々な例文集

beri」の基本的な意味使い方がわかってきたところで、「もっと実際に使える例文が知りたい!」と思っていませんか? インドネシア語の表現力をアップさせるには、たくさんの例文に触れて、実際の会話でどう使われているかを知ることがとっても大切です。

このセクションでは、簡単な基本例文から、友達との日常会話、ショッピングや旅行先で役立つリアルな会話例、そして「beri」を使った便利なコロケーション(よく使われる単語の組み合わせ)まで、たくさんの実用例構文解説付きでご紹介します。

さあ、あなたも「beri」マスターを目指して、色々な例文会話例を一緒に見ていきましょう!きっとすぐに使いたくなるフレーズが見つかりますよ♪

1. まずは基本から!「beri」を使った簡単な例文 (SVO構造など)

ここでは、インドネシア語の基本的な文の形であるSVO(主語-動詞-目的語)構造を中心に、「beri」(主に派生形の memberi を使用)を使った簡単な例文を見ていきましょう。各例文には日本語訳と、主語・動詞・目的語などの簡単な構文解説、そして文法的な特徴についても触れていきますね。

例文1:
Saya memberi buku kepada dia.
(私は彼/彼女に本をあげます。)

  • 構文解説:
    • Saya (私) – 主語 (S)
    • memberi (与える) – 動詞 (V)
    • buku (本) – 直接目的語 (DO)
    • kepada dia (彼/彼女に) – 間接目的語 (IO) を示す前置詞句
  • 文法ポイント:
    • インドネシア語の基本的な語順は「主語 + 動詞 + 目的語」です。
    • 誰に「あげる」のかを明確にする場合、前置詞 kepada(~に)を使います。

例文2:
Ibu memberi saya uang saku.
(母は私にお小遣いをくれます。)

  • 構文解説:
    • Ibu (母) – 主語 (S)
    • memberi (与える) – 動詞 (V)
    • saya (私に) – 間接目的語 (IO)
    • uang saku (お小遣い) – 直接目的語 (DO)
  • 文法ポイント:
    • この例文のように、間接目的語 (IO) が直接目的語 (DO) の前に来る場合、kepada を省略することがよくあります。日常会話ではより自然な表現です。

例文3:
Toko itu sering memberi diskon kepada pelanggan.
(その店はよく顧客に割引をします。)

  • 構文解説:
    • Toko itu (その店) – 主語 (S)
    • sering (よく、頻繁に) – 副詞
    • memberi (与える) – 動詞 (V)
    • diskon (割引) – 直接目的語 (DO)
    • kepada pelanggan (顧客に) – 間接目的語 (IO) を示す前置詞句
  • 文法ポイント:
    • sering (よく) のような頻度を表す副詞は、通常、動詞の前に置かれます。
    • ショッピングの場面で役立つ実用例ですね!

例文4:
Dia tidak memberi tahu alasannya.
(彼/彼女はその理由を教えてくれませんでした。)

  • 構文解説:
    • Dia (彼/彼女) – 主語 (S)
    • tidak (~ない) – 否定の助動詞
    • memberi tahu (知らせる、教える) – 動詞 (V)
    • alasannya (その理由) – 目的語 (O)
  • 文法ポイント:
    • 動詞を否定形にする場合は、動詞の前に tidak を置きます。
    • memberi tahu は「知らせる」という意味の重要なコロケーションの一つです。後ほど詳しく解説しますね。

これらの基本的な例文構文解説を参考に、まずは「beri」とその派生語の基本的な使い方に慣れていきましょう!

2. 日常がもっと楽しくなる!リアルな「beri」会話実例集

基本的な使い方がわかったら、次は実際の会話で「beri」がどのように使われているかを見ていきましょう!友達とのカジュアルな会話から、お店や旅行先で使えるちょっとフォーマルな場面まで、様々なシチュエーションの会話例を集めてみました。疑問文や否定文、お願いする時の表現も一緒にマスターしましょう!

【日常会話:友達同士のカフェトーク☕】

A: Eh, kamu mau coba kue cokelatku? Aku **beri** sedikit, ya?
(ねえ、私のチョコレートケーキ試してみる?少しあげるね。)
B: Wah, boleh? Makasih! Kelihatannya enak banget!
(わあ、いいの?ありがとう!すっごく美味しそう!)

