
インドネシア語の勉強を始めたばかりのあなたへ。テキストや会話でよく目にする「belajar(ブラジャール)」という単語、どういう意味で、どう使えばいいか気になりますよね?🤔






「belajar」ってどんな意味?基本をしっかり押さえよう!
「belajar」の基本的な意味は「学ぶ」「勉強する」
「belajar」のいちばん基本的な意味は、日本語の「学ぶ」や「勉強する」です。とってもシンプルですよね!
例えば、
- Saya belajar bahasa Indonesia. (私はインドネシア語を勉強します/学びます。)
- Anak-anak sedang belajar di sekolah. (子供たちは学校で勉強しています/学んでいます。)
このように、学校で教科を勉強したり、新しい言語を学んだり、何か新しい知識やスキルを身につけようとする行為全般を指すことができる、とっても便利な言葉なんです。



辞書などを見ても、「学ぶ」「勉強する」「学習する」といった訳語が最初に出てくることからも、これが「belajar」の核となる意味だと分かりますね。
日本語の「学ぶ」と「勉強する」どっちに近い?
さて、日本語では「勉強する」と「学ぶ」って、少しニュアンスが違いますよね。
- 「勉強する」:どちらかというと、机に向かって教科書を読んだり、単語を覚えたりするような、知識を習得するための努力や行為を指すことが多いですよね。試験勉強などがイメージしやすいかもしれません。
- 「学ぶ」:知識の習得だけでなく、経験を通して何かを身につけたり、教訓を得たりするような、より広い意味合いで使われます。「人生から学ぶ」「失敗から学ぶ」なんて言い方もしますね。
では、インドネシア語の「belajar」はどちらのニュアンスに近いのでしょうか?
一般的には、学校の科目や語学など、知識を習得するという意味での「勉強する」として使われることが多いです。なので、インドネシア語の学習を始めたばかりの皆さんが「インドネシア語を勉強するぞ!」という時は、まさに「Saya mau belajar bahasa Indonesia!」でバッチリです。
でも、それだけじゃなく、「経験から学ぶ」といった少し広い意味でも「belajar」を使うことができるんですよ。
例えば、
- Saya belajar banyak dari pengalaman ini. (私はこの経験から多くを学びました。)



このように、「belajar」は日本語の「勉強する」という具体的な行為も、「学ぶ」という広範囲な習得のプロセスも表現できる、柔軟性のある単語だと覚えておくと良いでしょう。インドネシア語で学ぶこと、勉強すること全般を表せる便利な単語です。
英語で言うと「study」?それとも「learn」?
英語が得意な方なら、「study」と「learn」の違いを思い浮かべると、「belajar」のニュアンスがさらに掴みやすいかもしれません。
- study: 知識や情報を得るために努力して学ぶ、研究する、といったニュアンスが強いですよね。日本語の「勉強する」に近いです。
- learn: 経験や指導、情報などから新しい知識やスキルを身につける、結果として習得する、といったニュアンスです。日本語の「学ぶ」や「習得する」に近いですね。
文脈によって、「机に向かって一生懸命勉強する(study)」という意味合いが強くなったり、「新しいことを知る、できるようになる(learn)」という意味合いが強くなったりしますが、どちらの状況でも「belajar」が使えるので、とっても便利なんです!
ですので、「インドネシア語を学ぶ」のも「インドネシア語を勉強する」のも、英語で言えば「study Indonesian」も「learn Indonesian」も、インドネシア語では「belajar bahasa Indonesia」で表現できる、と覚えておけば大丈夫ですよ。
これで「belajar」の基本的な意味とニュアンスはバッチリですね!この土台をしっかり固めて、次のステップに進みましょう。
これで通じる!「belajar」の正しい発音とイントネーション
発音記号は? ローマ字読みでOK!
インドネシア語の素敵なところの一つは、基本的にローマ字をそのまま読めばOKなところが多い点です。そのため、「belajar」にも特別なインドネシア語 発音記号は通常使われません。
大切なのは、アルファベット一つ一つの音を丁寧に、そしてインドネシア語らしく発音することなんです。
「belajar」を音節ごとに分解すると「be・la・jar」の3つに分けられます。それぞれの音を詳しく見ていきましょう。
カタカナでの読み方:ネイティブに近づけるコツ!
よりネイティブに近いbelajar 読み方をカタカナで表現すると、「ブ・ラ・ジャール」となります。



