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インドネシア語「nyusul」の意味・使い方・読み方・例文・クイズまで徹底解説

インドネシア語「nyusul」の意味・使い方・読み方・例文・クイズまで徹底解説

「ごめん、ちょっと遅れそう!先にお店に入ってて!すぐ追いかけるね!」

友達との待ち合わせやランチの約束で、こんな風に伝えたい時ってよくありますよね。
この「後で合流するね」「すぐ追いかけるね」という便利な一言、インドネシア語でスマートに言えたら…と思ったことはありませんか?

実は、このニュアンスをたった一言で表現できてしまう、まるで魔法のような言葉があるんです。
それが、今回ご紹介する「nyusul(ニュスル)」です!

もしかしたら、インドネシア人の友達との日常会話で「あとで nyusul するね!」なんて言われた経験があるかもしれませんね。そうなんです、この「nyusul」は、ネイティブが毎日のように使う、とっても便利な単語なんです。

この記事では、そんなインドネシア語の重要ワード「nyusul」について、

  • 基本的な意味とニュアンス
  • ネイティブみたいな正しい発音
  • 会話でそのまま使えるリアルな使い方と例文
  • ちょっとした文法の豆知識

など、「nyusul」の全てを網羅的に、そしてどこよりも分かりやすく解説していきます!

この記事を読み終える頃には、あなたも「nyusul」を自信を持って使いこなせるようになり、インドネシア人の友達とのコミュニケーションがもっとスムーズで楽しくなること間違いなしですよ♪

さっそく、この魔法の言葉「nyusul」の世界をのぞいてみましょう!

目次

「nyusul」の基本的な意味とニュアンス:「後で」だけじゃない絶妙な使い方

インドネシア人の友達とメッセージしていると、「aku nyusul ya!」なんて言われたことはありませんか? 🤔

多くの辞書で「後で」と訳される「nyusul」ですが、実はこの一言には、もっと深くて便利なニュアンスが隠れているんです。

このセクションでは、「nyusul」が持つ本当の意味をマスターして、あなたのインドネシア語をワンランクアップさせちゃいましょう!

中核的な意味は「後を追う」「後から合流する」

「nyusul」のいちばん大切なイメージは、「誰か(何か)の後を追いかける」という感覚です。

💡 ポイント
先にどこかへ行っている友達や、始まっているイベントに「私も後から行くね!」「後から合流するね!」と伝える時に使うのが「nyusul」なんです。

例えば、友達とショッピングの約束をしている場面を想像してみてください。

👩 あなた: 「ごめん!ちょっと準備に時間がかかってて、先にモールに行っててくれる?」
👧 友達: 「OK! 先にカフェに入ってるね!」
👩 あなた: 「ありがとう!すぐ nyusul するね!」 (Makasih! Nanti aku nyusul ya!)

この会話での「nyusulするね!」は、単に「後で行くね」という意味だけではありません。「(あなたが先に行っているその場所に)私も後から追いかけて合流するね!」という、相手との繋がりを意識した温かいニュアンスが含まれています。

英語で考えるとスッキリ! “I’ll catch up later.”

この絶妙なニュアンス英語で考えるとさらに分かりやすいかもしれません。

「nyusul」は、英語の “I’ll catch up later.” や “I’ll follow you.” にとても近いです。

“catch up” は「追いつく」という意味ですよね。まさに、先に行った人に「追いつく」感覚が「nyusul」なんです。

「後でやる」という意味の “I’ll do it later.” とは、少し感覚が違うのが分かりますか? 「nyusul」には、追いかける対象がいることが前提になるんですね😉

フォーマルな「menyusul」との違い

ここで、インドネシア語の文法に少し触れておきましょう。

実は、「nyusul」はカジュアルな会話で使われる話し言葉で、もともとの丁寧な形は「menyusul(ムニュスル)」と言います。

この二つの違いは、日本語の「食べる」と「食う」のような、丁寧さのレベルの差と似ています。

スクロールできます
nyusul (口語)menyusul (原形・文語)
使われる場面友人や家族との会話、LINEなどニュース、ビジネスメール、フォーマルなスピーチ
ニュアンス「後から行くね!」「追っかけるね!」「追って~します」「続いて~」
例文Aku nyusul ke kafe ya. (カフェに後から行くね)Informasi lebih lanjut akan menyusul. (詳細は追ってご連絡します)

