インドネシア語の重要助動詞「sudah」を徹底解説!意味・使い方から類似表現との違いまで【初心者向け】

インドネシア語の重要助動詞「sudah」を徹底解説!意味・使い方から類似表現との違いまで【初心者向け】

インドネシア語の勉強、少しずつ慣れてきましたか?😊 きっと新しい単語や表現にワクワクしている頃ではないでしょうか。

さて、インドネシア語で会話をしていると、本当によく耳にする言葉があります。それが、今回ご紹介する助動詞の「sudah(スダ)」です!

「sudah」って、なんだか響きが可愛いですよね💕

この「sudah」は、日本語でいうと「すでに~したよ」とか「~し終わった」といった感じで、何か行動が終わったこと(完了)を伝えるときに使う、とっても便利な言葉なんです。

実はこの「sudah」、インドネシア語をマスターする上で避けては通れない、基本にして超重要な単語なんですよ。日常会話はもちろん、ドラマや音楽の歌詞にも頻繁に登場するので、覚えておくとインドネシア語の世界がぐっと広がります!

「でも、助動詞ってなんだか難しそう…」

この記事では、

  • 「sudah」の基本的な意味と使い方
  • 似ている言葉との上手な使い分け
  • 日常会話で役立つ便利なフレーズ

などを、インドネシア語学習歴1ヶ月のあなたにも分かりやすいように、専門用語をできるだけ使わずに、やさしい言葉で解説していきます。

この記事を読み終わる頃には、「sudah」に対する苦手意識がなくなって、「なるほど!そういうことか!」とスッキリ理解できるようになっているはずです。そして、自信を持って「sudah」を使えるようになり、あなたのインドネシア語の表現がもっと豊かになりますよ。

さあ、一緒に「sudah」をマスターして、インドネシア語のコミュニケーションをもっと楽しんじゃいましょう!✨

目次

これでバッチリ!「sudah」の基本的な意味と使い方【例文いっぱい】

インドネシア語の会話で「もう~したよ!」「~が終わったんだ」と伝えたい時、とっても便利な言葉があるんです。それが、「sudah(スダ)」です!

sudah」は、英語の “already” や “have done” に似ていて、意味としては「すでに~した」や「~し終わった」という完了過去の動作を表します。インドネシア語の日常会話では本当に良く出てくるので、この機会にしっかりマスターしちゃいましょう!

このセクションでは、「sudah」の基本的な意味使い方を、たくさんの例文と一緒に分かりやすく解説していきます。「sudah」を使った肯定文の作り方が分かれば、あなたのインドネシア語の表現力がグッとアップしますよ♪

「sudah」ってどんな意味?~「もう終わったよ!」のサイン~

sudah」のいちばん大切な意味は、「すでに何かが終わった」という状態を表すことです。日本語で言うと、「もう宿題やったよ」「ご飯食べ終わったよ」という時の「もう~した」「~し終わった」というニュアンスですね。

例えば、友達との会話で…

  • 「映画、もう見た?」→「うん、もう見たよ
  • 「ランチ、もう食べた?」→「うん、食べ終わったよ

こんな風に、動作が完了していることを伝える時に「sudah」が大活躍します。インドネシア語の過去の出来事を話す時や、動作の完了形を示したい時に使う、と覚えておくと分かりやすいですよ。

とっても簡単!「sudah」の基本ルール

sudah」の使い方はとってもシンプル!基本的には、伝えたい動作を表す動詞の前に「sudah」を置くだけなんです。

基本の形: 主語 + sudah + 動詞

インドネシア語は日本語と語順が違うこともありますが、「sudah」の位置は「動詞の前」と覚えてしまえば大丈夫!英語のように動詞の形が変わったりしないので、初心者さんにも優しいですね。

日常会話で使ってみよう!「sudah」を使った例文集

それでは、実際に「sudah」を使った肯定文例文をたくさん見ていきましょう!あなたが普段使いそうな場面をイメージしながら、声に出して練習してみてくださいね。

食事の場面で

  • Saya sudah makan. (サヤ スダ マカン)
    • 日本語訳:私はもう食事をしました。
    • ポイント:「makan(食べる)」という動詞の前に「sudah」を置いて、「もう食べたよ」という完了の意味を表しています。
  • Dia sudah sarapan. (ディア スダ サラパン)
    • 日本語訳:彼はもう朝ごはんを食べました。
    • ポイント:「sarapan(朝食をとる)」という動作が終わったことを示します。