でも、ただカタカナを読むだけでは、ちょっともったいない!ネイティブのような響きに近づけるためのポイントを、一緒にチェックしていきましょう♪
- be (ブ):唇を軽く閉じて「ブッ」と短く発音します。日本語の「べ」のように母音「エ」をはっきり言わないのがコツ。イメージとしては、「ブ」と「ベ」の間のような、軽く「ゥ」を意識するくらいで「ブ」と言うと、ぐっとインドネシア語らしくなりますよ。
- la (ラ):ここが日本人にとって最初の関門かもしれません! Lの発音です。舌先を上の歯の裏側(歯茎に近い部分)にしっかりとつけて、「ラ」と発音します。日本語の「ら」行とは違い、舌先がどこにも触れない曖昧な音にならないよう、クリアな音を意識してくださいね。
- jar (ジャール):さあ、来ました!ここが一番の頑張りどころ、「jar」の発音です!
- j (ジ):英語の “jam”(ジャム)や “juice”(ジュース)の最初の音と同じ「ジ」です。日本語の「ぢゃ」や「じゃ」よりも、少し歯切れ良く、唇を少し突き出すようにして「ジ」と発音するイメージです。
- a (ア):口を自然に、少し大きめに開けて「ア」と明るく発音します。
- r (ル/ー):これぞインドネシア語のRの発音! いわゆる「巻き舌」の音です。舌先を上の歯茎の少し奥あたりで軽く振動させるようにして「ル」と発音します。日本語の「らりるれろ」のように舌先をどこにもつけないのではなく、舌を軽く巻いて、息で震わせるイメージです。最初は「ルルル…」と練習してみるのも良いかもしれません。最後は軽く「ル」と響かせるか、伸ばして「ージャー」のように聞こえます。
日本人学習者が特に注意したいポイント! LとRの区別、「jar」のRの音
私たち日本人学習者が「belajar」の発音で特に間違えやすいのは、やはり LとRの明確な区別、そして 「jar」の巻き舌のRの音 です。
- 「la」のLの音をしっかり!:舌先を上の歯茎につけることを、大げさなくらい意識しましょう。これが曖昧だと、Rの音に間違えられたり、幼い印象の日本語っぽい「ら」に聞こえてしまったりします。
- 「jar」のRの音に挑戦!:日本語にはない「巻き舌のR」なので、最初は難しくて当たり前!でも、諦めずに何度もトライしてみてください。鏡を見ながら舌の動きを確認したり、ネイティブスピーカーの口元をよく観察したりするのも効果的ですよ。このRの音が綺麗に出せると、ぐっとインドネシア語らしくなります!
アクセントの位置と特徴:「ブ・ラ・ジャール」はどこを強く読む?
「インドネシア語 アクセントってどうなってるの?」と気になりますよね。
インドネシア語のアクセントは、英語のように単語ごとに特定の音節を強く読むというよりは、比較的平坦に発音されることが多いのが特徴です。
「belajar」の場合も、特にどこか一音を極端に強く読む必要はありません。「ブ・ラ・ジャール」と、それぞれの音節を同じくらいの強さで、流れるように発音するのが自然です。
ただし、あえて意識するとしたら、真ん中の**「la」の母音「a」と、最後の「jar」の母音「a」が、ほんの少しだけ長めに、そしてややはっきりと発音される傾向**があります。「ブ・ラー・ジャール」というイメージですが、あまり強調しすぎると不自然になってしまうので、あくまで自然な流れの中で、気持ち長めに言う程度に留めておくのがポイントです。
地域による発音のわずかな違い:基本は標準語でOK!
インドネシアはたくさんの島からなる広い国なので、地域によって言葉に訛りがあったり、発音にわずかな違いが見られたりすることもあります。例えば、ジャワ島の一部では「r」の巻き舌がより強く発音されたり、逆にほとんど巻かない地域もあったりするようです。
でも、心配はいりません!「belajar」のような日常的によく使われる基本的な単語は、一般的には標準的な発音(このセクションで解説しているような発音)で、インドネシア全国どこでもちゃんと通じます。
まずは、基本となる正しいbelajar 発音をしっかり身につけることが何よりも大切です。



「belajar」の発音、いかがでしたか? 最初はLやRの音の違いに戸惑うかもしれませんが、ポイントを押さえて何度も声に出して練習すれば、必ずあなたの口も慣れてきて、ネイティブのような自然な発音ができるようになります。