友達とのランチの約束で「後ほどmenyusulいたします」なんて言ったら、ちょっと堅苦しくて面白いかもしれませんね(笑)

普段の会話では、親しみを込めて「nyusul」を使うのが一般的です。まずはこの「nyusul」を覚えておけば、日常会話はバッチリですよ!

ネイティブにグッと近づく!「nyusul」の正しい発音・読み方

せっかく覚えたインドネシア語の単語も、発音が違うとなかなかネイティブに通じない…なんて経験はありませんか?
でも、大丈夫!「nyusul」の発音は、いくつかのポイントを押さえるだけで、とっても簡単なんです♪

このセクションでは、「nyusul」の正しい発音読み方をマスターして、あなたのインドネシア語をレベルアップさせるコツをご紹介します。

カタカナでの読み方とアクセント

まず、一番わかりやすいカタカナでの読み方から見ていきましょう。

nyusul → ニュスル

このように読みます。そして、大切なのがアクセントの位置。

「ニュ」 スル

インドネシア語「nyusul」の発音

アクセントは、最初の「ニュ」に置かれます。日本語の「ニュース」のように、最初の音を少し強く、高く発音するイメージです。全体を平坦に読むのではなく、「ニュ」を意識するだけで、グッと自然な響きになりますよ✨

発音の鍵!インドネシア語特有の「ny」の音

「nyusul」の発音で一番のポイントは、なんといっても「ny」の音です。
「n」と「y」を別々に発音するのではなく、これで一つの音になります。

「難しそう…」と感じたかもしれませんが、実はこれ、私たち日本人にも馴染みのある音なんです!
ヒントは、日本語の「にゃ・にゅ・にょ」。

一度、「にゃ」と言ってみてください。
そのとき、舌の真ん中あたりが上あごに「ぺたっ」とくっつきますよね?
「ny」の音は、まさにその舌の動きなんです。

【「ny」を上手に発音するコツ】

  1. 日本語の「にゃ」を言うときの舌の形をイメージします。
  2. 舌の真ん中を上あごにつけたまま、口を「う」の形にします。
  3. そのまま「にゅ」と発音してみましょう。

これが「nyu」の音です!
「ニ」と「ユ」をはっきり分けて発音するのではなく、なめらかに繋がった一つの音として発音するのがポイントです。

ちなみに、発音記号で書くと [ɲusul] となります。ちょっと専門的ですが、ご参考までに♪

インドネシアのどの地域でも、この発音は一般的に共通しているので、覚えておけばどこでも自信を持って使えますね!

文法の基礎から理解!「nyusul」の成り立ちと語幹「susul」

日常会話でよく耳にする「nyusul」ですが、この単語の成り立ちを知ると、インドネシア語の理解がぐっと深まるんですよ♪

まず、「nyusul」の品詞動詞です。そして、この単語には元となる「語幹」という中心パーツが存在します。その基本から、一緒に見ていきましょう!

「nyusul」の心臓部!語幹「susul」の意味

「nyusul」の心臓部とも言えるのが、語幹の「susul」です。

語幹主な意味
susul追いかける、後を追う

この「susul」が、「後から行くね」「追いかけるね」というニュアンスの核となっています。まずはこの語幹「susul」のイメージをしっかり掴んでおくことが、応用への第一歩です♪

「menyusul」から「nyusul」へ!変化のプロセス

では、語幹「susul」がどのようにして、私たちがよく使う「nyusul」になるのでしょうか?実は、インドネシア語の文法ルールに沿って、次のようなステップで変化しているんです。

✨「nyusul」ができるまでのステップ✨

【ステップ1:語幹】

susul (追いかける)

↓ + 接頭語 meN-(~するという意味)

【ステップ2:フォーマルな形】

menyusul (後を追う、追いかける)

↓ 日常会話で省略される

【ステップ3:カジュアルな口語形】

nyusul (後で追いつくね!)