お出かけ・行動の場面で

  • Dia sudah tidur. (ディア スダ ティドゥール)
    • 日本語訳:彼はもう寝ました。
    • ポイント:「tidur(寝る)」という行動がすでに完了したことを伝えます。
  • Saya sudah sampai di stasiun. (サヤ スダ サンパイ ディ スタシウン)
    • 日本語訳:私はもう駅に着きました。
    • ポイント:「sampai(到着する)」と組み合わせて、「もう着いたよ!」と伝えられます。友達との待ち合わせにも使えますね!
  • Mereka sudah pergi ke toko. (ムレカ スダ プルギ ク トコ)
    • 日本語訳:彼らはもうその店へ行きました。
    • ポイント:「pergi(行く)」という動作が過去に行われたことを示します。

勉強や仕事の場面で

  • Kami sudah belajar bahasa Indonesia. (カミ スダ ブラジャール バハサ インドネシア)
    • 日本語訳:私たちはインドネシア語を勉強しました。
    • ポイント:「belajar(勉強する)」という行為が、過去のある時点で行われ、完了したことを表します。
  • Saya sudah membaca buku itu. (サヤ スダ ムンバチャ ブク イトゥ)
    • 日本語訳:私はもうその本を読みました。
    • ポイント:「membaca(読む)」という動作の完了を示します。

エンタメの場面で

  • Saya sudah menonton film itu. (サヤ スダ ムノントン フィルム イトゥ)
    • 日本語訳:私はもうその映画を見ました。
    • ポイント:「menonton(観る)」と使って、映画を観終わったことを伝えられます。

これらの例文のように、「主語 + sudah + 動詞」の形を覚えておけば、色々な場面で「もう~したよ!」と伝えることができますね。

「sudah」が文に魔法をかける!その役割とは?

ここまで見てきたように、「sudah」は文の中で動詞の前に置かれて、その動詞が表す動作や状態が「すでに完了していること」や「過去のことであること」を示します。

インドネシア語の動詞は、それ自体では過去形になったり、完了形になったりという変化をしません(一部例外はありますが、基本的にはそうです)。そこで、「sudah」のような言葉(助動詞と言います)が、動詞に「時間」や「状況」のニュアンスを加えてあげる役割を担っているんです。

つまり、「sudah」は、あなたの伝えたいことに「もう終わったよ!」という完了の魔法をかけてくれる、とっても便利な言葉なんですね。

これで「sudah」の基本的な意味使い方、そして肯定文での例文はバッチリですね!「主語 + sudah + 動詞」の形をマスターして、ぜひ実際の会話で使ってみてください。きっとあなたのインドネシア語の世界が広がりますよ!

「もう〇〇だね!」状態の変化も表す「sudah」の便利な使い方

インドネシア語の「sudah」、もしかして「もう~した」っていう動作の完了の意味だけだと思っていませんか? もちろんそれも大正解なんですが、実は「sudah」にはもっともっと便利な使い方があるんです!

それが、**「もう〇〇だね!」**って言いたいときの、状態の変化や到達を表す使い方。これがマスターできると、あなたのインドネシア語の表現力がグンとアップしますよ😉

このセクションでは、日常会話で大活躍間違いなしの「状態変化」を表す「sudah」の使い方を、具体的な例文と一緒に見ていきましょう。

1. 「sudah + 形容詞」で「もう~いね」「もう~くなったね」

まずは、「sudah」の後ろに形容詞をくっつけるパターンです。これで「(以前とは変わって)もう~い状態だね」とか「もう~くなったね」というニュアンスが出せるんです。

「え、そんな簡単なの?!」って思いました?そうなんです、とってもシンプル!

例えば、こんな感じで使えます👇

  • Dia sudah besar.
    • (ディア スダ ブサール)
    • 彼/彼女はもう大きいね。
    • (解説:以前は小さかったけど、成長して「大きい」という状態に変化した、というニュアンスです。久しぶりに会った親戚の子なんかに使えそうですね😊)
  • Makanan ini sudah dingin.
    • (マカナン イニ スダ ディンギン)
    • この食べ物はもう冷たいね。
    • (解説:出来立ては温かかったけど、時間が経って「冷たい」という状態に変わってしまった、という感じです。猫舌さんには嬉しい変化かも?笑)
  • Kamar saya sudah bersih.
    • (カマール サヤ スダ ブルシィ)
    • 私の部屋、もうキレイになったよ。
    • (解説:散らかっていた部屋を掃除して、「キレイ」という状態に変化した、という達成感も表現できますね!✨)
  • Saya sudah kenyang.
    • (サヤ スダ クニャン)
    • 私、もうお腹いっぱい
    • (解説:食事をして、「お腹がいっぱい」という状態になったことを伝えられます。レストランで「もう十分です」と伝えるときにも使えますよ👍)

どうですか?「sudah」と形容詞を組み合わせるだけで、こんなに自然な表現ができるんです。ポイントは、「前はそうじゃなかったけど、今はこうなった」という変化を感じさせること!