  • ポイント: Aku beri sedikit, ya? (少しあげるね?) のように、親しい間柄で何かを分け与えるときに気軽に使える表現です。「ya?」をつけることで、相手に確認するニュアンスが加わります。

【日常会話:家族とのやりとり👨‍👩‍👧‍👦】

Anak: Mama, besok ada acara di sekolah. Bisa tolong **beri** aku uang lebih untuk beli makanan?
(ママ、明日学校でイベントがあるの。お昼ご飯を買うためにお金多めにくれる?)
Ibu: Oh ya? Berapa yang kamu butuhkan? Nanti Mama **beri**.
(あらそうなの?いくら必要なの?後でママがあげるわね。)

  • ポイント: Bisa tolong beri aku uang lebih? (お金を多めにくれますか?) は、丁寧にお願いする時の表現です。tolong (お願いします) を加えることで、より丁寧な依頼になります。

【少しフォーマルな場面:お店でショッピング🛍️】

Pembeli: Mbak, baju ini cantik sekali! Bisa **beri** saya diskon sedikit?
(お姉さん、この服すごく可愛い!少し割引してもらえますか?)
Penjual: Maaf, Bu, untuk model ini harganya sudah pas. Tapi kalau Ibu beli dua, saya bisa **beri** potongan harga.
(申し訳ありません、奥様、こちらのモデルはこれが定価なんです。でももし2着買っていただけるなら、お値引きできますよ。)

  • ポイント: Bisa beri saya diskon? (割引してもらえますか?) は、お店で値段交渉をする際の定番フレーズ!海外旅行でも使える便利な実用例です。Mbak (お姉さん) や Bu (奥様) は店員さんや年上の女性への呼びかけです。

【少しフォーマルな場面:旅行先で情報を尋ねる✈️】

Turis: Permisi, Pak. Bisa **beri tahu** saya jalan ke stasiun kereta?
(すみません、駅へ行く道を教えていただけますか?)
Orang lokal: Oh, tentu. Dari sini lurus saja, nanti ada di sebelah kiri.
(ああ、もちろんです。ここからまっすぐ行って、左手にありますよ。)

  • ポイント: Bisa beri tahu saya ...? (~を教えていただけますか?) は、道や情報を尋ねる際に非常に役立つ表現です。memberi tahu (知らせる、教える) というコロケーションが使われていますね。

【疑問文の例】

Siapa yang **memberi** kamu hadiah ini? Bagus sekali!
(誰がこのプレゼントをくれたの?とっても素敵!)

  • ポイント: Siapa yang ...? (誰が~?) を使って、誰が「くれた」のかを尋ねる疑問文です。

【否定文の例】

Saya tidak akan **memberi tahu** rahasia teman saya kepada siapapun.
(私は友達の秘密を誰にも教えません。)

  • ポイント: tidak akan (~するつもりはない) を使って、未来の行動を否定しています。ここでも memberi tahu が使われています。

【依頼表現の例】

Tolong **beri** saya kesempatan untuk menjelaskan.
(どうか私に説明する機会をください。)

  • ポイント: Tolong beri saya kesempatan (私に機会をください) は、何かをお願いする際に使える丁寧な表現です。memberi kesempatan (機会を与える) も重要なコロケーションです。

いかがでしたか?これらの会話例を参考に、色々な場面で「beri」を使ってみてくださいね。最初は少し勇気がいるかもしれませんが、実際に使ってみることで、あなたのインドネシア語はもっと自然で生き生きとしたものになりますよ!

3. もっと自然に!「beri」を使ったコロケーション (よく使われる単語の組み合わせ)

インドネシア語をより自然に、そしてネイティブスピーカーのように使いこなすためには、「コロケーション」を覚えるのがとっても効果的です。コロケーションとは、よく一緒に使われる単語の組み合わせのこと。日本語で「ご飯を食べる」と言うように、インドネシア語にも自然な単語の繋がりがあります。

ここでは、「beri」を使った特に覚えておきたい便利なコロケーションを、具体的な例文と一緒にご紹介します。これらのフレーズを覚えておくと、会話の幅がぐっと広がりますよ!