丁寧な文章やニュースなどでは「menyusul」という形が使われます。これは、接頭語「meN-」が語幹「susul」にくっついた形です。(※sで始まる単語にmeN-がつくと、sが消えてmeny-に変化するルールがあります)

そして、友人とのカフェでのおしゃべりなど、日常会話ではme-の部分が省略されて「nyusul」という親しみやすい響きになるんですね。

語幹を知れば応用力UP!他の派生語

「語幹を覚えるのって、ちょっと面倒かも…」と感じるかもしれませんが、実は語幹「susul」を知っておくと、他の単語もセットで覚えられるのでとってもお得なんです!

例えば、「~される」という意味を持つ接頭語「di-」がくっつくと、こんな単語になります。

  • di- + susul → disusul(ディススル)
    • 意味: 追いかけられる、後から続く
    • 例文: Acara pertama adalah perkenalan, disusul oleh makan siang.
    • 日本語訳: 最初のプログラムは自己紹介で、その後にランチが続きます。

このように、語幹は単語の「漢字の部首」のようなもの。中心となる「susul」の意味さえ覚えておけば、前後に何がついても意味を推測しやすくなりますよ!

💡ちょっと寄り道コラム:形が似てる!「susun」「usul」との違い

インドネシア語を勉強していると、「あれ、この単語さっきのやつと似てる?」と混乱してしまうこと、ありますよね。
susul」と間違えやすい単語をここでチェックして、スッキリさせちゃいましょう!

  • susun(ススン):積む、組み立てる
    • menyusun(ムニュスン):積み上げる
    • 例:Dia sedang menyusun balok. (彼女はブロックを積み上げています。)
  • usul(ウスル):提案
    • mengusulkan(ムングスルカン):提案する
    • 例:Saya mau mengusulkan ide baru. (私は新しいアイデアを提案したいです。)

一文字違うだけで、意味が全く変わってきますね。写真やイラストと一緒に覚えると、イメージが定着しやすくておすすめです♪

セットで覚えると語彙力アップ!「nyusul」の関連語(類義語・対義語)

「nyusul」という便利な言葉を覚えたら、次はその仲間や反対の言葉も気になりますよね?

セットで覚えることで、表現の幅がぐっと広がり、インドネシア語でのコミュニケーションがもっと楽しくなりますよ♪

ここでは、「nyusul」の類義語対義語を、具体的なシチュエーションと一緒に見ていきましょう。

似ているけどちょっと違う!類義語「mengikuti」

「nyusul」と似た言葉に、mengikuti(ムンギクティ)があります。
mengikutiは「ついていく、従う」という意味で、誰かの「後を行く」という点で「nyusul」と似ていますね。

でも、この2つには大切なニュアンスの違いがあるんです。

  • nyusul: 「(時間差があって)後から追いかける、合流する
  • mengikuti: 「(すぐ後ろを)ついていく、追跡する

例文で比較すると、その違いがよく分かりますよ。

【状況】友人より少し遅れてカフェに向かうとき

Kamu pesan kopi dulu aja, aku nyusul 5 menit lagi.
(先にコーヒー頼んでていいよ、5分後に追いつくから。)

この場合、mengikutiを使うと不自然に聞こえてしまいます。

【状況】ショッピングモールではぐれないように、友人についていくとき

Toko itu di mana ya? Aku mengikuti kamu aja deh.
(あのお店どこだっけ?あなたについていくね。)

この場合、「あなたが行くところに私も行く」というニュアンスなのでmengikutiがぴったりです。

さらにmengikutiは、物理的に「ついていく」だけでなく、もっと広い意味で使われる便利な単語なんです。

  • ルールや方針に「従う」
    Saya mengikuti aturan yang ada.
    (私は既存のルールに従います。)
  • トレンドや流行を「追う」
    Dia suka mengikuti tren fashion Korea.
    (彼女は韓国のファッショントレンドを追うのが好きです。)
  • SNSで「フォローする」
    Aku sudah mengikuti akun Instagram kamu, lho.
    (あなたのインスタ、もうフォローしたよ。)

こんな風に、mengikutiは色々な場面で活躍する言葉なので、ぜひ覚えておきましょう!

