インドネシア語「lama」の意味・使い方・読み方・例文・クイズまで徹底解説

インドネシア語「lama」の意味・使い方・読み方・例文・クイズまで徹底解説

インドネシア語の勉強、楽しんでいますか?😊 日常会話や文章で「あれ、これどういう意味だっけ?」と手が止まってしまう単語、ありますよね。その中でも、「lama」という単語は、「長い」とか「古い」とか、なんとなく意味は分かるけど、いざ使おうとすると迷ってしまう…なんて経験はありませんか?

実はこの「lama」、インドネシア語のコミュニケーションでとっても重要で、本当に色々な場面で使われる超基本単語なんです!

この記事では、そんなインドネシア語の「lama」について、基本的な意味やニュアンス、正しい発音、文法的なポイント、さらには類義語・対義語、実践的な例文、そして理解度をチェックできるクイズまで、徹底的に解説します!

これを読めば、あなたも「lama」を自信を持って使いこなせるようになり、インドネシア語の表現力が格段にアップすること間違いなし♪ さあ、一緒に「lama」の世界を探求しましょう!

目次

「lama」ってどんな単語?~基本情報と核となるイメージ~

インドネシア語の会話や文章で頻繁に登場する「lama」。一見シンプルな単語ですが、実は奥が深いんです。このセクションでは、まずインドネシア語の単語「lama」の基本的な情報と、その核となるイメージを分かりやすく解説していきます。これを押さえれば、「lama」の理解がぐっと深まりますよ♪

「lama」の概要~インドネシア語での大切さ~

まず、「lama」という単語の概要についてお話ししますね。
「lama」は、インドネシア語の中で非常に使用頻度が高い形容詞の一つです。「長い」や「古い」といった意味を持ち、時間的なことや物理的な状態を表すのに欠かせません。

例えば、「久しぶり!」と挨拶する時や、「この建物、古いね」なんていう日常会話でも「lama」が登場します。インドネシア人の友達との会話や、ドラマ、映画などでもきっと耳にする機会が多いはず。だからこそ、この「lama」の基本的な意味と使い方をしっかり押さえておくことが、インドネシア語の理解を深める上でとっても大切なんです。

「lama」の核となるイメージを掴もう!

「lama」には、大きく分けて2つの核となるイメージがあります。この2つをしっかり理解しておくと、様々な場面で「lama」をスムーズに使いこなせるようになりますよ!

  1. 時間的な「長さ」
    「lama」の最も基本的なイメージの一つは、**時間的な「長さ」**です。「長い時間」や「久しく」といったニュアンスですね。例えば、「会議が長かった」とか「彼を長い間待った」なんていう時に使います。
  2. 物理的な「古さ」
    もう一つの大切なイメージは、**物理的な「古さ」**です。こちらは、物や建物などが「古い」状態であることを指します。「古い家」「古い服」「古い時代の話」など、時間が経過して新しさを失った状態を表す時に使われます。

言葉だけだとちょっと分かりにくいかもしれないので、視覚的なイメージ図で確認してみましょう!

「lama」のイメージ図解

1. 時間の長さを表す「lama」

短い時間 (sebentar)

(少しの間)

長い時間 (lama)

(長い間)


2. 物理的な古さを表す「lama」

新しい (baru)

(例:買ったばかりの時計)

古い (lama)

(例:何年も使っている時計)

どうでしたか? 図で見ると、「lama」が持つ「時間的な長さ」と「物理的な古さ」のイメージが、より具体的になったのではないでしょうか。
この2つの核となるイメージをしっかり覚えておけば、これから「lama」が出てきても、文脈に合わせて意味を捉えやすくなりますよ!

「lama」の基本的な意味とニュアンス

「lama」には、大きく分けてどんな意味があるのでしょうか?日常会話でよく使う大切な意味を、例文と一緒に詳しく見ていきましょう!

「lama」が持つ2つの顔:主な意味をチェック!

「lama」という単語は、文脈によって大きく2つの意味で使われます。

  1. (時間が)長い、久しい(期間)
  2. 古い、旧式な(物、時代)

「え、時間が長いのと、物が古いのって全然違うじゃん!」

でも、どちらも「経過した時間の長さ」という共通のイメージで繋がっているんですよ。

さっそく、それぞれの意味について、もっと詳しく見ていきましょう!

1. (時間が)長い、久しい(期間) – 英語の「long (time)」に近いニュアンス

まず一つ目の意味は、「時間が長い」 や 「久しい」 という、期間の長さ を表す「lama」です。これは英語で言うところの「long (time)」に近い感覚ですね。

友達と「久しぶり!」って挨拶するときや、「どれくらい待ったの?」と聞かれたときなど、日常会話で大活躍する使い方です。

この「lama」は、単純に経過した時間や期間が長いことを指します。「しばらくの間」というニュアンスで覚えておくと分かりやすいですよ。

<例文でニュアンスを掴もう!>

  • Sudah lama tidak bertemu ya!
    久しぶりに会ったね!)
    • まさに「久しぶり!」の定番フレーズです。「lama(長い間)」+「tidak bertemu(会わない)」で「長い間会わなかったね」となります。
  • Saya menunggu lama sekali di sini.
    (ここでものすごく長く待ちました。)
    • 「sekali(とても)」が付くことで、待った時間の長さを強調しています。
  • Berapa lama kamu belajar bahasa Indonesia?
    (インドネシア語を勉強して**どのくらい(の期間)**になりますか?)
    • 「berapa lama」で「どのくらいの期間?」という疑問文を作れます。旅行の期間や、何かを継続している期間を尋ねるのにも使えますね。
  • Film itu lama sekali, hampir tiga jam!
    (あの映画、すごく長かったよ、3時間近くあったんだ!)
    • 映画や会議など、何かの所要時間が長い場合にも使えます。