2. 「sudah + 名詞」で「もう~だね」

次に、「sudah」の後ろに名詞を置くパターン。これも「(ある状態に)もう~なったね」という意味を表すのにとっても便利です。

これも例文を見てみましょう!

  • Sudah malam.
    • (スダ マラム)
    • もう夜だね。
    • (解説:おしゃべりに夢中になっていたら、いつの間にか「夜」という状態になっていた…なんて時によく使います。時の流れを感じますね~🌙)
  • Sudah pagi.
    • (スダ パギ)
    • もう朝だよ。
    • (解説:「夜」の逆バージョン!徹夜明けや、寝坊しちゃった友達に言うセリフとしても使えそうですね☀️)
  • Sekarang sudah jam tujuh.
    • (スカラン スダ ジャム トゥジュ)
    • 今、もう7時です。
    • (解説:待ち合わせの時間や、お店の開店時間など、特定の時間に「到達した」ことを示すのにも使えます。「え、もうそんな時間?!」という驚きも込められますね😲)

日常会話でどんどん使ってみよう!

この「sudah + 形容詞」や「sudah + 名詞」の形は、インドネシアの日常会話で本当に本当によく耳にします!

友達とカフェでおしゃべりしていて、「あ、kopi ini sudah dingin(このコーヒーもう冷めちゃったね)」とか、夕方になって「わー、sudah sore(もう夕方だね)」なんて、自然に使えるととってもカッコイイですよね😎

「完了」の意味の「sudah」と合わせて、この「状態変化」の「sudah」もぜひマスターして、あなたのインドネシア語会話をもっと豊かにしてくださいね!最初は少し意識するかもしれませんが、慣れてくれば口からスッと出てくるようになりますよ。応援しています!🎌

もう迷わない!「sudah」と混同しやすい助動詞「belum」「masih」「baru」との違いをスッキリ整理♪

インドネシア語の「sudah(スダ)」、とっても便利ですよね!「もう~したよ」って言いたい時に大活躍します。でも、勉強を進めていくと、「あれ?なんだか似たような言葉が出てきたぞ…?」って思うこと、ありませんか?

特に、「sudah」と意味が近かったり、反対の意味だったりして混乱しやすいのが、「belum(ブルム)」、「masih(マシ)」、「baru(バル)」 の3つの助動詞です。
👩‍🏫「大丈夫!それぞれのコアイメージさえ掴めば、もう迷うことはありませんよ。ここでは、それぞれの助動詞が持つ意味と、『sudah』との違いを、具体的な例文と一緒に見ていきましょう。これであなたも助動詞マスターに一歩近づけるはずです!」

このセクションを読めば、それぞれの助動詞のニュアンスがしっかり理解できて、日常会話で自信を持って使い分けられるようになりますよ。さっそく見ていきましょう!

1. 「belum (まだ~ない)」:「sudah」の正反対!未完了を表す

まず最初に覚えるべきは「belum」です。これは、「sudah」の否定的な対義語、つまり「まだ~していない」「いまだ~ない」という意味を表します。

「sudah」が「もうやったよ!」という完了を表すのに対して、「belum」は「ううん、まだだよ~」という未完了の状態を示すんです。セットで覚えるととっても分かりやすいですよ。

「belum」のコアイメージ: まだ終わっていない、まだその状態になっていない

例文を見てみましょう!

  • Saya belum makan. (サヤ ブルム マカン)
    • 私はまだ食事をしていません。
    • 解説:「sudah makan(もう食事をした)」の反対ですね。お腹が空いている状況が伝わります。
  • Film itu belum mulai. (フィルム イトゥ ブルム ムライ)
    • その映画はまだ始まっていません。
    • 解説:映画館で「まだかな~?」って待っている感じですね。

「sudah」との対比で見てみると…

友達に「もう宿題やった?」って聞かれた時を想像してみてください。

  • A: Kamu sudah mengerjakan PR? (カム スダ ムンゴルジャカン ペエール?)
    • あなたはもう宿題をしましたか?
  • B: Belum. (ブルム)
    • まだです。
  • (もし終わっていたら → Sudah. (スダ) もうしました。)

こんな風に、「sudah…?」と聞かれた時の返事としても「belum」はよく使われます。「はい/いいえ」のようにシンプルに答えられるので便利ですね!

