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【インドネシア語】ネイティブみたいに話したい!想いが伝わる強調表現7選 (biasa, agak, cukup, sangat, sekali, banget, terlalu)

【インドネシア語】ネイティブみたいに話したい!想いが伝わる強調表現7選 (biasa, agak, cukup, sangat, sekali, banget, terlalu)

「インドネシア語の勉強、楽しいけど、なんだか自分の気持ちがうまく伝わらないなあ…」
「もっとこう、微妙なニュアンスを伝えたいのに、ぴったりの言葉が出てこない!」

インドネシア語を始めて3ヶ月くらい経つと、基本的な単語やフレーズは覚えてきたものの、こんな風に感じること、ありませんか? 例えば、「美味しい!」と伝えたいとき、ただ enak (エナッ)と言うだけじゃ、どれくらい美味しいのか、感動の度合いがイマイチ伝わりきらない…。「ちょっとだけ美味しい」のか、「ものすごーく美味しい!」のか、その表現力の幅を広げたいですよね?

日常会話で「わかるわかる!」「本当に!?」なんて共感してもらえたり、自分の感情をストレートに伝えられたりしたら、インドネシア語でのコミュニケーションがもっともっと楽しくなるはず!✨

実は、インドネシア語にも日本語の「めっちゃ」とか「ちょっと」みたいに、気持ちの度合いをカンタンに伝えられる便利な「強調表現」がたくさんあるんです。これらはインドネシア語の文法の中でも、特に会話を豊かにする重要な要素です。

これらの強調表現をマスターすれば、あなたのインドネシア語は一気にネイティブっぽく、そして感情豊かに大変身!🥳 初級レベルの今だからこそ、これらの表現を覚えて、もっと自然な会話を目指しませんか?

この記事では、そんなあなたの「伝えたい!」を叶える、とっておきのインドネシア語 強調表現を7つピックアップしてご紹介します。

  • biasa (ビアサ) – 「普通だよ~」って感じの時に
  • agak (アガッ) – 「ちょっとね…」と控えめに言いたい時に
  • cukup (チュクップ) – 「まあまあかな」「十分だよ」って時に
  • sangat (サンガット) – 「とっても!」と丁寧に伝えたい時に
  • sekali (スカリ) – 「すっごく!」と気持ちを込めたい時に
  • banget (バンガット) – 「めっちゃ!」とカジュアルに言いたい時に
  • terlalu (トゥラル) – 「~すぎるよぉ」って言いたい時に

それぞれの言葉が持つニュアンスや使い方を、分かりやすい例文と一緒に徹底解説! きっと「そうそう、これ知りたかった!」が見つかるはずです。一緒にインドネシア語表現力をアップさせて、もっと会話を楽しみましょう!

目次

基本のキ!7つのインドネシア語 強調表現をマスターしよう

インドネシア語で自分の気持ちを豊かに表現したいけど、なんだかいつも同じような言葉になっちゃう…なんて経験はありませんか?「美味しい!」とか「楽しい!」をもっとネイティブっぽく伝えられたら、会話もグッと弾みますよね!

実は、インドネシア語には日本語の「とても」や「めっちゃ」のように、感情や状況の程度を表す言葉がたくさんあるんです。これらを使いこなせれば、あなたのインドネシア語はもっと自然で、気持ちが伝わる表現になりますよ!

ここでは、日常会話で特によく使われる7つの「強調表現」をピックアップ!それぞれの意味やニュアンス、具体的な使い方を例文と一緒に見ていきましょう。これらのインドネシア語 副詞とも言える程度表現をマスターすれば、表現の幅がぐっと広がること間違いなしです!