このように、期間の長さを表現したいときに「lama」を使ってみましょう。

2. 古い、旧式な(物、時代) – 英語の「old」に近いニュアンス

もう一つの意味は、「古い」 や 「旧式な」 という、物や時代が古いことを表す「lama」です。こちらは英語の「old」に近いイメージですね。

「この建物、古いね」「昔ながらのやり方だね」なんて言いたいときに使えます。

こちらの「lama」は、単に時間が経っているだけでなく、「以前から存在している」「昔のタイプ」 といったニュアンスが含まれます。新しいものの対義語として使われることが多いです。

<例文でニュアンスを掴もう!>

  • Ini adalah gedung lama yang bersejarah.
    (これは歴史のある古い建物です。)
    • 建物や物に対して「古い」と言いたいときに使います。
  • Dia lebih suka menggunakan mobil lama daripada mobil baru.
    (彼は新しい車よりも古い車を使う方が好きだ。)
    • 「mobil baru(新しい車)」との対比で、「mobil lama(古い車)」が使われています。
  • Ini adalah cara lama, sekarang kita punya cara yang lebih efisien.
    (これは旧式なやり方で、今はもっと効率的な方法があります。)
    • 方法やシステム、考え方などが「時代遅れ」「昔ながら」といったニュアンスで使われることもあります。
  • Saya menemukan surat lama dari nenek saya.
    (祖母からの古い手紙を見つけました。)
    • 「surat baru(新しい手紙)」ではなく、以前にもらった手紙、というニュアンスです。

このように、物や時代が「古い」ことを表現するときにも「lama」が使えるんですね。

【ちょっと補足】人に対して「lama」は使わない?「tua」との違い

ここで一つ、大切なポイントがあります!日本語で「古い友人」と言うことがありますが、インドネシア語で人を指して「teman lama」と言うと、「昔からの友人」という意味合いになります。これは時間的な経過を指す「lama」の使い方ですね。

しかし、人の「年齢」について「年老いた」と言いたい場合、通常「lama」は使いません。
「年老いた」「年上の」という意味で人に対して使うのは、「tua(トゥア)」 という別の単語です。

  • Orang tua saya tinggal di Jepang.
    (私の両親は日本に住んでいます。)
    • 「orang tua」で「両親」という意味になります。
  • Dia sudah tua, tapi masih sangat sehat.
    (彼は年をとっていますが、まだとても元気です。)

「lama」を人に使うと、「長い間(その状態である)」という意味合いが強くなるため、「あの人は古いね」のような年齢を表すニュアンスにはなりにくいんです。

例えば、「Dia orang lama di perusahaan ini.(彼はこの会社の古株です)」のように、「その場所に長くいる人」という意味では使えますが、年齢が上だと言いたい場合は「Dia lebih tua dari saya.(彼は私より年上です)」のように「tua」を使うのが自然です。

この違い、しっかり覚えておくと、より自然なインドネシア語に近づけますよ!


ここまで、「lama」の基本的な2つの意味と、それぞれのニュアンス、そして「tua」との使い分けについて解説しました。「期間が長い」と「物が古い」、どちらの意味で使われているのか、文脈から判断できるようになると、インドネシア語の理解がぐっと深まりますね!

「lama」の発音をマスターしよう!~ネイティブ風カタカナとアクセントのコツ~

インドネシア語の単語を覚えるとき、意味や使い方と一緒に正しい発音も身につけたいですよね。「lama」もその一つ。日本語の「ラマ(動物)」とはちょっと違う、ネイティブらしい自然な「lama」の発音、一緒にマスターしちゃいましょう!

インドネシア語「lama」の発音

発音記号と基本的な音のイメージ

まず、「lama」の国際音声記号(IPA)は [lama] となります。
それぞれの音を分解してみると…

  • l (エル): 日本語の「ラ」行の音に近いですが、より舌先を上の歯茎の裏あたりにしっかりつけて発音するイメージです。「ル」と言うときの舌の位置を意識してみてください。
  • a (ア): 日本語の「ア」よりも、口を少し縦に開いて、明るくはっきり「ア」と発音します。
  • m (エム): 日本語の「マ」行の音と同じように、唇をしっかり閉じてから「マ」と発音します。
  • a (ア): こちらも同様に、明るくはっきり「ア」と発音します。

ネイティブ風カタカナ発音は「ラマ」だけど…?

「lama」のカタカナ表記は、一般的に「ラマ」とされます。でも、日本語の動物の「ラマ」とはちょっと響きが違うんです。

ポイントは、最初の「」の音!
ネイティブの発音に近づけるには、

  • 」:舌先をしっかりつけて、少しだけ音を伸ばすようなイメージで、ややハッキリと。
  • 「マ」:添えるように、軽く。

という感じで、「ラーマ」のような、最初の「ラ」に少し意識を置くイメージを持つと、より自然なインドネシア語の「lama」の発音に近づけますよ。

アクセントの秘密:実はフラットに近い?

インドネシア語の単語は、通常、後ろから2番目の音節にアクセントが来る傾向があります。例えば、「selamat(スラマット)」なら「ラ」にアクセントがきますね。

では、「lama(ラマ)」はどうでしょう?
「la-ma」と2音節の単語なので、ルール通りなら「la」にアクセントが来そうですよね。実際、やや「」にアクセントが置かれる感じで発音されることが多いです。

ただし、日本語の単語のようにアクセントが極端に強くかかるというよりは、比較的フラットに近い、なだらかな発音になるのが特徴です。無理に「!」と強調しすぎず、全体的に同じくらいの強さで、でもほんの少しだけ最初の「ラ」を意識する…そんなイメージを持つと、とても自然に聞こえます。

【要注意!】日本語の「ラマ(動物)」とはココが違う!

ここが大切なポイント!日本語で動物の「ラマ」と言うとき、私たちは「ラ」と後ろの「マ」を強く発音したり、あるいは「マ」と頭を強く発音したり(頭高型)、平板に「ラマ」と言ったりしますが、インドネシア語の「lama」は、どちらかというと「(・)マ」のように、最初の「ラ」に軽くアクセントが乗るか、フラットに近いイメージです。

日本語のアクセントのまま「ラ!」と言ってしまうと、ちょっと不自然に聞こえてしまうかもしれないので、気をつけてみましょう。

地域による発音の違いは?