「お先に行くね」を伝える対義語「mendahului」と「pergi duluan」

「後で追いつく」の対義語は、「先に行く」ですよね。
インドネシア語では、この「先に行く」にも状況によって使い分けたい2つの表現があります。

① 競争的なニュアンスの「mendahului」

mendahului(メンダフルイ)は、「先に行く」の他に「追い越す、先を越す」という意味合いが強い言葉です。どちらかというと、少しフォーマルな響きがあります。

友人との会話で「お先に!」というよりは、競争相手を抜いたり、順番を抜したりするイメージで使われることが多いです。

【例文】

Hati-hati kalau mau mendahului mobil di depan.
(前の車を追い越すなら気をつけてね。)

Maaf, saya tidak sengaja mendahului Anda dalam antrean.
(すみません、列でうっかりあなたを追い越してしまいました。)

② 日常会話で便利な「pergi duluan」

友人との集まりやカフェで、「じゃ、お先に!」と気軽に伝えたい時にぴったりなのが、pergi duluan(プルギ ドゥルアン)です。

pergi(行く)とduluan(先に)を組み合わせた、とても分かりやすいフレーズですね。「nyusul」の反対の状況で、一番自然に使えるのがこの表現です。

【例文】

A: Maaf ya, aku harus pergi duluan, ada urusan lain.
(ごめんね、私もうお先に行かなくちゃ。別の用事があるんだ。)

B: Oke, sampai jumpa besok!
(うん、また明日ね!)

このように、誰かと一緒にいる場所から自分が先に立ち去る時に使います。

使い分けのポイントまとめ

  • 車や競争相手を追い越すなら → mendahului
  • 友人などに「お先に行くね」と気軽に伝えるなら → pergi duluan

「nyusul」と一緒に類義語mengikuti対義語mendahuluipergi duluanを覚えておくと、自分の状況をより正確に伝えられるようになりますよ。ぜひ、実際の会話で使ってみてくださいね!

このまま使える!「nyusul」の頻出フレーズとコロケーション

インドネシア語の単語を覚えるとき、一つ一つの意味を覚えるのも大切ですが、実はもっと効率的な方法があるんです。それは、よく一緒に使われる言葉の組み合わせ、いわゆるコロケーションで覚えてしまうこと!

特に「nyusul」は、決まったフレーズで使われることがほとんど。このセクションでは、日常会話でそのまま使える「nyusul」の便利なフレーズを、シチュエーション別にご紹介します。これを覚えれば、あなたのインドネシア語がぐっと自然になりますよ♪

シチュエーション①:待ち合わせで大活躍!「後で合流するね」

友達とのカフェ巡りやショッピングの約束。でも、ちょっと準備に時間がかかって遅れそう…!そんな時に絶対に覚えておきたいのがこのフレーズです。

基本のフレーズ:「Nanti nyusul ya.」

これは「後で合流するね」「後から行くね」という意味で、インドネシア人が本当によく使う魔法の言葉です。これさえ言えれば、待ち合わせのコミュニケーションはばっちり!