発音について
これから紹介するカタカナでの発音表記は、あくまでも目安です。実際のインドネシア人の発音は、ぜひ音声で確認してみてくださいね。Google翻訳の音声機能などを活用するのもおすすめです♪


1. biasa (ビアサ) – 「普通」「いつもの」

発音の目安: ビアサ

意味:
「biasa(ビアサ)」は、「普通」「通常」「いつもの」といった意味を持つ言葉です。特に良くも悪くもない、標準的な状態や日常的なことを表します。

ニュアンス:
良くも悪くもない、フラットなニュアンスが基本です。ただ、期待していたことに対して「biasa」と使うと、「思ったほどじゃなかったな…」という少しネガティブな、期待外れだったニュアンスで伝わることもあります。

具体的な例文:

  • A: “Bagaimana kabarmu hari ini?” (今日の調子はどう?)
    B: “Biasa saja.” (まあまあだよ。/ 普通だよ。)
    (解説: 「saja」が付くと「まあ、普通だよ」「特に変わりないよ」というニュアンスが強まります。)
  • A: “Bagaimana rasa nasi gorengnya?” (このナシゴレンの味はどう?)
    B: “Rasanya biasa saja, tidak ada yang istimewa.” (普通の味だね、特に特別なところはないかな。)
    (解説: ちょっと期待外れだったかも?という気持ちが伝わります。)
  • “Setiap pagi saya minum kopi, itu sudah biasa bagi saya.” (毎朝コーヒーを飲むのは、私にとってはいつものことだよ。)
    (解説: 日常的な習慣を表しています。)
  • “Dia selalu datang tepat waktu, seperti biasa.” (彼はいつものように、いつも時間通りに来るよ。)

使い方のポイント:
「biasa saja (ビアサ サジャ)」という形で非常によく使われます。「saja」が付くことで、「まあ、別に」「特にこれといって…」といった少し投げやりなニュアンスや、期待していたものに対しての「普通だね」感が強調されることがあります。
相手に何かを褒められたり、特別なことのように言われた時に「いえいえ、普通のことですよ」と謙遜するような場面でも使えます。


2. agak (アガック) – 「やや」「少し」

発音の目安: アガッ(ク) ※最後の「ク」は息を止めるような感じで、ほとんど発音しません。

意味:
「agak(アガック)」は、「やや」「少し」「いくらか」といった意味で、完全ではないがある程度はその状態であることを表します。

ニュアンス:
「思ったよりは~だな」「ちょっと~かも」という、話し手の主観的な感覚を表すことが多いです。「sedikit (スディキット) – 少し」と似ていますが、「agak」の方が「自分の予想や基準と比べて、いくらか~だ」というニュアンスが強い傾向にあります。

具体的な例文:

  • “Cuaca hari ini agak panas, ya.” (今日の天気は少し暑いね。)
    (解説: 思っていたよりも暑い、と感じている状況です。)
  • “Saya agak lupa namanya.” (彼の名前、ちょっと忘れちゃったんだよね。)
    (解説: 完全に忘れたわけではないけど、思い出せない…というニュアンス。)
  • “Harga baju ini agak mahal untuk saya.” (この服の値段は、私にはやや高いかな。)
    (解説: 手が出ないほどではないけど、うーん、ちょっと高いな…という感覚。)
  • “Film yang kemarin saya tonton ceritanya agak sedih.” (昨日観た映画、話がちょっと悲しかったな。)

使い方のポイント:
「sedikit」が客観的に量が少ないことや程度が低いことを指すのに対し、「agak」は話し手の「思ったよりは」「まあまあ」といった主観的な評価が含まれることが多いです。例えば、コーヒーが「agak pahit (アガッ パヒッ – やや苦い)」というのは、自分の好みより少し苦いと感じている状態です。


3. cukup (チュクップ) – 「十分に」「かなり」

発音の目安: チュクップ

意味:
「cukup(チュクップ)」は、「十分に」「足りる」という意味が基本ですが、「かなり」「結構」といった、予想以上の満足感や肯定的な評価を表すこともあります。

ニュアンス:
必要とされる基準を満たしていて「これでOK!」「満足!」というポジティブなニュアンスが強いです。「思ったより良いじゃん!」「結構~だね!」といった嬉しい驚きを表すこともできます。