インドネシアは広い国なので、地域によって多少の発音の違いや訛り(なまり)は存在します。でも、「lama」という基本的な単語に関しては、標準的な発音では大きな違いはほとんどありません。まずは、ここでご紹介した発音をマスターすれば、どこでも通じるはずですよ♪

実際に音声で確認してみよう!

文字だけではなかなかニュアンスが伝わりにくいのが発音の難しいところ。ぜひ、実際のネイティブの音声を聞いて、耳から覚えてみてくださいね。

インドネシア語「lama」の発音

何度も聞いて、マネして口に出してみるのが上達への一番の近道です!頑張ってくださいね。

「lama」の文法ポイント~品詞・語幹と派生語~

インドネシア語の単語って、接辞(せつじ)がつくことで意味が変化したり、品詞が変わったりするのが面白いところですよね!😊 今回は、基本単語「lama」がどんなふうに姿を変えて、どんな意味になるのか、その文法的なポイントを一緒に見ていきましょう。これを覚えれば、あなたのインドネシア語の表現力がぐっとアップしますよ✨

品詞:主に形容詞

まず、「lama」の基本的な役割、つまり品詞から確認しましょう。

「lama」は、主に「長い」(時間・期間)や「古い」(物事)という意味を表す形容詞です。

  • Waktu yang lama (長い時間)
  • Rumah lama (古い家)

このように、名詞を修飾する形で使われることが多いですね。

語幹としての「lama」

そして、この「lama」は、色々な言葉の「もと」になる語幹(ごかん)としても大活躍するんです!
語幹というのは、単語の中心となる部分のことで、これに接頭辞(単語の前につくもの)や接尾辞(単語の後ろにつくもの)といった「飾り」がつくことで、新しい意味の単語がたくさん生まれます。

まるで着せ替え人形みたいに、「lama」もいろいろなパーツ(接辞)と組み合わさって変身するんですよ。どんなふうに変わるのか、具体的に見ていきましょう!

接辞がついたパターンと意味

ここからは、「lama」に接辞がついた代表的な派生語を、例文と一緒にご紹介します。単語がどうやって成り立っているのか、その構造にも注目してみてくださいね。

selama:~の間(期間を表す前置詞・接続詞)

  • 構造: 接頭辞 se- + lama
  • 意味: 「~の間」「~の期間中」という意味を表し、期間を示す前置詞や接続詞として使われます。
  • ポイント: se- には「一つの」「同じ」といったニュアンスがあり、「lama(長い時間)」と結びつくことで、「その期間ずっと」という意味合いになります。

例文:

Selama di Indonesia, saya belajar bahasa.
(インドネシアにいる間、私は言葉を勉強しました。)

Selama liburan, saya ingin pergi ke pantai.
(休暇の間、私はビーチに行きたいです。)

lama-lama:だんだん、やがて、しまいには (副詞)

  • 構造: lama + lama (繰り返し)
  • 意味: 「だんだん」「次第に」「やがて」「ついには」といった、時間の経過とともに状況が変化していく様子を表す副詞です。
  • ポイント: インドネシア語では、同じ言葉を繰り返すことで意味を強調したり、ニュアンスを加えたりすることがよくあります。「lama-lama」は、「長い時間が積み重なって、だんだんと…」というイメージですね。ゆっくりとした変化を表すときにピッタリです。
    (参考:重ねづかいがオシャレ?なインドネシア語 | kamar saya ※外部サイト)

例文:

Lama-lama dia mengerti.
(だんだん彼は理解した。)

Kalau makan makanan manis terus, lama-lama bisa sakit gigi, lho.
(もし甘いものばかり食べていたら、しまいには虫歯になっちゃうよ。)

kelamaan:長すぎること、時間がかかりすぎること (名詞)

  • 構造: 接頭辞 ke- + lama + 接尾辞 -an
  • 意味: 「長すぎること」「時間がかかりすぎること」という状態や状況を表す名詞です。「長すぎる!」というニュアンスが含まれます。
  • ポイント: ke-...-an という形で形容詞や動詞を囲むと、「~すぎること」「~という状態」といった意味の名詞を作ることが多いです。「lama(長い)」が「長すぎること」になる、とイメージすると分かりやすいですね。

例文:

Jangan kelamaan, nanti ketinggalan kereta.
(あまり時間をかけないで、電車に乗り遅れるよ。)
※直訳:「長すぎないでね」

Menunggu dia kelamaan, jadi saya pulang duluan.
(彼を待つのが長すぎたので、私は先に帰りました。)

memperlama:長くする、遅らせる (動詞)

  • 構造: 接頭辞 memper- + lama
  • 意味: 「(何かを意図的に)長くする」「遅らせる」「長引かせる」という意味の動詞です。
  • ポイント: memper- + 形容詞で「~にする」「~くする」という他動詞を作ることができます。
    ※この memperlama は、日常会話では少し硬い表現に聞こえるかもしれません。「membuat jadi lama(長くする)」のような言い方のほうが自然な場合もありますが、派生語のパターンとして覚えておくと便利です。

例文:

Jangan memperlama pekerjaan ini.
(この仕事を長引かせないでください。)

Rapat itu diperlama karena banyak pertanyaan.
(その会議は多くの質問があったため長引かされた。)
※ diperlama は受動態の形です。

terlama:最も長い (最上級)

  • 構造: 接頭辞 ter- + lama
  • 意味: 「最も長い」「一番長い」という意味を表し、形容詞の最上級の形を作ります。
  • ポイント: ter- が形容詞につくと、「一番~な」という最上級の意味になることが多いです。英語の「-est」 (例: longest) に似ていますね!