【会話例:カフェでの待ち合わせ】

あなた:
Aduh, maaf! Aku kayaknya telat 15 menit.
(あ、ごめん!15分くらい遅れそう。)

友人:
Oke, santai aja. Aku duluan di kafe Bintang ya.
(OK、気にしないで。先にビンタンカフェにいるね。)

あなた:
Sip! Nanti aku nyusul ya.
(了解!後で合流するね。

応用してみよう!主語や副詞を変えるだけで表現力UP

基本の「Nanti nyusul ya.」に、主語(誰が)や副詞(いつ)を付け加えるだけで、もっと具体的に気持ちを伝えられます。

  • Aku nanti nyusul ya.
    私が後で合流するね。)
    誰が合流するのかハッキリさせたい時に使います。
  • Kita nanti nyusul ya.
    私たちが後で合流するね。)
    自分と、一緒にいる友達も合流する場合に使えます。
  • Sebentar lagi aku nyusul.
    もうすぐ合流するよ。)
    「nanti(後で)」よりも、すぐに行くニュアンスが伝わります。

相手に場所を尋ねるフレーズ

自分が後から合流する場合、どこに行けばいいか聞く必要がありますよね。そんな時はこの使い方を覚えておきましょう。

  • Nyusul ke mana?
    (どこに合流する?)
  • Aku nyusul ke mana nih?
    (私はどこに合流すればいいかな?)

シチュエーション②:仕事や勉強で「追いつく・後で提出する」

「nyusul」が活躍するのは、プライベートだけではありません。仕事や勉強のシーンで「遅れを取り戻す」「後で対応する」というニュアンスで使うこともできます。まるで熟語のように使われる便利な表現を見ていきましょう。

何かを後で提出・報告する場合

  • Datanya nyusul ya, Pak/Bu.
    (データは後ほど提出しますね、部長/課長。)
    ビジネスシーンでも使える丁寧な表現です。
  • PR-nya boleh nyusul?
    (宿題、後で提出してもいいですか?)
    語学学校の先生との会話などで使えますね♪

遅れを取り戻したい場合

  • Materinya sudah sampai mana? Aku mau nyusul.
    (授業どこまで進んだ?私、追いつきたいな。

シチュエーション③:こんな使い方も!「後を追う・追加する」

最後は、少し応用編のコロケーションです。「後から続く」というコアな意味から、こんな使い方もできるんですよ。

後から何かを送る・伝える場合

友達と撮った素敵な写真、後で送ってあげたい時ってありますよね。

  • Fotonya nyusul ya.
    (写真は後で送るね。)

お店で追加注文された時

カフェで店員さんからこう言われることも。お客さんとして知っておくと便利です。

  • Minumannya nyusul ya, Kak.
    (お飲み物は後ほどお持ちしますね、お姉さん。)

このように、「nyusul」は「後から〜するね」という、ちょっとした時間差を表す時に本当に便利な言葉です。特に「nyusul ya」の形は頻出なので、ぜひまるごと覚えて、今日の会話から早速使ってみてくださいね!

【場面別】例文で完璧マスター!「nyusul」のリアルな使い方

「nyusul」の基本的な意味がわかったところで、次はいよいよ実践編です!✨

どんな場面で、どうやって使えばいいの?そんな疑問を解決するために、ここでは簡単な例文で基本の構文を理解してから、リアルな会話例で具体的な使い方をマスターしていきます。

このセクションを読み終えれば、あなたも「nyusul」を自然に使いこなせるようになっているはずですよ😊

【簡単な例文】まずは基本の構文をチェック!

まずは、短い文章で「nyusul」の基本的な文の形(構文)に慣れていきましょう。インドネシア語の文は、基本的に「誰が」「どうする」「何を」の順番で作られます。

例文1:基本の形「私があなたに追いかける」

Aku nyusul kamu.
(アク ニュスル カム)
訳:私、後から行くね。(あなたに追いつくね)

一番シンプルな構文です。「私(Aku)が」「追いかける(nyusul)」「あなたを(kamu)」という形ですね。先にどこかへ向かった友達に「今から行くね!」と伝える時に使えます。

例文2:目的語なしでもOK!「後から行くね」

Aku nyusul nanti ya.
(アク ニュスル ナンティ ヤ)
訳:私、後で行くね!

「誰を」という目的語がなくても、「後で行く」という意味で頻繁に使われます。nanti(後で)や ya(〜ね)を付けると、より口語的で自然な響きになりますよ。この使い方はとっても便利なので、ぜひ覚えてくださいね!