特にLとRの音は、インドネシア語の他の単語でもたくさん出てきますし、他の言語を学ぶ上でも大切なポイントになることが多いんです。だから、この「belajar」でしっかりマスターしておくと、これからのインドネシア語学習が、ぐーんとスムーズで楽しくなりますよ!
自信を持って「Saya mau belajar bahasa Indonesia dengan baik!(私はインドネシア語を上手に勉強したいです!)」と言える日を目指して、一緒に楽しみながら頑張りましょうね!いつでも応援しています!
文法のキホン:「belajar」の品詞と変化をマスター!
「belajar」の品詞は? – あなたの学びを支える「動詞」さん
まず基本中の基本!「belajar」は、主に「学ぶ」「勉強する」という意味で使われる動詞です。私たちが何か新しいことを身につけようとするときに、とっても頼りになる言葉ですね。
例えば、こんな風に使います。
- Saya belajar bahasa Indonesia setiap hari. (私は毎日インドネシア語を勉強します。)
- Dia suka belajar memasak. (彼女は料理を学ぶのが好きです。)
このように、何かを「学ぶ」という行動を表すときに「belajar」が登場します。これが「belajar 品詞」としての基本的な役割です。
「belajar」の成り立ち:語幹「ajar」と魔法の接頭辞「ber-」
さて、この「belajar」という単語、実は分解できるって知っていましたか?
「belajar」の心臓部とも言えるのが、「ajar」という語幹(ごかん:単語の基本的な意味を持つ中心部分のこと)です。「ajar」自体には「教え」や「指導」といった意味合いがあります。
そして、この「ajar」に魔法の接頭辞(せっとうじ:単語の頭にくっつく要素)である「ber-」がつくと、「belajar」というおなじみの形に大変身!


「ber-」ってどんな魔法?
この接頭辞「ber-」は、インドネシア語の動詞を作る際によく登場します。「ber-」が語幹につくと、主に次のようなニュアンスが加わります。
- 能動的な行為を表す:「~する」
「belajar」の場合、「(自ら進んで)学ぶ」という積極的な行動を示します。 - 状態を表す:「~の状態である」「~を持っている」
(例:berdiri = 立っている、berguna = 役に立つ)
つまり、「belajar 語幹」である「ajar」に「ber-」がくっつくことで、「教えを受ける、自ら学ぶ」という能動的な意味の動詞「belajar」が生まれるんですね!


「ajar」から広がる言葉たち:仲間を覚えればもっと楽しい!
「ajar」という語幹は、とっても社交的!「ber-」だけでなく、色々な接頭辞や接尾辞(せつびじ:単語の後ろにくっつく要素)とくっついて、様々な意味の言葉に変化します。これを「派生語(はせいご)」と言います。
「belajar」の仲間たちを知っておくと、語彙力がグンとアップしますよ。ここでは代表的な派生語を表で見てみましょう!
派生語 | 品詞 | 意味 | 構成 | 覚え方のヒント |
---|---|---|---|---|
ajar | – | (語幹)教え、指導 | – | 全ての基本! |
belajar | 動詞 | 学ぶ、勉強する | ber- + ajar | 「ber-」がついて「自ら学ぶ」 |
pelajar | 名詞 | 学生、学習者 | pe- + ajar | 「pe-」は「~する人」を表すことが多い。「学ぶ人」 |
pelajaran | 名詞 | 学習、レッスン、学科、教訓 | pe- + ajar + -an | 「-an」は「~されたもの・こと」。「学ばれるもの」 |
mengajar | 動詞 | 教える、指導する | meN- ※1 + ajar | 「meN-」は「~する(他動詞)」。「教える行為」 |
pengajar | 名詞 | 教師、教える人 | peN- ※2 + ajar | 「peN-」も「~する人」。「教える人」 |
ajaran | 名詞 | 教え、教義、学説 | ajar + -an | 「教えられた内容」 |
※1 meN-
は、続く語幹の頭文字によって meng-
, men-
, meny-
, mem-
などに変化します。「ajar」の場合は mengajar
となります。
※2 peN-
も同様に、続く語幹の頭文字によって peng-
, pen-
, peny-
, pem-
などに変化します。「ajar」の場合は pengajar
となります。