2. 「masih (まだ~している)」:今もその状態が続いてる!継続を表す

次に紹介するのは「masih」です。「masih」は「まだ~している」「依然として~だ」という、ある状態や動作が継続していることを表します。

「sudah」が「終わった!」という完了のイメージなのに対し、「masih」は「今もずーっと続いてるよ」というイメージです。ここが大きな違いポイント!

「masih」のコアイメージ: 今も変わらず続いている、継続中

例文を見てみましょう!

  • Saya masih belajar bahasa Indonesia. (サヤ マシ ブラジャール バハサ インドネシア)
    • 私はまだインドネシア語を勉強しています。
    • 解説:「sudah belajar(勉強し終えた)」ではなく、今も勉強を続けている、というニュアンスです。まさに、この記事を読んでくれているあなたもそうかもしれませんね!😊
  • Dia masih tidur. (ディア マシ ティドゥール)
    • 彼はまだ寝ています。
    • 解説:朝、なかなか起きてこない家族や友人を思い浮かべてみてください。「まだ寝てるよ~」という状況です。「Dia sudah tidur.(彼はもう寝ました)」だと、寝るという行為が完了したことを指しますが、「masih tidur」だと寝ている状態が継続していることを示します。
  • Apakah toko itu masih buka? (アパカ トコ イトゥ マシ ブカ?)
    • あのお店はまだ開いていますか?
    • 解説:お目当てのお店が閉まっていないか確認したい時などに使えますね。

「masih」は、動作だけでなく状態が続いていることも表せるので、とっても便利なんですね。

3. 「baru (~したばかり、やっと~した)」:完了ホヤホヤ!新鮮な出来事を表す

最後に紹介するのは「baru」です。「baru」にはいくつか意味がありますが、「sudah」と比べるときに注目したいのは「~したばかり」「やっと~した」 という、完了したばかりの出来事を表すニュアンスです。

「sudah」も完了を表しますが、「baru」は「ついさっき終わったんだよ!」という、より時間の経過が短い、新鮮な完了を伝えたい時に使います。「やっと終わった~!」という達成感や、待ち望んでいたことが実現したニュアンスも含むことがあります。

「baru」のコアイメージ: ついさっき完了した、出来立てホヤホヤ、やっと!

例文を見てみましょう!

  • Saya baru datang. (サヤ バル ダタン)
    • 私は着いたばかりです。
    • 解説:待ち合わせ場所に到着した時などに使えますね。「Saya sudah datang.(私はもう着きました)」でも間違いではありませんが、「baru datang」と言うと「今、着いたところだよ!」という臨場感が伝わります。
  • Kami baru pindah ke sini. (カミ バル ピンダー ク シニ)
    • 私たちはここに引っ越してきたばかりです。
    • 解説:新しい環境に来たばかり、という状況がよく分かります。
  • Dia baru lulus ujian. (ディア バル ルルス ウジアン)
    • 彼はやっと試験に合格しました。/ 彼は試験に合格したばかりです。
    • 解説:この場合の「baru」は「合格したばかり」という時間的な近さだけでなく、「努力が実ってやっと合格できた!」というニュアンスも感じられますね。

「sudah」が単に「~した」という事実を伝えるのに対し、「baru」は「~したてホヤホヤ感」や「ついにやった感」をプラスしたい時に使うと覚えておきましょう!

【一目でわかる!】「sudah」と仲間たちの使い分け比較表

さて、ここまで「belum」「masih」「baru」と「sudah」の違いを解説してきましたが、一度情報を整理してみましょう!下の表で、それぞれの助動詞のポイントを比較してみてください。

スクロールできます
助動詞コアな意味時間軸のイメージ「sudah」との関係日本語の感覚例文 (日常会話で使えそうなもの)
sudah完了、経験ある時点より前 / 過去に終わったこと基準となる「完了」もう~した、~し終わったSaya sudah sarapan. (私はもう朝食をとりました。)
belum未完了、否定今もまだしていない、その状態になっていない「sudah」の反対まだ~ないSaya belum mandi. (私はまだシャワーを浴びていません。)
masih継続今もその状態や動作が続いている「sudah(完了)」とは対照的(完了ではなく継続)まだ~している、依然として~だDia masih di kantor. (彼はまだオフィスにいます。)
baru直近の完了、やっと~した、新しいついさっき完了した、ごく最近のこと「sudah」よりも新しい完了、新鮮さの強調~したばかり、やっと~したSaya baru beli tas ini. (私はこのカバンを買ったばかりです。)