例文3:場所を加えて「〜に後から行く」

Dia nyusul ke kafe.
(ディア ニュスル ク カフェ)
訳:彼女、後からカフェに来るって。

「どこに」後から行くのか、場所を伝えたい時は ke(〜へ)を使います。「彼女(Dia)が」「追いかける(nyusul)」「カフェへ(ke kafe)」という構造です。待ち合わせ場所を伝える時などにピッタリの表現ですね。

【リアルな会話例】LINEや電話でこう使う!

基本の形がわかったら、次はもっとリアルなシチュエーションで「nyusul」の使い方を見ていきましょう!女子会やデートの約束など、具体的な会話例を参考に、使うタイミングとニュアンスを掴んでくださいね📱💕

☕ 会話例1:女子会に少し遅れちゃう時のLINE

先にカフェに着いた友人(Ayu)と、少し遅れて向かっているあなた(Yuki)のやり取りです。

Ayu: Yuki, udah di mana? Aku udah sampai di kafe nih. 😊
(ユキ、今どこ?私もうカフェに着いたよー😊)

Yuki: Maaf, Ayuu! Kereta tadi ada masalah sedikit. Kamu pesan dulu aja, aku nyusul 15 menitan lagi! 🙏
(ごめん、アユ!さっき電車がちょっとトラブってて。先に注文してていいよ、15分後くらいに追いかけるから!🙏)

Ayu: Oke, siap! Ditunggu yaa 😉
(オッケー、了解!待ってるねー😉)

使い方のポイント
遅刻の連絡で「ごめん、後から行くね!」と伝える定番のフレーズです。「Aku akan datang nanti(後で行きます)」よりも、「Aku nyusul(追いかけるね)」の方が、「遅れてるけど、すぐ行くからね!」という臨場感や、友達に対する親しみが伝わります。

📞 会話例2:デートの待ち合わせ場所での電話

映画デートの約束。彼(Budi)が少しだけ遅れそうで、先に着いたあなた(Rina)に電話をかけます。

Rina: Halo? Budi, kamu di mana?
(もしもし?ブディ、今どこ?)

Budi: Halo, sayang. Maaf banget, aku baru keluar dari kantor. Kamu masuk ke bioskop duluan aja, nanti aku nyusul ke dalam.
(もしもし、ごめんね。今やっと会社出たとこなんだ。先に映画館入ってていいよ、後から追いかけて中に入るから。)

Rina: Oh gitu, oke. Hati-hati di jalan ya.
(そっか、わかった。気をつけて来てね。)

使い方のポイント
「先に〜していて、私は後から合流するね」という状況で「nyusul」は大活躍します。「(君は)先に中に入ってて → (僕は)後から追いかける」という一連の流れが、この一言でスムーズに伝わりますね。

🏢 会話例3:仕事終わりに同僚とご飯に行く約束

会社の同僚(Sari)と仕事終わりに食事に行く約束。でも、あなたの仕事がまだ終わりません…。

Sari: Rina, aku udah selesai nih. Mau langsung ke restorannya?
(リナ、私終わったよ。もうレストラン行っちゃう?)

Rina: Oh, maaf Sari! Aku masih ada kerjaan dikit, 10 menit lagi paling. Kamu jalan dulu aja, aku nyusul deh.
(あ、ごめんサリ!私まだちょっと仕事が残ってて、あと10分くらいかな。先に行ってていいよ、すぐ追いかけるから。)

Sari: Oke deh. Kalau gitu aku pesan minum dulu ya di sana.
(わかった。じゃあ向こうで先に何か飲んでるね。)

使い方のポイント
友達だけでなく、親しい同僚との間でも使える便利な表現です。「先に行ってて」と相手を気遣いつつ、「私もすぐ仕事を終わらせて合流するからね!」という意思を伝えるのに最適な言葉なんですよ。

知識を定着させよう!「nyusul」理解度チェッククイズ

ここまで「nyusul」の様々な意味や使い方を見てきましたね。本当の意味でマスターするには、実際に使ってみるのが一番です!