1. memberi tahu (知らせる、教える)
何か情報や事実を相手に伝えるときに使います。非常によく使われるコロケーションです。

  • 例文1:
    Jangan lupa **memberi tahu** saya kalau kamu sudah sampai di rumah.
    (家に着いたら、私に知らせるのを忘れないでね。)
  • 例文2:
    Dia belum **memberi tahu** kapan pestanya akan dimulai.
    (彼/彼女はパーティーがいつ始まるかまだ教えてくれていません。)
  • 会話例 (友達同士):
    A: Eh, besok jadi kan kita nonton bioskop? (ねえ、明日映画行くの、決まりだよね?)
    B: Jadi dong! Nanti aku **memberi tahu** jam pastinya ya. (もちろん!後で正確な時間を知らせるね。)

2. memberi kabar (便りをする、知らせる)
memberi tahu と似ていますが、こちらは「安否を知らせる」「連絡する」といったニュアンスが強いです。しばらく会っていない人からの連絡などにも使われます。

  • 例文1:
    Syukurlah, dia akhirnya **memberi kabar** bahwa dia baik-baik saja.
    (よかった、彼/彼女はついに無事だと便りをくれました。)
  • 例文2:
    Setelah pindah ke kota lain, dia jarang **memberi kabar**.
    (他の街に引っ越してから、彼/彼女はめったに便りをくれません。)
  • 会話例 (家族間、遠距離):
    Anak: Halo, Ayah, Ibu? Aku sudah sampai di Jogja dengan selamat. (もしもし、お父さん、お母さん?無事にジョグジャに着いたよ。)
    Orang tua: Alhamdulillah, Nak. Jangan lupa sering-sering **memberi kabar**, ya. (よかったわ、あなた。こまめに連絡してね。)

3. memberi hadiah (プレゼントをあげる)
誕生日、記念日、お祝い事などでプレゼントを贈る際に使います。

  • 例文1:
    Saya ingin **memberi hadiah** yang berkesan untuk ulang tahun sahabat saya.
    (親友の誕生日に、思い出に残るプレゼントをあげたいです。)
  • 例文2:
    Setiap tahun, perusahaan kami **memberi hadiah** kepada karyawan terbaik.
    (毎年、私たちの会社は優秀な社員に褒賞を与えます。)
  • 会話例 (友達へのサプライズ):
    A: Kamu tahu kan besok ulang tahun Rina? Kita mau **memberi hadiah** apa ya? (明日リナの誕生日だって知ってるでしょ?私たち、何をプレゼントする?)
    B: Bagaimana kalau kita patungan beli tas yang dia inginkan? (彼女が欲しがってたバッグを割り勘で買うのはどう?)

4. memberi kesempatan (機会を与える)
チャンスを与える、機会を提供するという意味です。ビジネスシーンや学習の場面でもよく使われます。

  • 例文1:
    Terima kasih sudah **memberi** saya **kesempatan** untuk wawancara ini.
    (この面接の機会を与えてくださり、ありがとうございます。)
  • 例文2:
    Guru itu selalu **memberi kesempatan** kepada muridnya untuk bertanya.
    (その先生はいつも生徒に質問する機会を与えます。)
  • 会話例 (仕事でミスした後輩へ):
    Senior: Jangan terlalu sedih karena kesalahan kemarin. Saya akan **memberi kesempatan** lagi padamu untuk proyek berikutnya. (昨日のミスでそんなに落ち込まないで。次のプロジェクトで君にもう一度機会を与えるよ。)
    Junior: Terima kasih banyak, Pak/Bu! Saya akan berusaha lebih baik. (本当にありがとうございます!もっと頑張ります。)

5. memberi semangat (元気づける、励ます)
落ち込んでいる人や、何かに挑戦しようとしている人を勇気づける、励ますときに使います。

  • 例文1:
    Kehadiranmu saja sudah cukup **memberi semangat** kepada kami.
    (あなたがいてくれるだけで、私たちは十分に元気づけられます。)
  • 例文2:
    Kata-kata dukungan dari keluarga selalu **memberi** saya **semangat** untuk terus maju.
    (家族からの応援の言葉は、いつも私に前進するための勇気を与えてくれます。)
  • 会話例 (試験前の友達へ):
    A: Aku gugup banget buat ujian besok. (明日の試験、すごく緊張するよ。)
    B: Tenang saja, kamu pasti bisa! Aku di sini untuk **memberi semangat**! (大丈夫、君ならできるよ!応援してるからね!)

