【インドネシア語文法講座】数詞・数の表し方

【インドネシア語文法講座】数詞・数の表し方 – 小数・分数・計算・序数・単位 –

 

せんせい!
インドネシア語でお会計の際など、まだまだ数字の読み方や聞き取りに不安があります。

Guru
Guru

分かりました!
それでは、今回はインドネシア語での数字の表現方法について一緒に学んでいきましょう!

 

目次

基本の数字

0 ~ 10

まず、はじめに必ず覚える必要があるのが、0から9までの数字の読み方です。

数字 インドネシア語での読み
0 nol
1 satu
2 dua
3 tiga
4 empat
5 lima
6 enam
7 tujuh
8 delapan
9 sembilan
10 sepuluh
Guru
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ちなみに “8” delapan は、口語だと、よく “lapan” と省略した表現を使うこともあるので覚えておきましょう!

11 ~ 19

11 から 19は、英語のteenに相当する“belas”を用いて表現します。

数詞 + belas : 11 ~ 19を表現する。

11 sebelas : “se” は、”satu” の意味で使われます。 satu + belas = sebelas となります。

そのほかは、数詞 + belas によって以下のように表現できます。

12 dua belas
13 tiga belas
18 dulapan belas

20以上

基本的な数字の構成は、以下のようになります。

数詞 + 桁数を表す数詞
例として、
20: dua(2) puluh(10) = dua puluh
21: [dua(2) puluh(10)] + [satu(1)] = dua puluh satuh : 日本語の “に・じゅう・いち”という数え方と同じ。
34: tiga puluh empat

100, 1000, 1,000,000, 100,000,000, 100,000,000,000

後は、桁数の表現を覚えれば、基本的に全ての数字を表現することができます。

数字 インドネシア語での読み 省略表現
100 seratus
1.000 seribu 1K
1.000.000 sejuta
1.000.000.000 satu miliar 1M
1.000.000.000.000 satu triliun
Guru
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1,000 は、レストランなどの金額表示では、1Kなどと略されることがあります。
これは、英語由来のkiloを用いた表現です。
あるいは、K自体省いて表示するケースもあります。

同様に、1M などと表現することがありますが、これは mega ではなく、Miliarの省略系なので注意しましょう。

例として、

1.998: seribu sembilan ratus sembilan puluh delapan

2.010.000: dua juta sepuluh ribu

3.050.000.000: tiga miliar lima puluh juta

ちなみにインドネシアでは、桁の区切りにカンマ”,”ではなく、ピリオド”.”を用います。

小数

インドネシアでは小数の区切りを、カンマ”,”(koma)を用いて表します。
小数点以下は、桁数をつけずに数字を読み上げていきます。

例として、

0,1: nol koma satu
0,001: nol koma nol nol satu
3,141592: 3 koma satu empat satu lima sembilan dua

分数

分子の数詞 + per + 分母の数詞 : 分数を表現する
例として、
1/2 : sepuluh dua
3/5 : tiga per lima
24 7/9 : dua puluh empat, tujuh per sembilan

計算記号

計算記号 インドネシア語での読み方 意味・日本語
+ tambah / plus 足す・プラス
kurang / minus 引く・マイナス
kali かける
: bagi / titik dua
割る
= sama dengan イコール
; titik koma セミコロン
% persen パーセント
. titik
, koma カンマ
() kurung 丸かっこ
[] kurung siku 角かっこ
” “ tanda petik 引用符
! tanda seru 感嘆符
? tanda tanya 疑問符

※割るについては、インドネシアでは”÷”の記号ではなく、”:”を用いる

序数

序数とは、順番を表す”何番目の〜”を示す語です。

ke + 数詞 : “(数詞)番目の〜”という序数を表す
インドネシア語 日本語
kesatu / pertama 一番目の、最初の
kedua 二番目の
kelima belas 15番目の

例として、以下のように表現できます。

abad kedua puluh satu : 21世紀 ※abad: 世紀

序数は、数詞とは異なり、修飾される語の後ろに位置します。

dua bahasa: 2つの言語
bahasa kedua: 第二言語

ただし、序数が修飾される語の前に位置する場合は、意味が異なります。
この場合、順番の意味ではなく”その数すべて”という意味になります。

kedua bahasa: 2つの言語とも
ketiga anak: 子供3人とも

助数詞

”10個のりんご”の”個”や”6人の女性”の”人”などのようにインドネシア語にも助数詞が存在します。
主な助数詞は以下のようになります。

助数詞 対象 日本語
buah 果物、車、家、机 個、台
orang 人間
ekor 魚、動物 匹、頭
batang タバコ、木、鉛筆 (棒状のもの)
helai / lembar 上着、毛布、紙、写真
jilid 本、雑誌
potong 肉、パン、布 切れ
porsi 料理 〜人前、〜人分
bungkus タバコ、食べ物 箱、包み
pasang 靴、靴下 ペア
butir / biji 卵、米、薬 粒、個
tangkai 花、枝 本、枝
utas 糸、紐、リボン
bentuk 指輪、腕輪
bidang 土地
pucuk 手紙、鉄砲 枚、丁
patah 言葉

助数詞の種類は結構多いですね。。。

Guru
Guru

そうですね!まずは、赤線を引いた、buahやekor, porsiなどを覚えておけば、日常的な場面ではそれほど困らないかと思います!

分かりました。
数字については、まずは、0 -10を再確認しておいて、すらすら言えるようにしておきます。

Guru
Guru

はい、その調子です!
では、また次回の講義でお会いしましょう。
sampai jumpa pelajaran selanjutnya!

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この記事を書いた人

ジョグジャカルタ在住の日本人です。
当ブログでは、インドネシア語学習、ジョグジャカルタ観光、現地生活のあれこれ等々、幅広く取り扱っています。

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