インドネシア語文法講座 | 動詞 -基語動詞-

【インドネシア語 文法講座】動詞 -基語動詞-

先生。。あのー。。
インドネシア語って、動詞がたくさんあるような感じがして難しく感じてしまいます。。
整理して覚えたいんですけど。。そもそもあまり分かっていなくて。。

Guru
Guru

分かりました。
動詞にも種類があるので、まずはそこからコツを掴んでいきましょう!

目次

動詞の種類(基語動詞・ber動詞・me動詞)

Guru
Guru

インドネシア語の動詞は大きく分けて3種類に分類することができます。

基語動詞接頭辞・接尾辞のつかない動詞(語幹のみ)主に(目的語を取らない)自動詞例: pergi(行く)
ber動詞ber + 動詞主に自動詞例: berasal(出身である)
me動詞me + 動詞主に他動詞例: mencari(探す)
インドネシア語の動詞の分類

自動詞とは、自分「自ら」のみで完結する動作などを表します。
他動詞とは、「他の」対象に対して影響が及ぶ動作などを表します。

基語動詞

以下は、基語動詞の一部です。

インドネシア語和訳英訳
pergi行くgo
hidup生きるlive
datang来るcome
mati死ぬDeath
makan食べるEat
maju前へ進むMoving Forward
minum飲むdrink
mundur後退する,バックする,退く,引退する,辞任するback off
masuk入るenter
lupa忘れるforget
keluar出るexit
ingat覚えている、記憶remember
bangun起きるwake up
tinggal住むlive
tidur寝るsleep
pindahうつる,引っ越す,乗り換えるmove
pulang帰るgo home
lewat~を通して, 過ぎた~Through, past
kembali戻るreturn
sampai着く、〜までarrive, until
tiba到着するarrive
naik乗る、上がるget on, rise
mampir立ち寄るstop by
turun降りるgetting off
tumbuh生える、成長するgrow
jatuh落ちる、下落する, 倒れるfall
kawin結婚,結婚する,動植物の交尾・交配marry
duduk座るsit
mandi浴びるtake a shower
一般的な基語動詞

動詞の否定文

Guru
Guru

名詞文の否定には”bukan”を使いましたね。

動詞の否定には、”tidak”あるいは”belum“を用います。

tidak + 動詞 : ~しない

belum + 動詞 : まだ~していない

Guru
Guru

“tidak”と”belum”の使い分けは日本人はよく間違えてしまうケースが多いので注意しましょう。

tidak: 現在の否定、且つ、将来にも肯定になる可能性がない(低い)場合

tidak を使った否定文は、習慣や一般的真理、歴史的事実など、現在の否定が将来にも肯定になる可能性のないものや、可能性のあっても低い場合に用いられる。

例文:Di kamar ini tidak ada telepon
この部屋には電話がありません。

例文:Pemeluk agama Islam tidak makan daging babi
イスラム教徒は、豚肉を食べません。

belum: 現在の否定、将来は肯定になる可能性がある場合

belum を使った否定文は、現在は否定だが、将来は肯定の可能性のある場合に用いられる

例文: Saya belum kawain
私はまだ結婚していません(独身です)

例文: Saya tidak kawin
私は結婚しません。(独身主義者です)

Guru
Guru

このように”Tidak”と”Belum”では、大きく与える印象が異なる場合がありますので注意しましょう。

おまけ

Guru
Guru

kamu sudah makan siang
(訳: 昼食はすでに食べましたか?)

saya tidak makan.
(訳: 私は昼食を食べません)

Guru
Guru

あー、、
なので、こういう場合は”tidak”と”belum”の使い分けに注意しなければいけません。

インドネシア人は、sudah makan?(もう食べた?)は挨拶代わり、且つ、ご飯の誘い文句に使います。
ですが、tidakを使って返答してしまうと、ご飯を食べない人なんだと思われて、その後の会話が続かなくなってしまいます。
belum makanと答えることで、では一緒にごはんどうですか?や何を食べるつもりですか?などの会話につながるので、この場合は、基本的には”belum”を使いましょう!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ジョグジャカルタ在住の日本人です。
当ブログでは、インドネシア語学習、ジョグジャカルタ観光、現地生活のあれこれ等々、幅広く取り扱っています。

目次