6. memberi contoh (例を挙げる、手本を示す)
具体的な例を示したり、模範となる行動を示したりする場合に使います。

  • 例文1:
    Bisakah Anda **memberi contoh** penggunaan kata ini dalam kalimat?
    (この単語を使った文の例を挙げていただけますか?)
  • 例文2:
    Sebagai pemimpin, dia harus **memberi contoh** yang baik bagi timnya.
    (リーダーとして、彼はチームに良い手本を示さなければなりません。)
  • 会話例 (子供に教える時):
    Orang tua: Kalau mau minta tolong, harus bilang "tolong" ya. Mama **memberi contoh** nih: "Tolong ambilkan air putih itu." (お願いする時は「tolong (お願いします)」って言うのよ。ママがお手本を見せるね。「そのお水を取ってください」。)
    Anak: Oke, Ma! (わかった、ママ!)

7. memberi izin (許可を与える)
何かをすることを許可する、認めるという意味です。

  • 例文1:
    Orang tua saya akhirnya **memberi izin** saya untuk belajar di luar negeri.
    (両親はついに私が留学することを許可してくれました。)
  • 例文2:
    Maaf, saya tidak bisa **memberi izin** Anda masuk tanpa kartu identitas.
    (申し訳ありませんが、身分証明書なしでは入室を許可できません。)
  • 会話例 (職場での早退許可):
    Karyawan: Pak/Bu, apakah Bapak/Ibu bisa **memberi izin** saya pulang lebih awal hari ini karena ada urusan keluarga? (部長/課長、本日家庭の事情で早退する許可をいただけますでしょうか?)
    Atasan: Baik, silakan. Tapi pastikan pekerjaanmu sudah selesai ya. (わかりました、どうぞ。でも仕事は終わらせてからにしてくださいね。)

これらのコロケーションを覚えておくと、より自然で豊かなインドネシア語表現ができるようになります。「memberi tahu」「memberi hadiah」「memberi kesempatan」など、日常会話やビジネスシーンで役立つものばかりなので、ぜひ積極的に使ってみてくださいね!

いかがでしたでしょうか?「beri」を使ったたくさんの例文会話例、そして便利なコロケーションをご紹介しました。これらの実用例が、あなたのインドネシア語 学習の助けになれば嬉しいです。

もっとインドネシア語を深掘り!「beri」の関連語 🎁✨

beri(与える)」という言葉、もうバッチリですか?😊 とっても便利な言葉ですが、「あげる」という行為にも、実はさまざまなニュアンスがありますよね。

「友達にプレゼントをあげる」「先生に宿題を提出する」「困っている人に手を差し伸べる」…日本語でも場面や相手によって言葉を選ぶように、インドネシア語にも「beri」と似た意味を持つ言葉(類義語)や、反対の意味を持つ言葉(対義語)がたくさんあるんです!

ここでは、「beri」の仲間たちをマスターして、あなたのインドネシア語表現をもっと豊かにしていきましょう!単語ごとの細かなニュアンスや使い分けのポイントをしっかり押さえて、ネイティブスピーカーのような自然な会話を目指しましょうね😉

「与える」「あげる」仲間たち:類義語で表現力アップ!

beri」以外にも「与える」に関連する言葉はたくさん!状況や相手、伝えたい気持ちによってこれらの類義語を使い分けることで、あなたのインドネシア語はぐっと自然で、より細やかな表現ができるようになりますよ。

特にニュアンスの違いが分かりにくい類義語は、下の表で比較しながら見ていきましょう!

スクロールできます
単語主な意味ニュアンス・特徴使い分けポイント
beri与えるあげる最も一般的で広範囲に使える基本の単語。まずはこの単語から覚えましょう。フォーマルでもカジュアルでも比較的使いやすいです。
kasihあげる、くれる (口語的)beriよりくだけた表現。愛情や親しみを込めたニュアンスも。「どうぞ」と物を渡す時にも使います。友人や家族など親しい間柄で。軽いものや気持ちを伝える時に。terima kasih(ありがとう)のkasih
memberikan与える、提供する (ややフォーマル、強調)beriの能動態の形で、me-kanが付くことで少し改まった響き。与える行為を強調する時にも。ビジネスシーンや文章、少し丁寧に伝えたい時。beriよりも意思が明確なイメージ。
menyerahkan手渡す、引き渡す、委ねる物理的に何かを手で渡すイメージが強いです。責任や権限などを譲り渡す、委ねる意味も。書類や物品を直接渡す時、任務や権限を委ねる時など。より具体的な「渡す」行為。
menyumbang寄付する、貢献する金銭や物品を団体や困っている人に無償で提供すること。社会貢献のニュアンスが強いです。募金活動や慈善事業、アイデアの提供などで使われます。
menghadiahkan贈呈する、プレゼントする価値のあるものや特別なものを、敬意や好意を込めて贈るイメージ。記念品や賞品など。誕生日プレゼント、お祝いの品、賞などを渡すフォーマルな場面や、大切な人に贈る時に。