具体的な例文:

  • A: “Apakah uangmu cukup untuk membeli tiket bioskop?” (映画のチケットを買うお金、足りる?)
    B: “Ya, uang saya cukup.” (うん、十分あるよ。)
    (解説: 「足りる」という基本的な意味です。)
  • “Porsi makan malam ini cukup besar untuk saya.” (この夕食の量は、私にはかなり多い(十分な量だ)よ。)
    (解説: 満足できる量、というポジティブな評価。)
  • “Kualitas barang ini cukup bagus dengan harga segitu.” (この値段でこの品質なら、かなり良いね。)
    (解説: 期待以上に良い、というニュアンス。)
  • “Dia sudah belajar bahasa Indonesia selama 3 bulan, jadi dia cukup bisa berbicara.” (彼はインドネシア語を3ヶ月勉強したから、かなり話せるよ。)

使い方のポイント:
単に「足りる」だけでなく、「思ったより~だな!」と良い意味で予想を上回った時にも使えます。「cukup baik (チュクップ バイッ – かなり良い)」「cukup enak (チュクップ エナッ – かなり美味しい)」のように、形容詞と組み合わせて使われることが多いです。


4. sangat (サンガット) – 「とても」「非常に」

発音の目安: サンガット

意味:
「sangat(サンガット)」は、「とても」「非常に」という意味で、程度が甚だしいことを表す最も一般的で基本的な強調表現です。

ニュアンス:
フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使える、オールマイティな「とても」です。感情をストレートに表現するというよりは、客観的に程度が高いことを示すニュアンスがあります。

具体的な例文:

  • “Saya sangat senang bertemu dengan Anda.” (あなたにお会いできてとても嬉しいです。)
    (解説: フォーマルな挨拶にも使えます。)
  • “Pemandangan matahari terbenam di pantai itu sangat indah.” (あのビーチの夕焼けは非常に美しかった。)
    (解説: 感動を伝える丁寧な表現です。)
  • “Belajar bahasa baru memang sangat sulit pada awalnya.” (新しい言語を学ぶのは、最初はとても難しいものです。)
    (解説: 客観的な事実を強調しています。)
  • “Terima kasih banyak, bantuan Anda sangat berarti bagi saya.” (本当にありがとうございます、あなたの助けは私にとって非常に意味があります。)

使い方のポイント:
書き言葉でも話し言葉でも頻繁に使われる、非常に便利な強調表現です。形容詞や副詞の「前」に置いて使います。(例: sangat cantik – とても綺麗)迷ったら「sangat」を使えば、まず間違いありません。


5. sekali (スカリ) – 「とても」「非常に」 (形容詞や動詞の後ろ)

発音の目安: スカリ

意味:
「sekali(スカリ)」も「sangat」とほぼ同じく「とても」「非常に」という意味ですが、修飾する語の「後ろ」に置くのが大きな特徴です。

ニュアンス:
意味は「sangat」と近いですが、「sekali」の方が少し感情がこもった、話し言葉的な響きになることがあります。「わぁ、本当に~だね!」といった、より直接的な感動や驚きを伝えやすい表現です。

具体的な例文:

  • “Masakan Indonesia ini enak sekali!” (このインドネシア料理、とっても美味しい!)
    (解説: 心からの「美味しい!」が伝わります。)
  • “Pemandangannya indah sekali, saya ingin datang ke sini lagi.” (景色がすごく綺麗!またここに来たいな。)
    (解説: 感動をストレートに表現しています。)
  • “Wah, rumahmu besar sekali!” (わあ、君の家、すごく大きいね!)
    (解説: 驚きを表す時にピッタリ。)
  • “Saya capai sekali hari ini setelah bekerja seharian.” (一日中仕事をして、今日はものすごく疲れたよ。)