この表を見ると、「ajar」という一つの語幹から、たくさんの言葉が生まれているのが分かりますね!特に「pelajar(学生)」や「pelajaran(学習、レッスン)」は、「belajar」と一緒に覚えておきたい大切な名詞です。
超重要!「学ぶ(belajar)」と「教える(mengajar)」の違い
インドネシア語を勉強していると、「あれ?どっちがどっちだっけ?」と混乱しやすいのが、「belajar(学ぶ)」と「mengajar(教える)」の使い分け。でも大丈夫!この二つの単語は、実は同じ「ajar」という語幹から生まれている兄弟みたいなものなんです。ポイントを押さえれば、もう迷いませんよ!
- belajar (学ぶ)
- 接頭辞「ber-」がついて、「自分自身が学ぶ」という学習者側の視点です。
- 主人公は「学ぶ人」。
- 例:Saya belajar bahasa Indonesia. (私はインドネシア語を学びます。)
- 例:Anak-anak sedang belajar di kamar. (子供たちは部屋で勉強しています。)
- mengajar (教える)
- 接頭辞「meN-」がついて、「誰かに何かを教える」という指導者側の視点です。
- 主人公は「教える人」。
- 「meN-」は、多くの場合、目的語(~を、~に)をとる他動詞を作ります。
- 例:Guru mengajar matematika. (先生は数学を教えています。)
- 例:Dia mengajar saya cara membuat kue. (彼は私にケーキの作り方を教えてくれました。)



どうでしょう?「belajar」は「学ぶ」アクション、「mengajar」は「教える」アクション。主語が誰なのか、何をしているのかを意識すると、スッキリ区別できますね!「学ぶのは私 (belajar)」「教えるのは先生 (mengajar)」とイメージするのも、覚えやすくておすすめです♪
これで「belajar」の文法的な側面はバッチリですね!語幹「ajar」から広がる言葉の世界、いかがでしたか?「belajar 品詞」は動詞、「belajar 語幹」は「ajar」、そして「ber-」がついて「学ぶ」になり、「pelajar(学生)」や「pelajaran(レッスン)」、「mengajar(教える)」といった仲間たちがいること、しっかり覚えておきましょう。
一つ一つの単語の成り立ちを知ると、インドネシア語がもっと身近に感じられるはず。この知識を武器に、これからも楽しくインドネシア語を学んでいきましょうね!
イメージで掴む「belajar」の世界
「belajar」が持つ、キラキラした学びのイメージ✨