1. kasih (カシッ):親しみを込めて「あげる」「くれる」💕

kasih は、beri よりもくだけた口語的な表現で、日常会話でとってもよく使われます。「どうぞ」と気軽に物を渡す時や、愛情・親しみを込めて何かを「あげる」「くれる」という温かいニュアンスがあります。

日本語の「はい、あげるね!」に近い感覚ですね。実は、インドネシア語の「ありがとう」でお馴染みの terima kasih(トゥリマ カシッ)の kasih は、元々「愛情」「愛」という意味の名詞でもあるんですよ。だから、kasih を使うと、どこか優しい気持ちが伝わるんです😊

beri との使い分けポイント:

  • 相手との関係性: 友人、家族、恋人など、親しい間柄で使うことが多いです。
  • 与えるもの: ちょっとした物や、目に見えない「気持ち」「アドバイス」などを伝える時に。
  • 丁寧さ: beri よりもカジュアルなので、目上の人やフォーマルな場面では beri や memberikan を使うのが無難です。

例文:

  • Aku **kasih** kamu cokelat ini, ya. (私、君にこのチョコレートあげるね。)
  • Dia sering **kasih** aku saran yang bagus. (彼/彼女はよく私に良いアドバイスをくれるの。)
  • Tolong **kasih tahu** saya jam berapa acara dimulai. (何時にイベントが始まるか教えてください。)
    • ポイント💡: kasih tahu で「知らせる」「教える」という便利な表現になります! memberi tahu より口語的です。

2. memberikan (ムンブリカン):よりフォーマルに、意思を込めて「与える」

memberikan は、beri に能動態を作る接頭辞 me- と接尾辞 -kan が付いた形です。beri よりも少しフォーマルな響きがあり、書き言葉やスピーチ、ビジネスの場面などでよく使われます。

また、何かを与えるという行為をより強調したい時や、意思を持って「提供する」というニュアンスを出したい時にもぴったりです。「しっかりと相手に届ける」というイメージですね。

例文:

  • Pemerintah **memberikan** bantuan kepada para pengungsi. (政府は避難民の方々に援助を提供しました。)
  • Perusahaan kami **memberikan** layanan pelanggan yang terbaik. (わが社は最高の顧客サービスを提供しています。)
  • Dosen itu **memberikan** kuliah yang sangat menarik. (その講師はとても興味深い講義をしてくれた。)

3. menyerahkan (ムニュラッカン):「手渡す」「引き渡す」「委ねる」🤝

menyerahkan は、手を使って何かを直接「手渡す」、あるいは所有物や権利などを相手に「引き渡す」、さらには責任や判断などを「委ねる」といった意味合いで使われます。物理的な受け渡しだけでなく、抽象的なものを譲り渡すイメージも含まれる、少しカチッとした言葉です。

例文:

  • Saya harus **menyerahkan** laporan ini besok pagi. (私はこの報告書を明日の朝提出しなければなりません。)
  • Dia **menyerahkan** kunci mobilnya kepada petugas parkir. (彼/彼女は駐車係に車の鍵を手渡した。)
  • Kami **menyerahkan** semua keputusan kepada Anda. (私たちは全ての決定をあなたに委ねます。)
    • ポイント💡: serah terima jabatan (職務の引き継ぎ) のように、公的な場面でもよく使われます。

4. menyumbang (ムニュンバン):「寄付する」「貢献する」🌍

menyumbang は、お金や品物を慈善団体や困っている人などに無償で「寄付する」という意味で使われます。また、アイデアや労力などを提供して何かに「貢献する」という意味合いもあります。社会的な活動や助け合いの文脈でよく登場する、温かい心を表す単語です。

