
「あれ、どうしよう…」「なんだか頭がごちゃごちゃする…」
インドネシア語の会話やドラマで、現地の人が「Aduh, bingung!」なんて言っているのを聞いたことはありませんか?なんだか困惑しているような、考え込んでいるような…。



この「bingung(ビンウン)」という言葉、実は私たち日本人も日常でよく感じる「あの気持ち」を表す、とっても便利な単語なんです!



この記事を読めば、あなたも「bingung」の使い方をマスターして、インドネシア語の表現がもっと豊かになること間違いなし!ぜひ最後まで読んで、あなたのインドネシア語学習にお役立てくださいね♪






1. インドネシア語「bingung」とは?基本的な意味とニュアンスを掴もう
「bingung」の主な日本語訳は?
「bingung」が日本語でどんな風に訳されるのか見ていきましょう。いくつかのインドネシア語辞書を参考にすると、主に以下のような意味が挙げられます。
- 混乱している
- 困惑している
- 途方に暮れている
- (どうすればいいか)迷っている
- まごついている
- ろうばいしている



たくさんあって、ちょっと「bingung」になりそうですね(笑)。でも大丈夫!これらの訳語が示すように、「bingung」は頭の中が整理できなかったり、どうしたらいいか分からなかったりする状態を表す言葉だと覚えておけばOKです。




「bingung」はどんな心の状態で使われるの?具体的な場面で見てみよう!



では、実際にどんな時に「bingung」が使われるのでしょうか? 日常で私たちが遭遇しそうな場面を想像しながら、例文と一緒に見ていきましょう!
例1:道に迷っちゃった!どうしよう…
Saya bingung mau ke mana sekarang.
(サヤ ビンウン マウ ク マナ スカラン)
今どこへ行けばいいか分からなくて困っています。
旅行先で地図アプリがうまく作動しなかったり、案内表示が分かりにくかったりして、「あれ、こっちで合ってる…?どうしよう…」と頭が真っ白になること、ありますよね。そんな時、まさに「bingung」な状態です。
例2:メニューがたくさん!どれも美味しそうで選べない~!
Aduh, menunya banyak sekali! Saya jadi bingung mau pesan yang mana.
(アドゥー、ムヌニャ バニャッ スカリ! サヤ ジャディ ビンウン マウ プサン ヤン マナ)
うわぁ、メニューがたくさん!どれを注文しようか迷っちゃうな。
おしゃれなカフェで美味しそうなメニューがずらり。あれもこれも気になって、なかなか一つに決められない…そんな嬉しい困惑も「bingung」で表現できます。
例3:彼の説明、ちょっと複雑で…うーん、分からない!
Maaf, penjelasan Anda sedikit rumit, jadi saya agak bingung.
(マアフ、プンジュラサン アンダ スディキット ルミット、ジャディ サヤ アガッ ビンウン)
すみません、あなたの説明が少し複雑で、私はちょっと混乱しています。
新しい文法ルールや、ちょっと込み入った話を聞いた時、頭の中で情報が整理できずに「えっと、つまりどういうこと…?」となってしまう状況も、「bingung」がぴったりです。



こんな風に、「bingung」は、判断に迷ったり、状況が理解できずどうしていいか分からなかったりする、私たちの身近な心の動きを表すのにとても便利な言葉なんです。
英語の単語で置き換えると、どんなニュアンス?



英語が得意な方は、いくつかの英単語と「bingung」のニュアンスを比べてみると、よりイメージが掴みやすいかもしれません。
- confused:情報が多すぎたり、矛盾していたりして頭が整理できない「混乱している」状態。これが一番近い感覚かもしれません。
- puzzled:何か不可解なことや奇妙なことに対して「困惑している」状態。なぜだろう?と首をかしげる感じです。
- bewildered:あまりにも多くのことや複雑なことに圧倒されて「途方に暮れている」状態。どうしていいか全く分からない、といった少し強めの混乱。
- disoriented:方向感覚を失ったり、今いる場所や状況が分からなくなって「混乱している」状態。



「bingung」は、これらの英語のニュアンスを幅広くカバーできる便利な言葉です。特に “confused” や “puzzled” のような、日常的な「どうしよう?」「よく分からない…」という気持ちを表すのにピッタリですね。
「心配」や「不安」とはどう違うの?



「bingung」と似たような心の状態を表す言葉に、「心配(khawatir / cemas)」や「不安(gelisah / tidak tenang)」がありますよね。これらの感情と「bingung」は、どこが違うのでしょうか?
- 心配 (khawatir / cemas):まだ起きていない未来のことに対して、「悪いことが起こるんじゃないか…」とネガティブに考えてしまい、心が落ち着かない状態。
- 例: Saya khawatir besok ujiannya susah. (明日テストが難しいんじゃないか心配だなぁ。)


- 不安 (gelisah / tidak tenang):何か漠然とした恐れや緊張感、落ち着かない気持ち。
- 例: Saya merasa gelisah tanpa alasan yang jelas. (はっきりした理由もないのに不安な気持ちになる。)
- bingung:主に「情報が足りない」「選択肢が多すぎる」「状況が理解できない」といった理由で、次に何をすべきか、どう考えるべきかが分からなくなる思考の混乱状態。
- 例: Saya bingung harus menjawab apa. (何と答えるべきか迷っています。)



もちろん、「bingung」な状態が長く続くと、そこから「心配」や「不安」な気持ちが生まれてくることもありますよね。



さて、ここまで「bingung」の基本的な意味やニュアンス、そして似たような感情との違いについて見てきました。なんとなく「bingung」のイメージが掴めてきたのではないでしょうか?