「belajar」という言葉を聞いて、どんなイメージが浮かびますか?
もちろん、机に向かって教科書を読んだり、ノートに単語を書き出したりする、いわゆる「勉強」のシーンも「belajar」です。でも、インドネシア語の「belajar」が持つ世界は、それだけじゃないんです。
もっと言うと、「belajar」は、新しいことを知るワクワク感や、できなかったことができるようになる達成感、そして自分の可能性が広がっていくようなキラキラした感覚を伴う、とってもポジティブな言葉なんですよ。
それはまるで、
- 知的好奇心に導かれて、夢中で本を読む時間
- 新しい知識やスキルを自分のものにしていく、確かな手応え
- 分からなかったことが「わかった!」瞬間の、パッと頭の中に電球が灯るようなひらめき
こんなイメージです。
インドネシア語 学習をしているあなたは、まさにこの「belajar」の真っ最中! 新しい単語を一つ覚えるたび、新しいフレーズを口にできるたび、あなたの世界は確実に広がっています。その一つ一つのステップが、まさに「belajar」の美しい瞬間なんです。
「belajar」の仲間たち:一緒に覚えたい関連語
似た意味を持つ言葉:類義語
「belajar」と似た意味を持つ言葉として、ぜひ覚えておきたいのが「mempelajari(ムンプラジャリ)」です。
mempelajari (~を学ぶ、研究する)
「mempelajari」も「学ぶ」という意味では「belajar」と同じですが、少しニュアンスが異なります。「belajar」が一般的な「勉強する、学ぶ」という意味合いなのに対し、「mempelajari」は、特定の対象について、より深く、専門的に学ぶ、研究するといったニュアンスが強いんです。
- belajar: 幅広く「学ぶ」
- 例:Saya belajar bahasa Indonesia setiap hari.
(私は毎日インドネシア語を勉強しています。)
- 例:Saya belajar bahasa Indonesia setiap hari.
- mempelajari: 特定のものを深く「学ぶ、研究する」
- 例:Dia ingin mempelajari sejarah dan budaya Bali.
(彼はバリの歴史と文化を深く学びたいと思っています。)
この例文だと、ただバリについて知るだけでなく、歴史や文化といった特定の分野を掘り下げて研究したい、という気持ちが伝わってきますね。
- 例:Dia ingin mempelajari sejarah dan budaya Bali.
このように、「mempelajari」を使うと、何かに真剣に取り組んで、専門知識を深めようとしている様子をより具体的に表現できますよ。あなたの学びが深まってきたら、ぜひ使ってみてくださいね!「belajar 類義語」として押さえておきましょう。
反対の意味を持つ言葉:対義語
言葉を覚えるとき、反対の意味を持つ言葉も一緒に覚えると、記憶に残りやすくなることがありますよね。「学ぶ」の反対と言えば、なんでしょう…?
そう、「教える」ですね!
mengajar (教える)
「belajar(学ぶ)」の直接的な対義語として最も代表的なのが、「mengajar(メンガジャール)」です。これは「教える」という意味の動詞です。
(前のセクション「文法のキホン」でも触れましたが、ここで改めて対義語としてしっかりインプットしちゃいましょう!)
- belajar: 学ぶ
- 例:Murid-murid sedang belajar matematika.
(生徒たちは数学を勉強しています。)
- 例:Murid-murid sedang belajar matematika.
- mengajar: 教える
- 例:Ibu guru itu mengajar bahasa Inggris dengan sabar.
(その女の先生は忍耐強く英語を教えています。)
- 例:Ibu guru itu mengajar bahasa Inggris dengan sabar.
「belajar 対義語」として「mengajar」をセットで覚えておくと、会話の幅がぐっと広がりますね。これらはインドネシア語 単語の中でも特に関連が深いペアです。
【ちょっと寄り道】文脈によっては対比になる言葉
直接的な「対義語」というわけではありませんが、文脈によっては「belajar(学ぶ、努力する)」と対比的に使われる言葉もあります。
例えば、「bermain(ブルマイン)」は「遊ぶ」という意味です。
「勉強する時間」と「遊ぶ時間」のように、行動を対比させたいときに使うことができます。
- 例:Setelah belajar dengan serius, anak-anak pergi bermain di taman.
(真剣に勉強した後、子供たちは公園へ遊びに行きました。)
これは「学ぶ」の反対が「遊ぶ」というわけではなく、あくまで活動内容の対比ですね。「mengajar」が「学ぶ」という行為の直接的な反対であるのに対し、「bermain」は状況によって対比的に使われることがある、と覚えておくと良いでしょう。