例文:

  • Banyak orang **menyumbang** untuk korban bencana alam. (多くの人々が自然災害の被災者のために寄付をした。)
  • Dia **menyumbang** tenaga dan pikirannya untuk kesuksesan acara ini. (彼/彼女はこのイベントの成功のために労力と思考を貢献した。)

5. menghadiahkan (ムンハディアカン):「贈呈する」「プレゼントする」🎉

menghadiahkan は、hadiah(ハディア:プレゼント、賞品)という名詞から派生した動詞で、「(価値のあるものや記念品などを)贈呈する」「プレゼントする」という意味です。誕生日プレゼントやお祝いの品、賞などを正式に渡すような、少し特別でフォーマルなニュアンスがあります。

memberikan hadiah(プレゼントを与える)と言うこともできますが、menghadiahkan を使うと、より「心を込めて贈る」という行為が強調されます。

例文:

  • Sekolah **menghadiahkan** piala kepada siswa berprestasi. (学校は優秀な生徒にトロフィーを贈呈した。)
  • Dia **menghadiahkan** sebuah jam tangan mahal untuk ulang tahun istrinya. (彼は妻の誕生日に高価な腕時計をプレゼントした。)

「受け取る」「取る」仲間たち:対義語もマスターしよう!

与える」があれば、その反対の「受け取る」もありますね!「beri」の対義語もセットで覚えると、コミュニケーションの幅がぐっと広がりますよ。

1. menerima (ムヌリマ):「受け取る」📥

menerima は、「beri与える)」の最も直接的な対義語で、「受け取る」「受領する」という意味です。誰かから与えられたものを受け取る行為全般に使えます。プレゼント、情報、申し出、招待など、形のあるものだけでなく、目に見えないものを受け取る場合にも使います。

「ありがとう」の terima kasih は、直訳すると「受け取る (terima) 愛情 (kasih)」となり、感謝の気持ちを表しているのは有名な話ですね!

例文:

  • Saya sudah **menerima** email Anda. (あなたのメールを受け取りました。)
  • Dia sangat senang **menerima** hadiah itu. (彼/彼女はそのプレゼントを受け取ってとても喜んだ。)
  • Apakah Anda bisa **menerima** permintaan maaf saya? (私の謝罪を受け入れていただけますか?)

2. mengambil (ムンガンビル):「取る」「手に入れる」✋

mengambil は、自分の意思で何かを「取る」「手に入れる」という意味です。menerima が誰かから与えられたものを「受け取る」のに対し、mengambil はより能動的に、主体的に「取る」というニュアンスが強いのが特徴です。

例えば、テーブルの上にあるペンを自分で「取る」のは mengambil ですが、誰かからペンを「もらう」のは menerima になります。

例文:

  • Tolong **ambilkan** saya segelas air. (私に水を一杯取ってください。)
  • Dia **mengambil** buku dari rak. (彼/彼女は棚から本を取った。)
  • Saya akan **mengambil** cuti minggu depan. (私は来週休暇を取ります。)

beri」の関連語、たくさんありましたね!いかがでしたか?😊
最初は覚えるのが少し大変かもしれませんが、それぞれの単語の持つ細かなニュアンスを理解して、類義語対義語を上手に使い分けられるようになると、あなたのインドネシア語はもっと自然で表現豊かになりますよ。

焦らず、まずは例文を参考に、少しずつ実際の会話の中で使ってみてくださいね!

あなたの「beri」理解度は?ミニクイズに挑戦! 🇮🇩✨

ここまで「beri」のいろいろな意味使い方、派生語について見てきましたね。しっかり理解できたか、ちょっと腕試ししてみませんか?💪

ここでは、あなたの「beri」理解度をチェックするミニクイズをご用意しました!楽しみながら復習して、知識をアウトプットすることで記憶に定着させましょう。全問正解目指して、レッツチャレンジ!✨

問題1:意味の理解

彼が私にアドバイスを「くれた」ことをインドネシア語で表現したい。最も適切なのは?

(a) Saya diberi nasihat oleh dia.
(b) Dia memberi saya nasihat.
(c) Dia diberikan nasihat oleh saya.
(d) Nasihat berikan saya oleh dia.