例文:

Ini adalah proyek terlama yang pernah saya kerjakan.
(これは私が今まで手がけた中で最も長いプロジェクトです。)

Dia adalah siswa yang tinggal paling terlama di asrama itu.
(彼がその寮に最も長く住んでいる学生です。)
※ paling terlama と paling を重ねることもありますが、terlamaだけで「最も長い」の意味になります。

その他の関連表現

「lama」を使った表現は、ここで紹介したもの以外にもいくつかあります。例えば、久しぶりに会ったときの挨拶「Sudah lama tidak bertemu!」(お久しぶりです!)は、皆さんも聞いたことがあるかもしれませんね。

このように、「lama」という一つの単語も、接辞がついたり、他の単語と組み合わさったりすることで、様々なニュアンスを表現できるようになります。


いかがでしたか?😊
「lama」の基本の品詞から、語幹としての役割、そして接辞がくっつくことで生まれる様々な派生語まで、その変化のパターンを掴んでいただけたでしょうか。
最初は覚えるのが大変かもしれませんが、一つ一つの接辞が持つイメージを理解すると、だんだん他の単語にも応用できるようになって、語彙力がぐんとアップしますよ!ぜひ、例文と一緒に声に出して練習してみてくださいね。

「lama」の仲間たち~類義語・対義語で表現力アップ~

「lama」という言葉の意味や使い方がバッチリわかったところで、次は「lama」の仲間たち、つまり類義語(意味が似ている言葉)や対義語(反対の意味を持つ言葉)について見ていきましょう!これらの言葉を覚えると、あなたのインドネシア語の表現力がぐーんと豊かになりますよ。「え、そんな言い方もあったんだ!」なんて発見があるかもしれません。さっそく、どんな単語があるのか一緒にチェックしていきましょう♪

「lama」と似た意味を持つ言葉(類義語)

「古い」と表現したいとき、「lama」以外にも使える便利な言葉があるんです。でも、それぞれ少しずつニュアンスが違うのがポイント! その違いをしっかり理解して、シーンに合わせて上手に使い分けられるようになりましょう。

1. kuno(クノ):古風な、アンティークな

まずご紹介するのは kuno です。この単語は、主に物や様式が「古風な」「アンティーク調の」 といった趣がある状態を表します。場合によっては「時代遅れな」という少しネガティブなニュアンスで使われることもありますよ。

  • 例文:
    • mobil kuno (モビル クノ) – クラシックカー
    • bangunan kuno (バングナン クノ) – 古風な建物

lama と kuno のニュアンスの違いって? ここがポイント!

lama と kuno はどちらも「古い」と訳せますが、その指す「古さ」の種類が異なります。

  • lama: 時間が長く経過していることを客観的に示します。例えば、buku lama は「発行されてから時間が経った本」という意味で、その本のスタイルが古風かどうかは問いません。
  • kuno: デザインや様式が「昔ながらの」「時代を感じさせる」といった価値観や雰囲気を伴う古さを指します。gaya kuno(古風なスタイル)のように使います。

例えば、単に「古い車」なら mobil lama でOKですが、mobil kuno と言うと、映画に出てくるようなレトロでおしゃれなクラシックカーをイメージさせます。なんだかワクワクしますね!

2. tua(トゥア):古い、年老いた

次にご紹介する tua も「古い」という意味でよく使われる単語です。こちらは、人や物が年齢を重ねている、年季が入っているというニュアンスが強いのが特徴。「lama」が時間的な長さに焦点を置くのに対し、tua は「経年による状態や変化」を表すイメージです。人に対して使うと「年老いた」という意味になります。

  • 例文:
    • orang tua (オラン トゥア) – 両親、年寄り (直訳すると「年老いた人」ですね)
    • rumah tua (ルマー トゥア) – 古い家(長年経って風格が出た家、といった感じ)
    • pohon tua (ポホン トゥア) – 古木

lama と tua のニュアンスの違いって? ここがポイント!

lama と tua の使い分けも、インドネシア語の表現力を上げるために大切です。

  • lama: 主に「時間的な長さ」に焦点があります。「長い間」なら sudah lama、「古い友達(知り合って長い友達)」なら teman lama のように使います。
  • tua: 人や物の「年齢」や、それによって生じる「古びた状態」を表します。

ここで面白い比較をしてみましょう。「古い友人」と言いたい場合…

  • teman lama (トゥマン ラマ) → 知り合ってから「長い時間」が経っている友人、つまり「旧友」のこと。
  • teman tua (トゥマン トゥア) → 「年老いた」友人、つまり「高齢の友人」のこと。

全然意味が違ってきますよね!この違い、しっかり覚えておくと便利ですよ♪

「lama」と反対の意味を持つ言葉(対義語)

さて、お次は「lama」の反対の意味を表す対義語を見ていきましょう。これらの言葉をマスターすれば、会話のバリエーションがさらに広がること間違いなしです!

1. baru(バル):新しい

「古い (lama)」の反対といえば、やっぱりこれ! baru は「新しい」という意味の、インドネシア語学習では早い段階で出会う基本単語の一つですね。
baru は、物理的に新しい物はもちろん、「新しい経験」「最近始まったこと」など、幅広い「新しさ」を表すことができます。まさに lama の正反対!

  • 例文:
    • baju baru (バジュ バル) – 新しい服
    • kabar baru (カバール バル) – 新しい知らせ
    • Saya baru belajar bahasa Indonesia. (サヤ バル ブラジャール バハサ インドネシア) – 私はインドネシア語を学び始めたばかりです。

baru についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事『インドネシア語「baru」の意味・使い方・読み方・例文・クイズまで徹底解説 | ジョグジャラン』も参考にしてみてくださいね!※)

2. sebentar(スブンタール):少しの間、しばらく (時間)

lama が「長い時間」を表すのに対し、この sebentar は**「短い時間」「ほんの少しの間」「ちょっとの間」**という意味です。日常会話で「ちょっと待ってね」とお願いする時など、本当によく使います。

  • 例文:
    • Tunggu sebentar. (トゥング スブンタール) – 少し待ってください。
    • Saya pergi sebentar saja. (サヤ プルギ スブンタール サジャ) – ちょっと行くだけです。

「会議は長かった?(Apakah rapatnya lama?)」と聞かれた時に、「ううん、すぐ終わったよ(Tidak, sebentar saja.)」みたいに答えられるとスマートですね!