(表について)

  • 時間軸のイメージ: 各助動詞が時間の中でどのあたりを指しているかのイメージです。
  • 「sudah」との関係: 「sudah」を基準に考えたときに、他の助動詞がどういう位置づけになるかを示しています。
  • 日本語の感覚: より直感的に理解できるように、近い日本語のニュアンスを添えました。

この表を見れば、それぞれの助動詞が持つ時間的な感覚やニュアンスの違いが、よりクリアになったのではないでしょうか?😊


いかがでしたか?「sudah」と混同しやすかった「belum」「masih」「baru」も、それぞれのキャラクターが分かればスッキリ整理できたはずです。
👩‍🏫「最初は少し難しく感じるかもしれませんが、例文を声に出して読んだり、実際にインドネシア人の友達との会話で使ってみたりすると、自然と使い分けられるようになりますよ。間違えても大丈夫!どんどん使って、インドネシア語の表現の幅を広げていきましょうね!」

これらの助動詞を使いこなせると、あなたのインドネシア語はもっと自然で、感情豊かなものになります。ぜひ、毎日の学習や会話に取り入れてみてください!

「もう~した?」と聞きたい!「sudah」を使った疑問文と否定文の作り方

「sudah(スダ)」を覚えたら、次に使ってみたくなるのが「もう~した?」という疑問文ですよね!友達との会話やお店でのやり取りなど、日常でとってもよく使う表現です。

ここでは、「sudah」を使った疑問文否定文の基本的な作り方を、具体的な例文と一緒に見ていきましょう。これを覚えれば、あなたのインドネシア語の表現の幅がグッと広がりますよ!

「sudah」を使った疑問文の作り方:相手の状況を尋ねてみよう!

相手に「もう~しましたか?」と尋ねたいとき、いくつかのパターンがあります。どちらもよく使うので、ぜひマスターしてくださいね。

1. 基本の形:「Apakah + 主語 + sudah + 動詞?」

一番丁寧で基本的な疑問文の形は、文頭に「Apakah(アパカ)」を付ける方法です。

  • Apakah + 主語 + sudah + 動詞?
    • 読み方:アパカ + 主語 + スダ + 動詞?
    • 意味:〜はもう〜しましたか?

「Apakah」は「~ですか?」という意味で、疑問文を作る時によく使われる言葉です。

例文を見てみましょう!

  • Apakah kamu sudah makan?
    • アパカ カム スダ マカン?
    • あなたはもう食事をしましたか?
    • (解説:「kamu」は「あなた」、「makan」は「食べる」という意味の動詞です。)
  • Apakah dia sudah datang?
    • アパカ ディア スダ ダタン?
    • 彼/彼女はもう来ましたか?
    • (解説:「dia」は「彼/彼女」、「datang」は「来る」という意味の動詞です。)
  • Apakah PR kamu sudah selesai?
    • アパカ ペーエール カム スダ スルサイ?
    • あなたの宿題はもう終わりましたか?
    • (解説:「PR(ペーエール)」は「宿題」、「selesai」は「終わる」という意味の動詞です。)

この「Apakah」を使った疑問文は、少しフォーマルな場面や、丁寧に質問したいときに便利です。

2. 口語的な表現:文末に「belum?」を付けて「~した?それともまだ?」

もっとくだけた日常会話では、文末に「belum(ブルム)?」を付けて「~した?それともまだ?」というニュアンスで聞くことがよくあります。これはとっても便利で、インドネシア人がよく使う表現なんですよ!

  • 主語 + sudah + 動詞 + belum?
    • 読み方:主語 + スダ + 動詞 + ブルム?
    • 意味:〜はもう〜した?(それとも)まだ?

「belum」は「まだ~ない」という意味ですが、疑問文の最後に「belum?」と付けると、「終わったの?それともまだなの?」と相手に優しく確認するような、親しみやすい響きになります。

例文を見てみましょう!

  • Kamu sudah makan belum?
    • カム スダ マカン ブルム?
    • もうご飯食べた?(それとも)まだ?
  • Kamu sudah mandi belum?
    • カム スダ マンディ ブルム?
    • もうお風呂入った?(それとも)まだ?
    • (解説:「mandi」は「水浴びする、お風呂に入る」という意味の動詞です。)
  • Filmnya sudah mulai belum?
    • フィルムニャ スダ ムライ ブルム?
    • その映画、もう始まった?(それとも)まだ?
    • (解説:「filmnya」は「その映画」、「mulai」は「始まる」という意味の動詞です。)

友達同士の会話などでは、この「~ belum?」の形が自然でよく使われます。ぜひ使ってみてくださいね!