使い方のポイント:
必ず、強調したい形容詞や動詞の「後ろ」に付けてください。(例: panas sekali – とても暑い)「sangat panas」も「panas sekali」も意味は同じ「とても暑い」ですが、「panas sekali!」の方が、「うわー、暑いー!」という話し手の感情がより乗っている感じがします。日常会話では「sekali」の方がより口語的で、感情を込めて使いやすいかもしれません。


6. banget (バンゲット) – 「すごく」「めっちゃ」 (口語)

発音の目安: バンゲッ(ト) ※最後の「ト」は息を止めるような感じで、ほとんど発音しません。

意味:
「banget(バンゲット)」は、「sangat」や「sekali」よりもさらにくだけた、「すごく」「めっちゃ」「超」といったニュアンスの強調表現です。若者言葉に近い、非常にカジュアルな言い方です。

ニュアンス:
友達同士や親しい間柄で、感情をストレートに、そして強く表現したい時に使います。ワクワクした気持ちや、驚き、感動などを生き生きと伝えることができます。

具体的な例文:

  • “Film horor itu seru banget, lho!” (あのホラー映画、めっちゃ面白かったよ!)
    (解説: 興奮が伝わってきますね!)
  • “Aku lapar banget nih, ayo cari makan!” (お腹めっちゃ空いたー!何か食べに行こうよ!)
    (解説: 若者がよく使う表現です。)
  • “Dia baik banget, selalu membantu teman-temannya.” (彼、すごく良い人だよ、いつも友達を助けてるんだ。)
    (解説: 親しみを込めた「すごく」です。)
  • “Cuaca hari ini panas banget ya, enaknya minum es!” (今日、超暑いね!冷たいもの飲むのが最高だね!)

使い方のポイント:
「banget」は非常にくだけた表現なので、使う相手や場面を選びましょう。先生や上司、初対面の人など、フォーマルな場では避けて、「sangat」や「sekali」を使うのがマナーです。友達との会話では「banget」を使うと、より親密でナチュラルな印象になりますよ。「sekali」と同じように、強調したい言葉の「後ろ」に置くことが多いです。(例: enak banget – めっちゃ美味しい)


7. terlalu (トゥルラル) – 「~すぎる」

発音の目安: トゥルラル

意味:
「terlalu(トゥルラル)」は、「~すぎる」という意味で、何かの程度が度を超している、過度である状態を表します。

ニュアンス:
基本的には「多すぎる」「やりすぎ」「~すぎて困る」といったネガティブなニュアンスで使われることが多いです。何かが過剰で、好ましくない状況であることを示します。

具体的な例文:

  • “Kopi ini terlalu manis untuk saya.” (このコーヒーは私には甘すぎるよ。)
    (解説: 甘すぎて飲みにくい、というネガティブな状況。)
  • “Jangan bekerja terlalu keras, nanti kamu sakit.” (働きすぎないでね、病気になるよ。)
    (解説: 過度な労働に対する注意。)
  • “Harga tas itu terlalu mahal, saya tidak jadi membelinya.” (あのカバンの値段は高すぎるから、買うのをやめたよ。)
    (解説: 高すぎて手が出せない、という状況。)
  • “Dia berbicara terlalu cepat, jadi saya kurang mengerti.” (彼は話すのが速すぎるから、私はあまり理解できないんだ。)

使い方のポイント:
多くの場合、ネガティブな意味合いで使われますが、ごく稀に「cantik terlalu (チャンティック トゥルラル – 美しすぎる)」のように、褒め言葉として「~すぎるほど素晴らしい」というニュアンスで使われることもあります。しかし、これは少し詩的な表現であったり、特別な文脈で使われることが多く、日常会話では「cantik sekali」や「cantik banget」の方が自然です。基本は「度を超していて好ましくない」というネガティブな意味合いで覚えておくと良いでしょう。


いろんな「高い」を比べてみよう!

ここで、値段について話す時の強調表現を比べてみましょう。ニュアンスの違いが分かりやすいですよ!