ここでは、あなたの理解度をチェックするためのインドネシア語クイズを3問用意しました。学習内容の復習も兼ねて、ぜひチャレンジしてみてくださいね。全問正解目指して頑張りましょう!✨

第1問:待ち合わせでの一言

友人のアユさんとカフェで待ち合わせ。アユさんは先に着いていますが、あなたは少し遅れそう…!
「先に行ってて!すぐ追いかけるね!」とLINEで伝えたい時、カッコに入る最も自然な単語はどれでしょう?

Ayu, kamu duluan aja ya. Nanti aku ( ______ )!

  1. nyusul
  2. ikut
  3. pergi
  4. datang
正解と解説を確認する

正解は 1. nyusul です!

✅ なぜ正解なの?
「nyusul」は「(先にいる人・モノの)後を追う、後から続く」という意味。このシチュエーションのように、先にカフェに着いているアユさんに対して「後から追いかけて行くね」というニュアンスを伝えるのにピッタリの単語です。日常会話で非常によく使われる定番のフレーズですよ。

❌ 他の選択肢はなぜ違うの?

  • 2. ikut: 「(一緒に)参加する、ついていく」という意味です。「一緒に行動する」ニュアンスが強いので、時間差があるこの場面では不自然に聞こえてしまいます。
  • 3. pergi: 「(今いる場所からどこかへ)行く」という一般的な動詞です。間違いではありませんが、「アユさんを追いかける」というニュアンスが含まれていないため、少しそっけない印象を与えてしまうかもしれません。
  • 4. datang: 「(相手のいる場所へ)来る」という意味です。これも文法的には通じますが、「来る」という単純な移動を表すだけで、「先に行って待っていてくれている相手のもとへ、後から合流する」という気持ちを表現するには「nyusul」が最適です。

第2問:モノが後から続く場合

友人とランチ中、先日行った旅行の写真を見せました。すると友人が「その資料、後で欲しいな!」と言いました。
「OK!資料は後で(追って)送るね」と伝えたい時、最も自然な表現はどれでしょう?

  1. OK! Nanti datanya aku bawa.
  2. OK! Datanya nyusul ya.
  3. OK! Datanya sudah sampai.
  4. OK! Aku ikut kirim datanya.
正解と解説を確認する

正解は 2. Datanya nyusul ya. です!

✅ なぜ正解なの?
「nyusul」は人だけでなく、情報やモノが「後から追って届く」という文脈でも使われます。「Datanya nyusul ya」は直訳すると「データが後から追いかけますよ」となり、「後ほど追って送るね」というニュアンスを伝える、とても自然でこなれた口語表現です。

❌ 他の選択肢はなぜ違うの?

  • 1. Nanti datanya aku bawa.: 「後でデータを持っていくね」という意味です。「送る」のではなく、物理的に「持っていく」というニュアンスになります。
  • 3. Datanya sudah sampai.: 「データはもう着きました」という意味で、過去の出来事になってしまいます。これから送るという状況とは合いませんね。
  • 4. Aku ikut kirim datanya.: 「私も一緒にデータを送るよ」という意味です。「ikut」は「一緒に〜する」なので、誰か他の人も送る状況でないと不自然です。

第3問:「nyusul」が使えないのはどれ?

次の4つの文のうち、「nyusul」の使い方が不適切なものを1つ選んでください。

  1. Kalian makan siang duluan aja, aku nanti nyusul.
    (あなたたち、先にお昼ごはん食べてて。私は後から行くから。)
  2. Fotonya aku kirim sekarang, detail lokasinya nyusul ya.
    (写真は今送るね、詳しい場所の情報は後で追って送るね。)
  3. Besok aku mau nyusul ke pameran yang baru buka itu.
    (明日、新しく始まったその展示会に(誰よりも先に行く)よ。)
  4. Dia pindah ke Bali duluan, semoga aku bisa nyusul tahun depan.
    (彼女は先にバリに引っ越したの。私も来年、後を追えるといいな。)
正解と解説を確認する

正解は 3. Besok aku mau nyusul ke pameran yang baru buka itu. です!