いかがでしたか?今回は「belajar」の仲間たちとして、類義語の「mempelajari」と対義語の「mengajar」、そして文脈で対比される「bermain」をご紹介しました。
これらの言葉のニュアンスの違いを理解して使い分けることで、あなたのインドネシア語はより自然で、表現豊かなものになりますよ。一つの単語から世界を広げていくのは、語学学習の醍醐味の一つですよね。
「belajar」を自然に使いこなす!よく使われるフレーズ集(コロケーション)
📖 「何を」学ぶ? 〜 目的語との組み合わせ 〜
まずは、「何を」学ぶのかを具体的に示すフレーズです。語学学習はもちろん、インドネシアならではの文化に触れる際にも役立ちますよ。
belajar bahasa Indonesia
(インドネシア語を勉強する)belajar bahasa Jepang
(日本語を勉強する)belajar tata bahasa
(文法を勉強する)belajar kosakata baru
(新しい語彙を学ぶ)belajar percakapan
(会話を勉強する)belajar sejarah
(歴史を学ぶ)belajar budaya Indonesia
(インドネシア文化を学ぶ)belajar menari
(踊りを習う)belajar memasak masakan Indonesia
(インドネシア料理を習う)belajar musik
(音楽を習う)
✍️ 「どのように」学ぶ? 〜 様子を表す言葉との組み合わせ 〜
次は、どんな風に学ぶのか、その様子や方法を表すフレーズです。あなたの学習スタイルに合わせて使ってみてくださいね。
belajar dengan giat
(熱心に勉強する)belajar dengan tekun
(勤勉に勉強する/こつこつと勉強する)belajar dengan rajin
(真面目に勉強する)belajar sendiri
(独学する/ひとりで勉強する)belajar bersama teman
(友達と一緒に勉強する)belajar secara online
(オンラインで勉強する)belajar sedikit demi sedikit
(少しずつ勉強する)belajar melalui internet
(インターネットを通じて学ぶ)
🏫 「どこで」学ぶ? 〜 場所を表す言葉との組み合わせ 〜
どこで学ぶかによっても、使う言葉が変わってきます。よく使われる場所のフレーズをチェックしましょう。
belajar di sekolah
(学校で勉強する)belajar di rumah
(家で勉強する)belajar di universitas
(大学で勉強する)belajar di kursus bahasa
(語学コースで勉強する/語学学校で学ぶ)belajar di perpustakaan
(図書館で勉強する)
💡 「何から」学ぶ? 〜 情報源や経験との組み合わせ 〜
経験や本など、「何から」学ぶかを示す表現も覚えておくと便利ですよ。
belajar dari pengalaman
(経験から学ぶ)belajar dari kesalahan
(間違いから学ぶ)belajar dari buku
(本から学ぶ)belajar dari guru
(先生から学ぶ)
🌟 その他:知っておくと便利な belajar
フレーズ
最後に、会話の様々な場面で役立つ、belajar
を使った便利なフレーズをご紹介します。
Saya ingin belajar bahasa Indonesia.
(私はインドネシア語を学びたいです。)Kapan kamu mulai belajar bahasa Indonesia?
(いつインドネシア語の勉強を始めましたか?)Saya harus belajar lebih giat lagi.
(私はもっと熱心に勉強しなければなりません。)Cara belajar yang efektif itu bagaimana ya?
(効果的な勉強方法ってどんな感じかな?)Saya suka belajar hal baru.
(私は新しいことを学ぶのが好きです。)