  • Agak mahal. (アガッ マハル) – ちょっと高いね。 (思ったより少し高いかな…)
  • Cukup mahal. (チュクップ マハル) – 結構高いね。 (うん、なかなか良い値段するね、でも納得できる範囲かも)
  • Sangat mahal. (サンガット マハル) – とても高いですね。 (客観的に見て、値段が高いです)
  • Mahal sekali! (マハル スカリ!) – すごく高い! (うわー!こんなに高いんだ!)
  • Mahal banget! (マハル バンゲット!) – めっちゃ高いじゃん! (友達と:えー!マジで高いんだけど!)
  • Terlalu mahal. (トゥルラル マハル) – 高すぎるよ。 (これじゃ買えないよ…)

どうでしょう?同じ「高い」でも、気持ちの乗り方や状況によって使い分けられると便利ですよね!


これらの7つの強調表現、いかがでしたか?
最初はどれを使ったらいいか迷うかもしれませんが、まずは例文を参考に、日常会話で少しずつ使ってみてください。使っていくうちに、それぞれのニュアンスが自然と身についてきますよ。

これらのインドネシア語 副詞程度表現を使いこなして、もっともっとあなたの気持ちをインドネシア語で伝えてみましょう!

皆さんがインドネシア語で「これ、めっちゃ美味しい!」って伝えたい時、どの強調表現を使いたいですか? もしよかったら、コメントで教えてくださいね!

使い分けに迷ったら?強調表現比較チャート 📊✨

「biasa」「agak」「cukup」「sangat」「sekali」「banget」「terlalu」…たくさんあって、どれをいつ使えばいいか迷っちゃいますよね?🤔

大丈夫!ここで、それぞれの表現が持つ「丁寧さ」「強調の強さ」「ニュアンス」を整理して、あなたがピッタリの言葉を選べるように、比較チャートと具体的な使い分けのコツを伝授しますね!これでインドネシア語 強調表現の使い分けもバッチリです!

強調表現まるわかり比較チャート 早見表

まずは一覧で、それぞれの言葉がどんなキャラクターなのか見てみましょう!

スクロールできます
表現 (読み方)丁寧さ強調の強さ主なニュアンスこんな時にピッタリ!
biasa (ビアサ)ニュートラル弱い普通、いつもの「特に強調しない、通常通り」を伝えたい時。例:調子を聞かれて「普通だよ」と答える時。
agak (アガッ)ややフォーマルやや弱いちょっと、少し控えめに表現したい時や、ネガティブなことを少し和らげたい時。例:「ちょっと難しい」
cukup (チュクップ)ニュートラル普通十分、なかなか「結構~だね」「まあまあ満足」という肯定的な評価の時。例:「結構美味しいね」
sangat (サンガット)フォーマル強いとても(書き言葉寄り)目上の人や改まった場で、丁寧に「とても」と伝えたい時。例:スピーチや正式な手紙で。
sekali (セカリ)ニュートラル強いとても(話し言葉寄り)日常会話で「すごく~!」と自然に伝えたい時。形容詞/副詞の後ろに。例:「景色が綺麗だね!」
banget (バンゲット)カジュアルとても強いめっちゃ、超(若者言葉)友達との会話で「マジで!?」と感情を込めて言いたい時。例:「この映画、めっちゃ面白い!」
terlalu (テゥラル)ニュートラル強い~すぎる(マイナス)「度を超している」「やりすぎ」とネガティブな意味で使いたい時。例:「甘すぎるよ」

ポイント💡

  • 丁寧さ: フォーマルな場では sangat、友達同士なら banget のように、相手や状況に合わせて使い分けるのが大切です。
  • 強調の強さ: 感情の大きさに合わせて選びましょう。agak (ちょっと) → cukup (結構) → sangat/sekali/banget (とても/すごく/めっちゃ) のように段階があります。
  • ニュアンス: terlalu は基本的にネガティブな意味で使うので注意! 他の表現はポジティブなことにもネガティブなことにも使えますが、cukup は「十分満足」というポジティブな響きが強いことが多いです。

「とても」を表す3つの表現、どう違うの? (sangat, sekali, banget)

特に「とても」と訳される sangatsekalibanget は使い分けに迷うポイントですよね。このニュアンス比較で、スッキリ解決しましょう!