「sudah」を使った否定文の作り方:「まだ~していない」は「belum」を使おう!

次に、「sudah」を使ったこと(完了したこと)を否定する、「まだ~していない」「もう~し終わってはいない」という言い方を見ていきましょう。

ここでとっても大切なポイントがあります!
「sudah(すでに~した)」の否定形は、「tidak sudah(ティダッ スダ)」ではありません

「まだ~していない」と言いたいときは、基本的に「belum(ブルム)」を使います。これは前のセクション「もう迷わない!「sudah」と混同しやすい助動詞「belum」「masih」「baru」との違いをスッキリ整理♪」でも詳しく触れましたが、ここでしっかり覚えておきましょう!

  • (誤り) Saya tidak sudah makan.
  • (正しい) Saya belum makan. (サヤ ブルム マカン / 私はまだ食事をしていません。)

なぜ「tidak sudah」が一般的ではないのでしょうか?

「tidak」は動詞や形容詞などを直接否定する言葉です。「sudah」は「完了」という状態や動作の段階を表す助動詞なので、「tidak sudah」と言うと、「完了という状態ではない」という少し回りくどい、あるいは不自然な響きになってしまうことが多いのです。

インドネシア語では、「まだ完了していない」つまり「未完了」を表すのにピッタリな言葉として「belum」があります。そのため、「まだ~していない」と言いたいときは、シンプルに「belum」を使うのが自然で一般的です。

例文を見てみましょう!

  • Saya belum mengerti.
    • サヤ ブルム ムングルティ
    • 私はまだ理解していません。
    • (解説:「mengerti」は「理解する」という意味の動詞です。)
  • Dia belum tidur.
    • ディア ブルム ティドゥール
    • 彼/彼女はまだ寝ていません。
    • (解説:「tidur」は「寝る」という意味の動詞です。)
  • Kami belum berangkat.
    • カミ ブルム ブランカット
    • 私たちはまだ出発していません。
    • (解説:「kami」は「私たち(聞き手を含まない)」、「berangkat」は「出発する」という意味の動詞です。)

このように、「sudah」で聞かれたことに対して「まだだよ」と答えるときも、「belum」を使います。

A: Kamu sudah makan belum? (もうご飯食べた?まだ?)
B: Belum. (まだだよ。)

「sudah」の疑問文否定文作り方、いかがでしたか?
特に否定文で「belum」を使うという点は、初めのうちは少し混乱するかもしれませんが、慣れてしまえば大丈夫!たくさんの例文に触れて、自然に口から出てくるように練習してみてくださいね。

これで、「sudah」を使って「もう~した?」と尋ねたり、「まだ~していない」と答えたりする表現がマスターできましたね!

【応用編】ネイティブっぽい!日常会話で役立つ「sudah」の短いフレーズ集

「sudah」の基本的な使い方、「もう~した」はバッチリかな?😊
実はこの「sudah」、もっと短く、もっといろんなニュアンスで日常会話に登場する、とっても便利な言葉なんです!

ここでは、インドネシア人の友達との会話ですぐに使える、ネイティブっぽい「sudah」の短いフレーズを紹介するね。これをマスターすれば、あなたのインドネシア語がぐっと自然になって、会話がもっと楽しくなるはず✨ 早速チェックしてみよう!

1. 相槌はこれでOK!「Sudah.」 (もうやったよ/もう大丈夫/もういいよ)

一番シンプルで、とにかく使いやすいのがこの「Sudah.」という一言!
まるで日本語の「うん」「はい」「もういいよ」みたいに、いろんな場面で使える魔法の言葉なんだよ。

相手の言ったことに対して「うん、もう終わったよ」「もうやったよ」と伝えたい時や、「もう大丈夫だよ」「それで十分だよ」と伝えたい時に、ポンと一言「Sudah.」で返事ができちゃうの。

🗣️ こんな時に使ってみよう!