3. cepat(チュパット):速い、早い (時間、速度)

最後に紹介する対義語は cepat です。lama が「(時間が)長くかかる」という意味で使われる場合、その反対として**「速い」「早い」**という意味の cepat がぴったりです。これは時間的な早さだけでなく、動作や物事の進行の速さにも使えます。

  • 例文:
    • Dia datang cepat. (ディア ダタン チュパット) – 彼は早く来た。
    • Kereta ini sangat cepat. (クレタ イニ サンガット チュパット) – この電車はとても速い。
    • Tolong kerjakan lebih cepat. (トロン クルジャカン ルビー チュパット) – もっと早く作業してください。

例えば、返信がなかなか来なくて「遅いなあ (lama sekali)」と感じることもあれば、すぐに返事が来て「速い! (cepat sekali!)」と感動することもありますよね。そんな場面で lama と cepat を使い分けてみましょう。


これで「lama」の仲間たち、類義語の kuno や tua、そして対義語の barusebentarcepat もバッチリですね!それぞれの言葉が持つ細やかなニュアンスを感じながら使い分けることで、あなたのインドネシア語はもっと自然で、もっといきいきとしたものになるはずです。ぜひ毎日の会話や作文の中で、意識して使ってみてくださいね♪

「lama」を使いこなそう!~コロケーションと実践例文集~

インドネシア語の「lama」、基本的な意味は「長い(時間)」や「古い」ですが、他の単語と組み合わせることで、もっと豊かな表現ができるようになるんです!「久しぶり!」「どのくらい時間がかかるの?」「まもなく終わるよ」など、日常会話でよく使うフレーズも「lama」が大活躍♪

このセクションでは、「lama」を使った便利な決まり文句(コロケーション)と、実際の会話でどう使われるのかを、具体的な例文と一緒にたっぷりご紹介します。これを読めば、あなたも「lama」マスターに近づけるはず!さっそく見ていきましょう。

「lama」と仲良し!よく使われるコロケーション集

まずは、「lama」と特によく一緒に使われる言葉たち(コロケーション)をチェック!これらを覚えるだけで、表現の幅がぐっと広がりますよ。

コロケーション日本語訳ポイント
sudah lama久しぶり、とっくに「すでに長い時間が経った」というニュアンス。
belum lamaまだ間もない、最近「まだそれほど長い時間は経っていない」ということ。
tidak lama lagiまもなく「もう長い時間はかからない」=「すぐに」という意味。
berapa lama?どのくらい長く?(期間を尋ねる)時間の長さを質問する時の定番フレーズ。
lama sekali非常に長い間、すごく久しぶりsekali がつくことで「とても」「すごく」と強調されます。
lebih lamaより長くlebih は「もっと~」という比較を表します。
paling lama最も長くpaling は「一番~」という最上級を表します。

では、それぞれのコロケーションを使った簡単な例文を見ていきましょう。どんな状況で使えるのか、イメージしながら読んでみてくださいね。

1. sudah lama:久しぶり、とっくに

「もう長い時間が経った」という意味合いで、大きく分けて2つの使われ方があります。

  • 「久しぶり」と言いたい時
    • 例文:Sudah lama ya kita tidak jalan-jalan bareng seperti ini.
      (こうやって一緒にお出かけするの、久しぶりだね。)
    • 状況:友達とショッピングを楽しんでいる時など、しばらくぶりの行動に対して使えます。
    • ポイント:sudah は「すでに~した」という完了を表す助動詞。tidak + 動詞 で「~しない」なので、「長い間~していない」となります。
  • 「とっくに~した」と伝えたい時
    • 例文:Tugas itu sudah lama saya kumpulkan, Bu.
      (その宿題はとっくに提出しましたよ、先生。)
    • 状況:提出したはずの宿題について聞かれた時など。ちょっと「え、まだ確認してないの?」というニュアンスも含むかも。
    • ポイント:この場合の sudah lama は「ずっと前に」という感覚です。

2. belum lama:まだ間もない、最近

「まだそんなに時間は経っていないよ」という時に使います。

  • 例文1:Saya belum lama tinggal di Jakarta.
    (ジャカルタに住み始めてまだ間もないんです。)
  • 状況:自己紹介で、ジャカルタに来てからの期間が短いことを伝える時。
  • ポイント:belum は「まだ~ない」という未完了を表す助動詞。belum lama で「まだ長くない」=「最近」となります。
  • 例文2:Kejadian itu terjadi belum lama ini.
    (その事件が起きたのは、つい最近のことだよ。)
  • 状況:ある出来事について話していて、それが比較的最近のことだと伝えたい時。
  • ポイント:belum lama ini で「ごく最近に」というニュアンスが強まります。

3. tidak lama lagi:まもなく

「もうすぐだよ!」と、何かがすぐに起こることを伝える時に便利です。

  • 例文1:Pesawat kita akan mendarat tidak lama lagi.
    (私たちの乗る飛行機はまもなく着陸します。)
  • 状況:機内アナウンスでよく聞かれるフレーズですね。
  • ポイント:tidak + 形容詞/副詞 + lagi で「もう~ない」という意味になります。tidak lama lagi は直訳すると「もう長くはない」となり、「まもなく」という意味で使われます。
  • 例文2:Sabar ya, makananmu datang tidak lama lagi.
    (もう少し待っててね、お料理まもなく来るから。)
  • 状況:レストランで、注文した料理を待っている友達をなだめる時など。

4. berapa lama?:どのくらい長く?(期間を尋ねる)

時間の長さを知りたい時の必須フレーズ!