正解と解説を確認する

正解: (b)

解説:

(a) Saya diberi nasihat oleh dia. は「私は彼によってアドバイスを与えられた」となり、受動態の表現です。問題文は「彼が私に~くれた」という能動態なので、視点が異なります。

(b) Dia memberi saya nasihat. は「彼が私にアドバイスを与えた(くれた)」という能動態の正しい表現です。memberi は「与える」という意味の動詞で、dia (彼) が主語、saya (私) が間接目的語(誰に)、nasihat (アドバイス) が直接目的語(何を)となります。まさにピッタリの表現ですね!

(c) Dia diberikan nasihat oleh saya. は「彼は私によってアドバイスを与えられた」となり、意味が逆転してしまっています。「与える人」と「与えられる人」が入れ替わっており、文法的にも不自然です。

(d) Nasihat berikan saya oleh dia. は、まず berikan が命令形や口語的な省略形であり、この文脈では不適切です。また、語順もインドネシア語の基本的な文型から外れており、意味が通じにくい表現です。memberi の主語は通常、行動の主体(この場合は「彼」)になります。


問題2:適切な形の選択

友人から「もらったプレゼント」について話したい。”Hadiah yang ___ oleh teman saya sangat bagus.” (私の友人によって与えられたプレゼントはとても良いです。) 空欄に最も適切なのは?

(a) memberi
(b) diberikan
(c) pemberi
(d) berikan

正解と解説を確認する

正解: (b)

解説:

(a) memberi は「与える」という能動態の動詞です。空欄の前には yang があり、これは関係代名詞のように後ろから名詞 Hadiah (プレゼント) を修飾する節を導きます。ここでは「与えられた」という受動の意味が必要なので不適切です。

(b) diberikan は「与えられた」という意味の受動態の動詞です。Hadiah yang diberikan oleh teman saya で「私の友人によって与えられたプレゼント」となり、文法的に正しく、意味も通じます。memberikan の受動態ですね。`diberi` でも「与えられた」という意味になりますが、後に続く `oleh teman saya` (友達によって) という行為者を伴う場合、対象をより明確にする `-kan` がついた `diberikan` の方が自然なことが多いです。

(c) pemberi は「与える人、提供者」という意味の名詞です。ここでは動詞の形が必要なので不適切です。「プレゼント与える人」では意味が繋がりません。

(d) berikan は「与えなさい」という命令形、もしくは memberikan の口語的な省略形です。この文脈では、過去に受け取ったプレゼントについて述べており、受動の意味が必要なため不適切です。


問題3:文脈に合った使い方の判断

上司が部下に指示を「出す(与える)」場面です。”Atasan itu ___ instruksi kepada bawahannya.” (その上司は部下に指示を与えます。) 空欄に最も適切なのは?

(a) diberi
(b) pemberi
(c) pemberian
(d) memberikan

正解と解説を確認する

正解: (d)

解説:

(a) diberi は「与えられる」という受動態の動詞です。この文では「上司が指示を出す」という能動態の内容なので不適切です。「上司が指示を与えられる」という意味になってしまいます。

(b) pemberi は「与える人、提供者」という意味の名詞です。動詞が入るべき箇所なので不適切です。

(c) pemberian は「贈り物、与えること」という意味の名詞です。これも動詞ではないため不適切です。

(d) memberikan は「与える、提供する」という意味の能動態の動詞で、memberi と同様に使えます。特に、指示 (instruksi) のような具体的な「モノ」だけでなく、情報や機会などを「与える」際にもよく使われます。Atasan itu memberikan instruksi kepada bawahannya. で「その上司は部下に指示を与える」となり、文法的にも意味的にも完璧です! memberi でも表現できますが (Atasan itu memberi instruksi kepada bawahannya.)、memberikan を使うと「何を」与えるのかがより明確に示されるニュアンスがあります。


いかがでしたか?全問正解できたあなたは、もう「beri」マスターかも!🎉
もし間違えてしまっても大丈夫。解説を読んで、しっかり復習すれば、きっと次は正解できますよ。

このクイズや記事全体を通して、「beri」の理解が深まったなら嬉しいです。
インドネシア語 学習は、こうやって少しずつアウトプットしていくことが上達のコツですからね!