  • 友達:「宿題、もう終わった?」 (PR-nya sudah selesai?)
    あなた:「うん、もうやったよ!」 (Sudah.)
  • カフェで店員さん:「ご注文は以上でよろしいですか?」 (Pesanannya sudah ini saja?)
    あなた:「はい、それで大丈夫です。」 (Sudah.)
  • 友達が何か手伝おうとしてくれている時:
    友達:「手伝おうか?」 (Mau dibantu?)
    あなた:「ううん、もう大丈夫だよ、ありがとう!」 (Nggak, sudah, makasih ya!)
    (解説: “Nggak” (ンガッ) は “Tidak” (ティダッ) のくだけた言い方で「いいえ」の意味だよ)

「Sudah.」だけでも、声のトーンや状況によって「うん、終わった!」「はい、結構です」「もういいってば!」みたいに色々な気持ちを表せるから、まずはこの短い表現から使ってみるのがおすすめ! まさにネイティブっぽい相槌だね😉

2. ちょっと確認したい時に便利!「Sudah, ya?」 (もういいよね?/これで終わりでいい?)

何かを終える時や、相手に「これでいいかな?」ってちょっと確認を取りたい時に便利なのが「Sudah, ya?」 (スダッ、ヤ?)。
「ya」が付くことで、ちょっと柔らかい、相手に同意を求めるニュアンスになるんだ。日本語の「~でいいよね?」「~で終わりにするね?」みたいな感じだよ。これも日常会話でとってもよく使うフレーズ

🗣️ こんな時に使ってみよう!

  • 友達とお店で服を選び終わって:
    あなた:「これでいいよね?」 (Sudah, ya?)
    友達:「うん、いいんじゃない!」 (Iya, bagus!)
  • 電話をそろそろ切りたい時:
    あなた:「じゃあ、もう切るね?」 (Sudah ya?)
    友達:「うん、またね~!」 (Iya, sampai jumpa lagi!)
  • みんなでレストランの注文を終えて、店員さんに確認する時:
    あなた:「(注文は)これで全部です、大丈夫ですか?」 (Sudah, ya?)
    店員さん:「はい、ありがとうございます。」 (Baik, terima kasih.)

何かを区切りたい時、相手に「これでいい?」って優しく確認したい時に、とっても役立つ短い表現だよ!

3. 気持ちを込めて…「Sudahlah.」 (もういいよ/仕方ないね/さあ、やろう)

「Sudah」に「lah」が付いた「Sudahlah.」(スダッラッ。)は、話し手の感情がグッとこもった表現になるんだ。
「lah」は強調したり、ちょっとした感情(諦め、決意、促しなど)を込めたりする時に使われる言葉。日本語にピッタリくる訳がないんだけど、ニュアンスとしてはこんな感じ!

  • もういいよ(ちょっと諦め、うんざり):
    なかなか言うことを聞かない相手に「あーもう、いいよ!」って感じ。
    例: 友達と待ち合わせ。でも、友達が大幅に遅刻してきて、さらに言い訳ばかり…
    あなた:「(ため息混じりに) もういいよ…」 (Sudahlah…)
  • 仕方ないね(受容):
    どうしようもない状況を受け入れる時。「まあ、しょうがないか」という気持ち。
    例: 一生懸命準備したけど、雨でピクニックが中止に…
    あなた:「仕方ないね。また今度にしよう。」 (Sudahlah. Lain kali saja.)
  • さあ、やろう!(促し、気持ちの切り替え):
    ぐずぐずしている自分や相手を励ましたり、何かを始めようと決意したりする時。
    例: なかなかやる気が出ない時、自分に言い聞かせるように…
    あなた:「さあ、やるか!」 (Sudahlah!)

「Sudahlah.」は、込められた感情によって意味合いが変わる、ちょっと上級者向けのフレーズかもしれないけど、ネイティブの会話ではよく耳にするよ。
最初は「もういいよ」「仕方ないね」くらいの感じで覚えておくと使いやすいかも。声のトーンや表情と一緒に伝えると、より気持ちが伝わるよ!

4. まだまだある!覚えておくと便利な「sudah」の短いフレーズ

他にも、日常会話でサッと使える「sudah」を使った便利な短い表現があるから、一緒に覚えちゃおう!

  • Sudah dulu ya. (じゃあ、またね / もう行くね)
    • 友達との別れ際に「じゃあ、この辺で失礼するね」「そろそろ行くね」という感じで使えます。とっても自然な言い方だよ!
    • 🗣️ 例: 「Aku sudah dulu ya, ada janji lain soalnya.」 (私もう行くね、だって他の約束があるんだ。)
      (解説: “Aku” (アク)は「私」、”dulu” (ドゥル)は「先に」、”soalnya” (ソアルニャ)は「なぜなら、だって」という感じだよ)
  • Sudah makan? (もうご飯食べた?)
    • これは挨拶代わりにも使われる超定番フレーズ!会った時に「元気?」くらいの気軽さで使ってみて。「Belum. (ブルム – まだ)」と答えることも多いよ。
    • 🗣️ 例: (友達にばったり会って) 「Hai! Apa kabar? Sudah makan?」 (やっほー!元気?もうご飯食べた?)
  • Sudah berapa lama? (どのくらい経ったの?)
    • 「berapa lama (ブラパ ラマ – どのくらいの期間)」と組み合わせて、期間を尋ねる時にも使えます。
    • 🗣️ 例: (インドネシアで出会った人に) 「Sudah berapa lama tinggal di Indonesia?」 (インドネシアに住んでどのくらいですか?)