✅ なぜこれが不適切なの?
「nyusul」の最大のポイントは、「誰か」や「何か」が先に存在していることが前提となる点です。

選択肢3の文脈は「新しく始まった展示会に(誰よりも先に行く)」、つまり自分が一番乗りになる状況を意図しています。この場合、追いかける対象が存在しないため「nyusul」は使えません。この場合はシンプルに「Besok aku mau pergi ke pameran…(明日、展示会に行くつもり)」のように表現するのが正しいです。

❌ 他の選択肢はなぜ正しいの?

  • 1.: 先に食事を始めている友人たちという「追いかける対象」がいるので、典型的な「nyusul」の使い方として正しいです。
  • 2.: 先に送った写真という「先行するモノ」があり、詳細情報が「後から追う」という形で正しい使い方です。
  • 4.: 先にバリに引っ越した彼女という「目標」があり、自分も「後を追って」引っ越したいという状況を表しています。このように、目標やキャリアなどを「追いかける」という比喩的な意味でも「nyusul」は使えます。

nyusulクイズ、いかがでしたか?
もし間違えてしまっても大丈夫!解説をしっかり読んで、どんな場面で「nyusul」が使えるのか、もう一度確認してみてくださいね。この復習が、あなたのインドネシア語をさらに自然にしてくれますよ♪

まとめ:「nyusul」を使いこなして、インドネシア語の会話をもっと楽しく!

ここまで「nyusul」について、意味から使い方、具体的な例文まで詳しく見てきましたが、いかがでしたか?お疲れ様でした!

この便利な一言をマスターすれば、インドネシアのお友達との会話がもっと自然で、もっと楽しくなること間違いなしですよ♪

最後に、今回のインドネシア語 学習のポイントを一緒に復習しましょう。この「nyusul まとめ」で、大切なポイントをいつでも思い出せるようにしておいてくださいね。

【nyusulの重要ポイント復習リスト】

  • 「nyusul」の基本は「後から追う」
    待ち合わせに少し遅れる時や、後から合流することを伝える時に使えるとっても便利な言葉です。
  • 日常会話で大活躍の口語表現
    「menyusul」のカジュアルな形で、お友達や親しい人との会話で使うと、ぐっとネイティブらしい自然な響きになります。
  • このまま使える!魔法のフレーズ
    Aku nyusul ya.(後から行くね)や Nanti nyusul.(後でね)は、そのまま覚えておくと色々な場面で使えてとっても便利です。
  • 相手への気遣いが伝わる優しい一言
    「先に始めてていいよ」「気にしないでね」というような、相手への思いやりが伝わる優しいニュアンスも持っています。

たった一言「nyusul」が言えるだけで、「ごめんなさい、遅れます」というフォーマルな表現だけでなく、「後から追いかけるね!」という気軽でポジティブなコミュニケーションが取れるようになります。この一言が、あなたとインドネシア人との心の距離をぐっと縮めてくれるはずです。

さあ、これであなたも「nyusul」マスターですね!
最初は少しドキドキするかもしれませんが、今日から早速、カフェでの待ち合わせやオンラインでの会話で使ってみてください。「あ、通じた!」という小さな成功体験が、これからのインドネシア語 学習の大きなモチベーションになりますよ。応援しています!

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インドネシア語学習 おすすめ書籍・参考書・辞書・問題集

実際、インドネシア語の勉強を始めたいのですが、、
とりあえず独学で勉強する上で、、どの参考者がいいのかなあ……。

ジョグジャ先生

今回は、著者自身の経験をふまえ、この質問にお答えさせていただきたいと思います。
インドネシア語学習のおすすめ書籍・参考書・辞書を紹介!

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

最後に

ジョグジャ先生

最後まで読んでいただきありがとうございました!

こちらのブログでは、インドネシア関連のお役立ち情報をたくさん紹介しています!
ぜひこちらの記事もチェックしてみてください!

インドネシア語「nyusul」の意味・使い方・読み方・例文・クイズまで徹底解説

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