  1. sangat (サンガット)
    • 丁寧度: 高い ✨ (フォーマル)
    • 使い方: 形容詞や副詞の「前」に置きます。
    • イメージ: ニュースやスピーチ、教科書で使われるような、きちんとした「非常に」という感じです。客観的な事実を伝える時にも向いています。
    • 例: Kamar ini sangat bersih. (この部屋はとてもきれいです。)
  2. sekali (セカリ)
    • 丁寧度: 普通 😊 (ニュートラル)
    • 使い方: 形容詞や副詞の「後」に置きます。← ココが sangat との大きな違い!
    • イメージ: 日常会話で一番よく使われる、自然な「すごく」「とても」です。話し手の感情が乗りやすい表現です。
    • 例: Kamar ini bersih sekali. (この部屋はすごくきれいだね。)
  3. banget (バンゲット)
    • 丁寧度: 低い 🎉 (カジュアル)
    • 使い方: 形容詞や副詞の「後」に置くのが一般的です。(前に置くことも稀にありますが、後ろが自然)
    • イメージ: 友達同士で使う「めっちゃ」「超」という感じです。感情がストレートに伝わる、生き生きとした表現!
    • 例: Kamar ini bersih banget! (この部屋、めっちゃキレイじゃん!)

使い分けのコツは「相手との関係性」と「場面」!
迷ったら、まずは無難な sekali を使うのがおすすめです。慣れてきたら、状況に合わせて sangat や banget に挑戦してみましょう!

こんな時はコレ!シーン別使い分けガイド 💁‍♀️

具体的にどんな時にどの表現を使えばいいか、シチュエーション別に見ていきましょう!

  • シチュエーション1:先生に「今日の授業はとても面白かったです」と感謝を伝えたい時
    • ベストな表現: Pelajaran hari ini sangat menarik. (今日の授業はとても興味深かったです。)
    • または: Pelajaran hari ini menarik sekali. (今日の授業はすごく興味深かったです。)
    • NGな表現: Pelajaran hari ini menarik banget. (先生にはカジュアルすぎますね💦)
  • シチュエーション2:友達と食べたナシゴレンが「めっちゃ美味しい!」と感動を伝えたい時
    • ベストな表現: Nasi goreng ini enak banget! (このナシゴレン、めっちゃ美味しい!)
    • または: Nasi goreng ini enak sekali! (これでもOK!自然です)
    • 控えめな表現: Nasi goreng ini cukup enak. (まあまあ美味しいね、という感じ)
  • シチュエーション3:宿題の量が「多すぎるよ~!」とちょっと不満を伝えたい時
    • ベストな表現: PR-nya terlalu banyak! (宿題が多すぎるよ!)
    • PR-nya banyak sekali. (宿題がすごく多い) とも言えますが、terlalu を使うと「多すぎて困る、許容範囲を超えている」というニュアンスがより強く出ます。
  • シチュエーション4:インドネシア語の単語テストが「ちょっと難しかったな…」と感じた時
    • ベストな表現: Tes kosakatanya agak susah. (単語テスト、ちょっと難しかったな。)
    • もし「すごく難しかった!」なら: Tes kosakatanya susah sekali. またはカジュアルに susah banget.
  • シチュエーション5:天気について「今日は普通だね」と特に感想がない時
    • ベストな表現: Cuacanya hari ini biasa saja. (今日の天気は普通だね。)
    • Biasa だけだと少しぶっきらぼうに聞こえることもあるので、biasa saja (ビアサ サジャ) と言うとより自然です。
  • シチュエーション6:プレゼントされたバティックが「結構いいね!」と満足感を伝えたい時
    • ベストな表現: Batik ini cukup bagus ya. (このバティック、結構いいね。)
    • Cukup は「期待していたよりも良い」「満足できるレベル」というポジティブなニュアンスでよく使われます。