  • 例文1:Berapa lama kamu belajar bahasa Indonesia setiap hari?
    (毎日どのくらいインドネシア語を勉強してるの?)
  • 状況:インドネシア語学習仲間と、勉強時間について話す時。
  • ポイント:berapa は「どのくらい、いくつ」と量や数を尋ねる疑問詞です。lama とセットで「どのくらいの長さ(時間)」を意味します。
  • 例文2:Dari sini ke stasiun, butuh waktu berapa lama dengan berjalan kaki?
    (ここから駅まで、歩いてどのくらい時間がかかりますか?)
  • 状況:道に迷った時や、初めての場所で所要時間を知りたい時に使えます。butuh waktu は「時間が必要」という意味。

5. lama sekali:非常に長い間、すごく久しぶり

sekali がつくことで、「長い」という気持ちがぐっと強調されます。

  • 例文1:Wah, antreannya lama sekali! Kita cari tempat lain saja?
    (うわー、ものすごい行列!別のお店探さない?)
  • 状況:人気のお店で長蛇の列を見た時の、ちょっとうんざりした気持ちを表す時。ネガティブな文脈ですね。
  • ポイント:sekali は形容詞や副詞の後ろについて「とても~」という意味を加えます。
  • 例文2:Lama sekali tidak mendengar kabarmu! Bagaimana keadaanmu sekarang?
    (すごく久しぶりにあなたの便りを聞いたわ!今はどうしてるの?)
  • 状況:長い間連絡を取っていなかった友人から連絡があった時の、喜びと驚きを表す時。ポジティブな文脈です。

6. lebih lama:より長く

「今よりもっと長く」と伝えたい時に使います。

  • 例文1:Saya mau tidur lebih lama di akhir pekan.
    (週末はもっと長く寝ていたいな。)
  • 状況:平日の疲れが溜まっている時の、ささやかな願望。
  • ポイント:lebih は「より~、もっと~」という意味の比較級を作る言葉です。
  • 例文2:Kalau kamu mau pintar, kamu harus belajar lebih lama dari teman-temanmu.
    (もし賢くなりたいなら、友達よりも長く勉強しなきゃダメだよ。)
  • 状況:子供に勉強を促すお母さんのセリフ…かもしれませんね。少し厳しいアドバイス。

7. paling lama:最も長く

「一番長く」と言いたい時に使います。

  • 例文1:Dia yang paling lama bekerja di perusahaan ini.
    (彼がこの会社で一番長く働いています。)
  • 状況:社内の勤続年数が一番長い人を紹介する時。
  • ポイント:paling は「最も~、一番~」という意味の最上級を作る言葉です。
  • 例文2:Paling lama, saya akan selesaikan laporan ini dalam dua hari.
    (一番長くても、このレポートは2日で終わらせます。)
  • 状況:仕事の納期について、最大限かかる時間を伝える時。「遅くとも」というニュアンス。

「lama」を使ったリアルな会話シーンを覗いてみよう!

コロケーションを覚えたら、次は実際の会話でどう使われているかを見てみましょう!色々なシチュエーションを想像しながら読んでみてくださいね。

友達同士:「久しぶり!」にも色々ある!

道でばったり友達に会った時、なんて声をかけますか?「久しぶり!」の表現も lama を使って色々言えるんですよ。

基本の「久しぶり!」

A: Hai, Rina! Apa kabar? Sudah lama tidak bertemu!
   (やあ、リナ!元気?久しぶりだね!)
B: Eh, Yuki! Iya nih, sudah lama sekali! Kangen deh! Kamu sendiri gimana?
   (あれ、ユキ!本当だね、すごく久しぶり!会いたかったよー!ユキこそどう?)
  • 解説
    • Sudah lama tidak bertemu は「長い間会っていない」が直訳で、「久しぶり」の定番フレーズ。カジュアルにも丁寧にも使えます。
    • Bさんの sudah lama sekali のように sekali をつけると「すごく久しぶり!」と強調できます。
    • Kangen deh! は「会いたかったよ!」「恋しかったよ!」という親しみを込めた表現。友達同士ならぜひ使いたいですね!

もっとカジュアルに!

A: Woi, Budi! Lama tak jumpa! Ke mana saja selama ini?
   (よお、ブディ!久しぶりじゃん!今までどこ行ってたんだよ?)
B: Widih, kaget aku! Biasa aja, sibuk kerja. Kamu ngapain aja?
   (うわ、びっくりした!別に普通だよ、仕事が忙しくてさ。お前は何してたんだ?)
  • 解説
    • Lama tak jumpa は Sudah lama tidak bertemu よりくだけた言い方で、親しい友達や年下に使います。tak は tidak の短縮形です。
    • Ke mana saja selama ini? は直訳すると「この間、どこへばかり行っていたの?」となり、長い間会わなかった相手への決まり文句のようなフレーズ。「何してたの?」というニュアンスも含まれます。

他にもこんな「久しぶり」バリエーション

  • Sudah berapa lama kita tidak ketemu, ya?
    (私たち、どのくらい会ってなかったっけ?)
    → ちょっと考えているような、懐かしむようなニュアンス。
  • Rasanya sudah lama sekali kita tidak ngobrol begini.
    (こんな風におしゃべりするの、なんだかすごく久しぶりな気がするね。)
    → rasanya (~な感じがする) をつけると、より感情がこもった表現になります。

フォーマルな場面:「長らくお待たせいたしました」

お店やビジネスシーンで、お客様を待たせてしまった時など、丁寧にお詫びする場面でも lama が使われます。

Staf Hotel: Selamat malam, Ibu Tanaka. Mohon maaf sudah menunggu lama. Kamar Anda sudah siap.
           (こんばんは、タナカ様。長らくお待たせし申し訳ありません。お部屋の準備が整いました。)
Tamu (Anda): Terima kasih. Tidak apa-apa.
             (ありがとう。大丈夫ですよ。)
  • 解説
    • Mohon maaf は「申し訳ございません」という非常に丁寧な謝罪の言葉です。
    • sudah menunggu lama で「長くお待ちいただいた」という状況を表します。
    • ビジネスシーンやホテル、レストランなどでよく使われる丁寧な表現です。

期間を尋ねたい時:「どのくらい?」

旅行の計画を立てる時や、新しい習い事を始める時など、かかる時間を知りたい場面は多いですよね。そんな時は berapa lama? を使いましょう。

滞在期間について

A: Kamu berencana tinggal di Bali berapa lama?
   (バリにはどのくらい滞在する予定なの?)
B: Rencananya sih sekitar satu minggu. Kalau kamu?
   (計画では1週間くらいかな。あなたは?)
A: Aku mungkin lebih lama sedikit, sekitar sepuluh hari.
   (私はもうちょっと長く、10日間くらいかな。)
  • 解説
    • Berapa lama? で期間を尋ねています。
    • Bさんの答え sekitar satu minggu (約1週間) のように、selama (~の間) を使わなくても期間を答えられます。
    • Aさんの lebih lama sedikit (もう少し長く) のように、比較表現も会話でよく使われます。