まとめ:今日からあなたも「beri」マスター!「beri」を使いこなしてコミュニケーションを豊かに!

beri」の旅、お疲れ様でした!この記事を通して、インドネシア語の超重要動詞「beri」について、たくさんのことを学んでいただけたのではないでしょうか?「なんだか難しそう…」と思っていた「beri」も、少し身近に感じられるようになっていたら嬉しいです。

さあ、この記事で学んだ大切なポイントを総括して、「beri」マスターへの最後の仕上げをしましょう!

✨ 「beri」完全マスター!重要ポイントおさらい ✨

  • 「beri」の基本: コアな意味は「与える」「あげる」。これが全ての基本です!
  • 意味の広がり: 基本の意味から派生して、「知らせる (memberi tahu)」「機会を与える (memberi kesempatan)」など、文脈によって様々な意味応用できる万能選手!
  • 接辞の魔法: memberi (能動態: 与える), diberi (受動態: 与えられる), berikan (命令形: 与えなさい), pemberian (名詞: 贈り物)など、接辞がつくことで意味使い方が変化することもバッチリですね!
  • 自然な発音: 正しい発音とイントネーションを意識することで、あなたのインドネシア語はもっと自然になり、スムーズなコミュニケーションに繋がります。

beri」をマスターすると、あなたのインドネシア語学習は確実に次のステージへ進みます。表現の幅がぐっと広がり、これまで言えなかった細やかなニュアンスも伝えられるようになるでしょう。それは、まるで魔法の呪文を手に入れたみたいに、インドネシアの人々との会話がもっと楽しく、もっと深くなる体験に繋がるはずです!

「よし、もっと『beri』を使いこなせるようになりたい!」

そう思ったあなたへ、今後の学習ステップと心からの応援メッセージをお届けします。

💖 「beri」マスターへの道!今後の学習ステップと応援メッセージ 💖

  1. 声に出して、体に染み込ませる!:
    記事で紹介した例文たちを、何度も声に出して読んでみましょう。最初はゆっくりでも大丈夫。だんだんスムーズに言えるようになると、自信もアップしますよ!
  2. 「マイ例文」を作ってみよう!:
    「こんな時、私ならこう言うかな?」と想像しながら、「beri」を使ったあなただけのオリジナル例文を作ってみてください。日記に書いたり、独り言で呟いてみるのも効果的です。
  3. 実践あるのみ!会話で使ってみよう:
    インドネシア人の友人やオンラインレッスンの先生など、話す機会があれば積極的に「beri」を使ってみましょう!間違えても大丈夫。使ってみることで、「あ、こういう風に使うんだ!」という発見がたくさんあります。
  4. 楽しむことを忘れずに!:
    語学学習は時に根気が必要ですが、一番大切なのは「楽しむこと」。好きなインドネシアの歌の歌詞に出てくる「beri」を探してみたり、ドラマのセリフを真似てみたり…あなたの好きな方法で、「beri」と仲良くなっていってくださいね。

焦らず、あなたのペースで大丈夫。昨日より今日、今日より明日、少しずつでも「beri」に触れる時間を作れば、必ず自然に使いこなせる日がやってきます。私たちは、あなたが「beri」を自由自在に操り、インドネシア語でのコミュニケーションをもっと豊かにしていく未来を心から応援しています!

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beri」以外にも、インドネシア語 初心者の方から中級者の方まで役立つ、魅力的な言葉がたくさんあります。もっと深く学びたいあなたは、ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

この記事が、あなたのインドネシア語 学習の道のりを少しでも明るく照らす灯りとなれば、これ以上嬉しいことはありません。「beri」を使いこなして、インドネシアの人々との温かい心の繋がりを、もっともっと育んでいってくださいね。

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インドネシア語学習 おすすめ書籍・参考書・辞書・問題集

実際、インドネシア語の勉強を始めたいのですが、、
とりあえず独学で勉強する上で、、どの参考者がいいのかなあ……。

ジョグジャ先生

今回は、著者自身の経験をふまえ、この質問にお答えさせていただきたいと思います。
インドネシア語学習のおすすめ書籍・参考書・辞書を紹介!

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

最後に

ジョグジャ先生

最後まで読んでいただきありがとうございました!

こちらのブログでは、インドネシア関連のお役立ち情報をたくさん紹介しています!
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インドネシア語「beri」の意味・使い方・読み方・例文・クイズまで徹底解説

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