どうでしょう?だんだん使い分けのイメージが湧いてきましたか?😊
初めは難しく感じるかもしれませんが、実際に使ってみるのが一番の近道です! 間違いを恐れずに、どんどん会話で試してみてくださいね。

【実践編】強調表現を使ってみよう!ミニクイズで理解度チェック♪

さて、ここまで色々な強調表現を見てきましたが、しっかり使い分けられそうでしょうか?😊

「覚えたつもりでも、実際に使うとなると難しい…」なんてこともありますよね。

そこで、あなたの理解度をチェックするために、簡単なインドネシア語の練習問題をご用意しました!肩の力を抜いて、気軽にチャレンジしてみてくださいね。この強調表現クイズで、楽しく復習しちゃいましょう!

挑戦してみよう!強調表現ミニクイズ

問題1:

友達が作ってくれたナシゴレンが、想像以上に美味しかったみたい!感動を伝えたいとき、カッコに何が入るかな?

「Wah, nasi goreng ini (  ) enak! Besok mau makan lagi!」
(うわー、このナシゴレン(  )美味しい!明日もまた食べたい!)

(A) agak
(B) sangat / sekali / banget (文脈による)
(C) biasa

正解と解説を確認する

問題1の答え: (B) sangat / sekali / banget

「Wah, nasi goreng ini sangat enak! / enak sekali! / enak banget! Besok mau makan lagi!」
(うわー、このナシゴレンとっても美味しい! / すごく美味しい! / めっちゃ美味しい!明日もまた食べたい!)

解説:
感動するほど美味しい!という気持ちを表現するには、強い強調表現が適切です。
(B)の選択肢は、丁寧さやカジュアルさの度合いによって sangat (とても), sekali (すごく – enak の後), banget (めっちゃ – enak の後) が使えます。友達との会話なら enak banget! や enak sekali! が自然でしょう。

  • (A) agak(アガック): 「やや、少し」という意味なので、「やや美味しい」となり、感動が伝わりにくいですね。
  • (C) biasa(ビアサ): 「普通」という意味なので、「普通に美味しい」となり、これも感動しているニュアンスとは合いません。

問題2:

街で偶然、素敵なワンピースを見つけました。でも、残念ながらサイズが合わなかったみたい…。

「Sayang sekali, gaun ini cantik tapi ukurannya (  ) kecil untuk saya.」
(残念だわ、このワンピース可愛いけど、私にはサイズが(  )小さいわ。)

(A) cukup
(B) terlalu
(C) banget

正解と解説を確認する

問題2の答え: (B) terlalu

「Sayang sekali, gaun ini cantik tapi ukurannya terlalu kecil untuk saya.」
(残念だわ、このワンピース可愛いけど、私にはサイズが小さすぎるわ。)

解説:
「terlalu(トゥルラル)」は「~すぎる」という、少しネガティブなニュアンスを含む強調表現です。「小さすぎる」から着られない、という残念な気持ちが伝わりますね。

  • (A) cukup(チュクップ): 「十分に、まあまあ」という意味なので、「十分に小さい」だと、文脈として少し不自然です。「ちょうど良い」なら cukup pas のようになります。
  • (C) banget(バンゲット): 「すごく、めっちゃ」という意味で、「banget kecil」と言うと「すごく小さい」という事実は伝わりますが、「小さすぎる(からダメだ)」というニュアンスをよりはっきり伝えたい場合は「terlalu」が適切です。

問題3:

インドネシア人の友達に、「あの映画どうだった?」と聞かれて、あなたの感想は「まあまあ面白かったよ」くらい。そんな時、どう答える?