作業時間について(ちょっとネガティブな聞き方も…)

Atasan: Proyek ini sudah berjalan berapa lama? Kenapa belum ada kemajuan yang signifikan?
        (このプロジェクト、始まってからどのくらい経つ?なんでまだ大きな進捗がないんだ?)
Bawahan: Maaf, Pak. Ada beberapa kendala teknis. Kami usahakan paling lama minggu depan sudah ada hasilnya.
         (申し訳ありません、部長。いくつか技術的な問題がございまして。遅くとも来週までには結果が出るよう努力いたします。)
  • 解説
    • 上司のセリフは、berapa lama を使っていますが、進捗がないことへの不満が込められていますね。言い方や状況でニュアンスが変わるのが言葉の面白いところです。
    • 部下の paling lama minggu depan は「最も長くて来週」つまり「遅くとも来週には」という意味。期限を伝える時に使えます。

「古い」ものについて話す時

lama には「時間が経って古い」という意味もあります。物や建物などについて話す時に使ってみましょう。

思い出の品

A: Wah, kamera ini kelihatan antik ya! Ini kamera lama?
   (わあ、このカメラ、アンティークみたいだね!これ、古いカメラ?)
B: Iya, ini peninggalan kakekku. Sudah lama sekali, tapi masih bisa dipakai lho.
   (うん、これ祖父の形見なんだ。すごく古いけど、まだ使えるんだよ。)
  • 解説
    • この場合の kamera lama は「長いカメラ」ではなく「古いカメラ」という意味です。
    • Sudah lama sekali は「ものすごく古い」というニュアンス。物が古いことを強調しています。
    • 「古い」の反対は baru (新しい) ですね。

歴史的建造物

Turis (Anda): Permisi, Pak. Apakah candi ini bangunan lama? Kapan dibangunnya ya?
              (すみません。この寺院は古い建物ですか?いつ頃建てられたんでしょうか?)
Pemandu    : Betul sekali. Candi ini adalah peninggalan kerajaan dari abad ke-8. Sudah sangat lama.
              (その通りです。この寺院は8世紀の王国時代の遺跡なんですよ。非常に古いものです。)
  • 解説
    • bangunan lama で「古い建物」を意味します。
    • sudah sangat lama も lama sekali と同様に「非常に古い」という意味で使えます。

いかがでしたか?「lama」を使った色々な表現、少し身近に感じていただけたでしょうか。
コロケーションを覚えて、会話例を参考にしながら、ぜひ実際のコミュニケーションで使ってみてくださいね。間違えても大丈夫!たくさん使って、どんどん「lama」と仲良くなっていきましょう♪

理解度チェック!「lama」活用クイズに挑戦しよう

さて、ここまでインドネシア語の「lama」について、意味や使い方、関連表現などを学んできましたね。「lama」が持つ「長い時間」や「古い」といったイメージは掴めてきたでしょうか?

「うん、なんとなく分かったかも!」
「でも、実際に使えるかちょっと不安…」

そんなあなたにピッタリの、理解度をチェックできる「lama」活用クイズを用意しました!学んだ知識を試しながら、さらに記憶に定着させていきましょう。全問正解目指して、気軽にチャレンジしてみてくださいね♪


第1問:「久しぶり!」の表現

まずは、日常会話でもよく使う「久しぶり」の表現です。カッコに当てはまるぴったりのインドネシア語を選んでみましょう。

問題:
「Sudah ( ) tidak bertemu, ya!」
(久しぶりに会わないね!)

選択肢:

  1. baru
  2. lama
  3. sebentar
  4. cepat
正解と解説を確認する

正解:2. lama

解説:
バッチリ正解できましたか?😊

この文は「(私たちは)長い間会っていませんね!」、つまり「お久しぶりですね!」という挨拶のフレーズです。ここで「長い間」という意味を表すのが lama なんです。

では、他の選択肢も見ていきましょう。

  • 1. baru: 「新しい」や「~したばかり」という意味です。「新しく会わないね」だと意味が通じませんね。
  • 3. sebentar: 「少しの間、ちょっとの間」という意味です。「少しの間会わないね」では、「久しぶり」というニュアンスが出ません。
  • 4. cepat: 「速い、早い」という意味です。「速く会わないね」も不自然ですね。

このように、文脈から「長い間」を表す lama が最も適切だと分かります。友達や知り合いに久しぶりに会った時に、ぜひ使ってみてくださいね!


第2問:所要時間を尋ねる表現

次は、旅行の計画を立てる時などにも使える「所要時間」を尋ねるフレーズです。ここでも lama が活躍しますよ!

問題:
「Berapa ( ) perjalanan dari Jakarta ke Bali naik pesawat?」
(ジャカルタからバリまで飛行機でどのくらいの時間かかりますか?)

選択肢:

  1. tua
  2. kuno
  3. lama
  4. baru
正解と解説を確認する

正解:3. lama

解説:
こちらも正解できましたか?素晴らしいです!✨

この文は「ジャカルタからバリ島への飛行機での移動は、どのくらい長いですか?」と、移動にかかる時間を尋ねています。この「どのくらい(時間が)長いか」を表現するのが berapa lama という決まり文句なんです。

他の選択肢がなぜ違うのかも確認しておきましょう。

  • 1. tua: 「年老いた、古い(主に人や生物に対して)」という意味です。「どのくらい年老いた移動ですか?」では、意味が分かりませんね。
  • 2. kuno: 「古風な、アンティークな、時代遅れの」という意味です。これも移動時間を尋ねるのには不適切です。
  • 4. baru: 「新しい」という意味なので、「どのくらい新しい移動ですか?」となり、これもおかしいですね。

Berapa lama で「どのくらいの時間・期間」と覚えておくと、色々な場面で応用できて便利ですよ!