いかがでしたか?😊
ここで紹介した belajar
のコロケーションやフレーズは、ほんの一例です。でも、これらを覚えるだけでも、あなたのインドネシア語の表現力は格段にアップするはず!
大切なのは、恥ずかしがらずに実際に使ってみること。最初は少し間違えても大丈夫!インドネシアの人々はきっと温かく受け止めてくれますよ。belajar
を使ったインドネシア語のコミュニケーションを、もっともっと楽しんでくださいね!
例文で実践!「belajar」を会話で使ってみよう
基本の形からスタート!「主語 + belajar + 目的語」
まずは belajar
のいちばん基本的な使い方から見ていきましょう。
とってもシンプルで、「主語 + belajar
+ 目的語(何を学ぶか)」の形で表現できます。
日本語の「私は 〇〇を 勉強します」とほとんど同じ感覚で使えるので、難しく考えずにチャレンジしてみてくださいね♪
例文1:Saya belajar bahasa Indonesia.
(私はインドネシア語を勉強します。)
- ポイント:
Saya
(私)が主語、belajar
(学ぶ)が動詞、そしてbahasa Indonesia
(インドネシア語)が目的語(学ぶ対象)です。基本のbelajar
の使い方、簡単ですね!
例文2:Teman saya belajar memasak rendang setiap akhir pekan.
(私の友達は毎週末、ルンダン(牛肉などの煮込み料理)の作り方を学んでいます。)
- ポイント:
Teman saya
(私の友達)が主語ですね。memasak
は「料理する」という意味の動詞で、ここでは「ルンダンを料理すること」を学んでいる、というニュアンスです。setiap akhir pekan
は「毎週末」という意味。インドネシア料理に挑戦するのも楽しそうですね! - 単語メモ:
teman
: 友達memasak
: 料理するrendang
: ルンダン(インドネシアの代表的な肉料理)setiap
: 毎~akhir pekan
: 週末
もっと詳しく伝えたい!「agar」や「supaya」で目的をプラス
「何のために学ぶのか」という目的を伝えられると、会話がもっと豊かになりますよね。
そんな時に役立つのが、目的を表す接続詞 agar
(アガル)や supaya
(スパヤ)です。
どちらも「~するために」という意味で、文と文をつなぎます。belajar 文法の応用として覚えておくと便利です。
agar
の方が少しフォーマルな響きがありますが、日常会話ではどちらもよく使われますよ。
「なぜ belajar
するのか」を具体的に伝えてみましょう!
例文3:Saya belajar bahasa Indonesia agar bisa menikmati film Indonesia favorit saya tanpa subtitle.
(私のお気に入りのインドネシア映画を字幕なしで楽しめるように、インドネシア語を勉強しています。)
- ポイント: 「インドネシア語を勉強します」という文に、
agar
(~するために)を使って「インドネシア映画を字幕なしで楽しめる」という目的を加えています。 - 構文: [文1]
agar
[文2(目的)] - 単語メモ:
bisa
: できるmenikmati
: 楽しむfilm favorit saya
: 私のお気に入りの映画tanpa subtitle
: 字幕なしで
例文4:Rini sedang belajar merangkai bunga supaya bisa memberi hadiah spesial untuk ibunya.
(リニさんはお母さんに特別なプレゼントを贈れるように、フラワーアレンジメントを習っています。)
- ポイント: こちらは
supaya
を使った例文です。agar
と同じように使えますね。手作りのプレゼントって、心がこもっていて素敵ですよね💖 - 単語メモ:
sedang ~
: ~しているところmerangkai bunga
: フラワーアレンジメントをするmemberi hadiah spesial
: 特別なプレゼントを贈るuntuk ibunya
: 彼女のお母さんのために
日常会話で使ってみよう!リアルなインドネシア語のやり取り
さあ、実際にインドネシアの人たちがどんな風に belajar
を使っているのか、インドネシア語 会話のワンシーンを覗いてみましょう!
AさんとBさんの会話形式でご紹介しますね。自然な雰囲気を感じてみてください。
会話例1:最近ハマっていること💅
A: Kamu lagi sibuk belajar apa akhir-akhir ini?
(最近、何を勉強するのに忙しいの?)
B: Aku lagi belajar nail art sendiri di rumah! Pengen bisa bikin desain kuku yang lucu-lucu.
(家でセルフネイルアートを勉強してるところ!可愛いネイルデザインができるようになりたいんだ。)
- ミニ解説:
lagi sibuk ~
: ~するのに忙しいakhir-akhir ini
: 最近sendiri
: 一人で、自分でPengen
:ingin
(~したい)のくだけた言い方。bikin
:membuat
(作る)のくだけた言い方。desain kuku yang lucu-lucu
: 可愛いネイルデザイン
会話例2:スキルアップしたいこと☕
A: Dengar-dengar kamu mau belajar jadi barista, ya?
(バリスタになる勉強を始めるって聞いたけど、本当?)
B: Iya, benar! Saya ingin belajar membuat kopi yang enak dan latte art yang cantik.
(うん、そうだよ!美味しいコーヒーの淹れ方と、綺麗なラテアートを学びたいの。)
- ミニ解説:
Dengar-dengar
: 聞くところによると~mau ~
: ~するつもりだ、~したいjadi barista
: バリスタになるmembuat kopi yang enak
: 美味しいコーヒーを淹れるlatte art yang cantik
: 綺麗なラテアート
もっと知りたい!「belajar」を使ったいろいろな表現
基本的な belajar
の使い方や会話での使われ方がわかってきたところで、さらに表現のバリエーションを増やしてみましょう!belajar
は本当に色々な場面で活躍する便利な単語なんですよ。
例文5:Kita harus terus belajar hal baru setiap hari.
(私たちは毎日新しいことを学び続けなければなりません。)
- ポイント:
harus
(~しなければならない)とterus
(続ける)で、「学び続けなければならない」という継続的な努力を表しています。
例文6:Anak saya suka belajar bahasa Inggris sambil menonton kartun.
(私の子供はアニメを見ながら英語を学ぶのが好きです。)
- ポイント:
sambil
(~しながら)を使うと、「何かをしながら学ぶ」という状況を表現できます。
例文7:Menurut saya, penting untuk belajar dari pengalaman.
(私の考えでは、経験から学ぶことは大切です。)
- ポイント:
Menurut saya
(私の考えでは)という前置きで、自分の意見として述べています。