「Film itu (  ) menarik, sih. Tidak terlalu bagus, tapi juga tidak jelek.」
(あの映画、(  )面白かったよ。すごく良くもないけど、悪くもなかったかな。)

(A) biasa
(B) sekali
(C) cukup

正解と解説を確認する

問題3の答え: (C) cukup

「Film itu cukup menarik, sih. Tidak terlalu bagus, tapi juga tidak jelek.」
(あの映画、まあまあ / 結構面白かったよ。すごく良くもないけど、悪くもなかったかな。)

解説:
「cukup(チュクップ)」は「十分に、そこそこ、まあまあ、結構」という意味で、「すごく良いわけではないけど、悪くもない」という「まあまあ」の感想を伝えるのに適しています。

  • (A) biasa(ビアサ): 「普通」という意味なので、「普通に面白い」となり、「まあまあ」というよりは「可もなく不可もなく」といった少しフラットな印象になります。後半の文と少しニュアンスが合いにくいかもしれません。
  • (B) sekali(スカリ): 「menarik sekali(ムナリック スカリ)」で「とても面白い」という意味になり、「すごく良くもないけど」という後半の文と矛盾してしまいますね。

どうでしたか?全問正解できた方も、ちょっと間違えちゃった方も、このクイズを通して、それぞれの強調表現のニュアンスが少しでも掴めたなら嬉しいです!

間違えた問題は、もう一度解説を読んで、どうしてその答えになるのか確認してみてくださいね。何度も声に出して例文を読むのも、理解度チェックと定着に繋がりますよ♪

これらの強調表現を使いこなして、あなたのインドネシア語での会話をもっともっと豊かにしていきましょう!

まとめ:強調表現を使いこなして、インドネシア語の会話をもっと楽しもう!

さて、今回はインドネシア語の会話をぐっと豊かにしてくれる7つの強調表現、「biasa」「agak」「cukup」「sangat」「sekali」「banget」「terlalu」について、詳しく見てきましたね!

これらの表現は、単に言葉の意味を強めるだけでなく、あなたの細やかな感情やニュアンスを相手に伝えるための大切なツールです。意識して使うことで、インドネシア人の友達や同僚とのコミュニケーションがよりスムーズになり、お互いの理解も深まるはず。自分の気持ちがしっかり伝わるようになると、インドネシア語 会話力アップに繋がり、学習意欲もますます湧いてくるのではないでしょうか?

「間違えたらどうしよう…」なんて心配はご無用です!最初はちょっとドキドキするかもしれませんが、大切なのは積極的に使ってみること。実際にインドネシア語 会話の中で使ってみることで、それぞれの言葉が持つ「生きたニュアンス」が肌で感じられるようになります。インドネシア人の友達も、あなたが一生懸命伝えようとしている気持ちをきっと喜んでくれますよ。

インドネシア語の学習は、一歩一歩進むごとに新しい発見があり、まるで宝探しみたいですよね。今回マスターした強調表現は、あなたのインドネシア語の世界を広げるための大きな一歩です。これらはインドネシア語 初級レベルを脱却し、より自然な表現を目指す上で欠かせないインドネシア語 副詞の知識と言えるでしょう。

「次はどんな表現を覚えようかな?」と思ったら、例えば、嬉しい気持ちや悲しい気持ちを表すもっとたくさんの形容詞を覚えたり、会話をスムーズにするための相槌のバリエーションを増やしてみるのもおすすめです。そうやって少しずつ表現の引き出しを増やしていくことで、あなたのインドネシア語はもっと自然で、もっとあなたらしいものになっていくはずです。

これからも、インドネシア語の学習を通して、たくさんの素敵な出会いや発見がありますように!応援しています!

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インドネシア語学習 おすすめ書籍・参考書・辞書・問題集

実際、インドネシア語の勉強を始めたいのですが、、
とりあえず独学で勉強する上で、、どの参考者がいいのかなあ……。

ジョグジャ先生

今回は、著者自身の経験をふまえ、この質問にお答えさせていただきたいと思います。
インドネシア語学習のおすすめ書籍・参考書・辞書を紹介!

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

最後に

ジョグジャ先生

最後まで読んでいただきありがとうございました!

こちらのブログでは、インドネシア関連のお役立ち情報をたくさん紹介しています!
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