第3問:「lama」の仲間はずれはどっち?

最後は、「lama」の対義語(反対の意味の言葉)に関する問題です。ちょっとひっかけ問題になっているので、注意して選んでみてくださいね!

問題:
「lama」の対義語として最も適切でないものはどれ?

選択肢:

  1. baru
  2. sebentar
  3. cepat
  4. kuno
正解と解説を確認する

正解:4. kuno

解説:
これは少し難しかったかもしれませんね。正解できましたか?🎉

lama には「(時間が)長い」という意味の他に、「古い」という意味もあります。

  • 1. baru: 「新しい」という意味なので、「古い (lama)」の対義語になります。
  • 2. sebentar: 「少しの間」という意味なので、「(時間が)長い (lama)」の対義語になります。
  • 3. cepat: 「速い、早い」という意味です。「時間がかかる(lama)」の反対で「時間がかからない、早く終わる(cepat)」という文脈で対義語になり得ます。例えば、「Prosesnya lama.(手続きに時間がかかる)」に対して「Prosesnya cepat.(手続きが速い)」のように使えます。

では、なぜ kuno が適切でないのでしょうか?
kuno は「古風な、アンティークな、時代遅れの」といった意味合いで、「古い」という点では lama と意味が近い、つまり類義語(似た意味の言葉)にあたる場合があるからです。特に「古い建物」を bangunan lama とも bangunan kuno とも表現できるように、文脈によっては置き換え可能なケースもあります。

このクイズでは、「lama」が持つ複数の意味と、それに対する反対の言葉、そして似た言葉の区別がポイントでした。単語を覚えるときは、対義語や類義語もセットで意識すると、より深く理解できますよ。


いかがでしたか?「lama」のクイズ、楽しんでいただけましたでしょうか。
このクイズを通して、「lama」の具体的な使い方や、他の単語との関係性について、さらに理解が深まっていれば嬉しいです。間違えてしまった問題も、解説を読んで「なるほど!」と思っていただけたら、それは大きな一歩ですよ!

インドネシア語の学習は、こうして少しずつ知識を積み重ねていくことが大切です。これからも楽しく学んでいきましょうね!

まとめ~「lama」をマスターしてインドネシア語をもっと楽しく!~

今回の記事では、インドネシア語の超重要単語「lama」について、意味や使い方、発音のコツからクイズまで、じっくりと解説してきました。盛りだくさんな内容でしたが、最後までお読みいただきありがとうございます!きっと、「lama」についてたくさんの発見があったのではないでしょうか?

ここで、本記事で学んだ「lama」の重要なポイントを一緒におさらいしましょう。

  • 「lama」の主な意味は2つ!
    • 長い時間」:滞在期間や作業時間など、時間の長さを表すときに使います。「Berapa lama?(どのくらい時間がかかりますか?)」は頻出フレーズですね!
    • 古い」:物や関係などが古くからあることを示します。「teman lama(旧友、昔からの友達)」のように使えます。
  • 発音のポイントは?
    • 日本語の「ラマ」に近いですが、最初の「l」は舌先を上の歯茎の裏にしっかりつけて発音するのがコツでしたね。意識して練習すれば、ネイティブのような自然な発音に近づけますよ。
  • 重要な派生語やコロケーションもチェック!
    • selama(~の間)、lama-lama(だんだん、やがて)、kelamaan(長すぎること)といった派生語は、「lama」の世界をぐっと広げてくれます。(※terlalu lamaも「長すぎる」ですが、本文ではkelamaanを紹介しました)
    • sudah lama tidak bertemu(お久しぶりです)のような、日常会話で役立つ便利なフレーズもたくさんありました。

「lama」という一つの単語を深く理解するだけで、表現できることの幅がぐんと広がったのを実感できたのではないでしょうか?例えば、「インドネシアにはどのくらい長く滞在する予定ですか?」と質問したり、「この建物はとても古いですね」と感想を伝えたり。さらには、「お久しぶりです!元気でしたか?」なんて、インドネシア人の友達との再会シーンでも自然な会話が楽しめるようになります。

このように、一見シンプルに見える重要単語lama」を使いこなせるようになると、あなたのインドネシア語学習はもっともっと楽しく、そして深みのあるものになるはずです。覚えた単語やフレーズを積極的に使って、コミュニケーションの楽しさをどんどん味わってくださいね。

インドネシア語の学習は、まさに「lama-lama menjadi bukit(塵も積もれば山となる)」です。今日学んだ「lama」のように、一つ一つの知識を丁寧に積み重ねていくことが、必ずあなたの力になります。焦らず、自分のペースで、そして何よりも楽しむことを忘れずに、これからもインドネシア語学習を続けていきましょう!

あなたのインドネシア語ライフが、この「lama」のまとめ記事を通して、さらに豊かなものになることを心から応援しています! Sampai jumpa lagi! (また会いましょう!)

アプリで効率的にインドネシア語を覚えよう!

BINTANGOアプリは、日本語話者向けに特化したインドネシア語単語学習アプリです。

単語帳機能・辞書機能・翻訳機能・質問機能などの機能を備えています。

\ iOS版 BINTANGOのダウンロードはこちらから! /

\ Android版 BINTANGOのダウンロードはこちらから! /

インドネシア語学習 おすすめ書籍・参考書・辞書・問題集

実際、インドネシア語の勉強を始めたいのですが、、
とりあえず独学で勉強する上で、、どの参考者がいいのかなあ……。

ジョグジャ先生

今回は、著者自身の経験をふまえ、この質問にお答えさせていただきたいと思います。
インドネシア語学習のおすすめ書籍・参考書・辞書を紹介!

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

最後に

ジョグジャ先生

最後まで読んでいただきありがとうございました!

こちらのブログでは、インドネシア関連のお役立ち情報をたくさん紹介しています!
ぜひこちらの記事もチェックしてみてください!

インドネシア語「lama」の意味・使い方・読み方・例文・クイズまで徹底解説

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次