いかがでしたか? belajar
を使ったたくさんの例文を見てきました。
思ったよりも簡単に使えそう!と感じていただけたら嬉しいです😊
「インドネシア語でこんなことが言いたいな」「こんな時、belajar
をどう使えばいいんだろう?」と思ったら、ぜひこのセクションを参考にしてみてくださいね。
理解度チェック!「belajar」ミニクイズ 📝✨
問題1: 「belajar」の主な意味として最も適切なものはどれですか?
a) 教える
b) 学ぶ
c) 聞く
d) 書く
正解と解説を確認する
正解: b) 学ぶ
解説:
バッチリ正解です!🎉 「belajar」はインドネシア語で「学ぶ」または「勉強する」という意味の動詞です。何か新しい知識やスキルを身につけるときに使います。
他の選択肢も見てみましょう。
- a) 「教える」はインドネシア語で mengajar(メンガジャール) と言います。
- c) 「聞く」は mendengar(メンデナール) です。
- d) 「書く」は menulis(メヌリス) です。
「belajar」の基本的な意味、しっかり押さえられましたね!素晴らしいです✨
問題2: 「Saya mau ___ bahasa Indonesia lebih rajin lagi.」(私はもっと熱心にインドネシア語を勉強したいです)の空欄に入る最も適切な単語はどれですか?
a) mengajar
b) pelajar
c) belajar
d) pelajaran
正解と解説を確認する
正解: c) belajar
解説:
大正解です!さすがですね!👏 この文では「勉強したい」という意志を表す動詞が必要なので、「belajar」がぴったりです。「Saya mau belajar ~」で「私は~を勉強したい」という定番フレーズになります。
他の選択肢がなぜ違うのかも確認しておきましょう。
- a) 「mengajar」は「教える」という意味の動詞です。
- b) 「pelajar(プラジャール)」は名詞で「学生、生徒」という意味です。
- d) 「pelajaran(プラジャラン)」も名詞で、「学習、レッスン、学科」といった意味です。
動詞と名詞の使い分け、しっかり理解できていますね!この調子です💖
問題3: 「belajar」の関連語に関する説明として、間違っているものはどれですか?
a) 「pelajar」は「学ぶ人」、つまり「学生」を意味する。
b) 「mempelajari」は「belajar」よりもっと深く、研究するように「学ぶ」ニュアンスがある。
c) 「mengajar」は「belajar」の類義語で、「学習する」という意味合いも持つ。
d) 「tempat belajar」は「学ぶ場所」、つまり「学校」や「学習塾」などを指す。
正解と解説を確認する
正解: c) 「mengajar」は「belajar」の類義語で、「学習する」という意味合いも持つ。
解説:
やりましたね!正解です!💯 「mengajar」は「教える」という意味で、「belajar(学ぶ)」の対義語にあたります。なので、c) の説明は間違いです。
他の選択肢は正しい説明ですよ。
- a) 「pelajar」は「belajar(学ぶ)」から派生し、「学生」や「生徒」を指します。
- b) 「mempelajari」は「belajar」より専門的で深い学習のニュアンスがあります。
- d) 「tempat belajar」で「学ぶための場所」、つまり学校や塾などを指すことができます。
関連語までしっかり理解できていて、本当に素晴らしいです!これで「belajar」についてはバッチリですね!✨
クイズは以上です!全問正解できましたか?もし間違えてしまっても大丈夫!この解説を読んで「なるほど!」と思っていただけたら、それも立派な「belajar」ですよ😉
このインドネシア語 単語 テストで、さらに理解が深まったことを願っています。
まとめ:さあ、「belajar」を使ってインドネシア語の世界を広げよう!
ここまで、インドネシア語の重要単語「belajar」について、その意味、発音(読み方)、文法(品詞、語幹、派生語)、使い方(コロケーションやフレーズ)、リアルな例文、そして理解度を試すクイズまで、徹底的に掘り下げてきました。
「belajar」は単に「勉強する」だけでなく、新しいことを学ぶ楽しさや成長する喜びが詰まった、とってもポジティブな言葉だということが伝わったら嬉しいです。
この記事で学んだことを活かして、これからもインドネシア語の「belajar」を心から楽しんでください。あなたのインドネシア語学習が、キラキラ輝く素敵な冒険になりますように!応援しています!🇮🇩


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インドネシア語学習 おすすめ書籍・参考書・辞書・問題集



実際、インドネシア語の勉強を始めたいのですが、、
とりあえず独学で勉強する上で、、どの参考者がいいのかなあ……。



今回は、著者自身の経験をふまえ、この質問にお答えさせていただきたいと思います。
インドネシア語学習のおすすめ書籍・参考書・辞書を紹介!









詳しくはこちらの記事で紹介しています。


最後に



最後まで読んでいただきありがとうございました!



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