これらのフレーズも、覚えておくと会話のきっかけになったり、コミュニケーションがもっとスムーズになったりするから、ぜひ積極的に使ってみてね!


どうだったかな?「sudah」を使った短い表現、意外とたくさんあって、しかも便利でしょう? 😉
最初は「Sudah.」の相槌からでもいいから、インドネシア人の友達や先生との会話で、ぜひチャレンジしてみてね!
きっと「おっ、この子ネイティブっぽい使い方するな!」って思われるはずだよ。
どんどん使って、インドネシア語の日常会話をもっともっと楽しんじゃおう!応援してるよ~!🎌

まとめ:「sudah」をマスターして、インドネシア語の表現力を豊かにしよう!

「sudah」の旅、お疲れ様でした!ここまで読んでくださったあなたは、インドネシア語の最重要助動詞「sudah」について、きっとたくさんのことを学べたはずです😊

この記事では、「sudah」を使いこなして、あなたのインドネシア語の表現力アップを応援するために、様々な角度から解説してきました。最後に、大切なポイントを一緒に振り返ってみましょう!

この記事で学んだ「sudah」の重要ポイント【まとめ】

  • 基本的な意味: 「すでに~した」「~し終わった」という完了を表すのが「sudah」の基本でしたね。「Saya sudah makan.(私はもうご飯を食べました)」のように使います。
  • 状態の変化: 「Sudah malam.(もう夜だ)」のように、ある状態になったことを表す用法もありました。時間の経過や状況の変化を伝えるのに便利です。
  • 「belum」「masih」「baru」との違い:
    • belum:「まだ~ない」(未完了)
    • masih:「まだ~している」(継続)
    • baru:「~したばかり」「やっと~した」
      これらの言葉との使い分けを意識することで、より正確なニュアンスを伝えられるようになります。
  • 疑問文・否定文の作り方:
    • 疑問文:「Apakah kamu sudah makan?(あなたはもう勉強しましたか?)」や「Kamu sudah makan belum?(もうご飯食べた?まだ?)」のように尋ねます。
    • 否定文:「Saya belum makan.(私はまだ食べていません)」のように、sudah の代わりに belum を使うのが一般的でしたね。
  • 日常会話での便利なフレーズ:
    • Sudah.(もうやったよ/大丈夫)
    • Sudah, ya?(もういいよね?/終わったよね?)
    • Sudahlah.(もういいよ/仕方ないね)
      など、覚えておくと会話がスムーズになるフレーズもたくさんありました。

「sudah」は、単に「終わった」と伝えるだけでなく、会話の流れを作ったり、相手に確認したりと、本当に奥が深い単語です。この「sudah」を使いこなせるようになると、あなたのインドネシア語学習は一気に加速し、表現できることの幅がぐっと広がりますよ!✨

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、心配いりません。今日学んだことを意識しながら、まずは簡単なフレーズから実践してみてください。例えば、日記に「今日は〇〇を sudah した」と書いてみたり、インドネシア人の友達に「Sudah makan?(もうご飯食べた?)」と話しかけてみたり。小さな一歩が、大きな自信に繋がります。

これからもインドネシア語の学習、楽しんでいきましょうね!応援しています😊 あなたのインドネシア語ライフが、「sudah」をきっかけに、もっともっと豊かになることを心から願っています。 Selamat belajar! (頑張ってね!) 💪

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実際、インドネシア語の勉強を始めたいのですが、、
とりあえず独学で勉強する上で、、どの参考者がいいのかなあ……。

ジョグジャ先生

今回は、著者自身の経験をふまえ、この質問にお答えさせていただきたいと思います。
インドネシア語学習のおすすめ書籍・参考書・辞書を紹介!

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

最後に

ジョグジャ先生

最後まで読んでいただきありがとうございました!

こちらのブログでは、インドネシア関連のお役立ち情報をたくさん紹介しています!
ぜひこちらの記事もチェックしてみてください!

インドネシア語の重要助動詞「sudah」を徹底解説!意味・使い方から類似表現との違いまで【初心者向け】

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