日常会話で「あ、今の気持ち、bingungって言えるかも!」と思える瞬間がきっと増えるはずです。次のセクションでは、この「bingung」を実際にどうやって使うのか、発音や品詞、さらには便利なフレーズなどを詳しく解説していきます。お楽しみに!
2. ネイティブに近づく!「bingung」の正しい発音



インドネシア語の単語を覚えるとき、意味や使い方と一緒に正しい発音もマスターしたいですよね!特に「bingung」のような感情を表す言葉は、自然な発音で伝えられると、より気持ちが伝わりやすくなりますよ。
カタカナでの発音の目安は「ビングン」
まず、「bingung」のカタカナでの発音の目安ですが、「ビングン」と覚えておくと良いでしょう。
インドネシア語には、日本語のような厳密な発音記号があまり一般的ではありません。そのため、カタカナで発音をイメージするのが分かりやすいスタート地点になります。
アクセントはどこ?「bingung」のアクセントとリズム
「bingung」は「bi-ngung」と2つの音節に分けられます。インドネシア語のアクセントは、日本語のようにはっきりとした強弱がない場合も多いですが、「bingung」の場合、アクセントは最初の音節である「ビ」に置かれるか、全体的に比較的フラットに発音されることが多いです。
- ビングン (「ビ」を少し意識する感じ)
無理に強くアクセントをつけようとするよりも、単語全体をなめらかに、自然な流れで発音することを心がけてみてくださいね。
発音のコツ!「ng」の音をマスターしよう



「bingung」の発音で特に意識したいのが、真ん中にある「ng」の音です。これは、日本語の「ん」とは少し違う、インドネシア語特有の音なんです。
- 「bi(ビ)」の音:
日本語の「ビ」とほぼ同じように発音して大丈夫です。唇を軽く閉じてから「ビ」と音を出します。 - 「ngu(ングン)」の音のポイント:
ここが一番のポイントです!- 舌の位置:舌の奥の部分(舌根部と言います)を、上あごの奥の柔らかい部分(軟口蓋)に軽くくっつけます。舌先は下の歯の裏あたりにリラックスさせておきましょう。
- 鼻から息を出す:「ン〜」と鼻から息を抜くように音を出します。風邪をひいたときに鼻声で「マンガ(manga)」と言うときの「ン」の音に近いイメージです。
- 「グ」は強くない:「ング」とカタカナで書くと「グ」をはっきり発音してしまいそうになりますが、実際には「グ」の音はあまり強く出しません。「ン」の音の後に、軽く「ウ」の母音が続くようなイメージです。「ン(ゥ)」と意識すると近いかもしれません。
- 「ngung(ングン)」全体:この「ng」の音の後に、そのまま「ウン」と続けます。ですので、「ng」の舌の位置を保ったまま、口の形を「ウ」にして「ウン」と発音する感じです。
口の形や舌の動きのまとめ
- 「bi」:日本語の「ビ」と同じ。
- 「ngu」:「ng」のときは舌の奥を上あごにつけ、鼻から音を出す。その後に続く「u」は、唇を少し丸めて「ウ」と発音します。
この「ng」の音は、他のインドネシア語の単語でもよく出てくるので、ぜひこの機会にマスターしちゃいましょう!
地域ごとの発音の違いについて
インドネシアはたくさんの島からなる国なので、地域によって方言や発音に多少の違いがあることもあります。ただ、「bingung」という基本的な単語に関しては、標準的なインドネシア語の発音であれば、今回ご紹介した発音で概ね通じると考えて良いでしょう。特に顕著な地域差は報告されていません。
ネイティブの発音を聞いて練習しよう!
ここまでカタカナの目安や発音のコツをお伝えしてきましたが、やっぱり一番良いのは、実際にネイティブスピーカーが話す「bingung」を聞いてみることです。
最近では、オンラインのインドネシア語辞書や、YouTubeなどの動画サイトで「bingung Indonesia」などと検索すると、ネイティブの発音を聞ける音声や動画が見つかることがあります。



ぜひ、そういったリソースも活用して、耳からもしっかり「bingung」の音をインプットしてみてください。そして、聞こえた音を真似して、何度も口に出して練習することが、ネイティブライクなインドネシア語 発音を身につける一番の近道ですよ!



いかがでしたか?「bingung」の発音、少しイメージが掴めましたでしょうか?特に「ng」の音は、最初は少し難しく感じるかもしれませんが、意識して練習すれば必ずできるようになります!



これで「bingung」の正しい発音が分かったところで、次は実際にこの単語が文の中でどんな役割を果たすのか、品詞や語形変化について見ていきましょう。より深く「bingung」を理解するために、次のセクションもチェックしてくださいね!
3. 文法もマスター!「bingung」の品詞と覚えておきたい語形変化
3.1 「bingung」の基本は「形容詞」
まず、「bingung」の基本的な役割は形容詞です。「混乱している」「当惑している」「途方に暮れている」といった状態を表します。



そして、この「bingung」は、色々な接辞(単語の前や後ろにくっつくパーツのことです♪)がつくことで、品詞が変わったり、意味合いが少し変化したりする「語幹(ごかん)」にもなるんです。語幹というのは、単語のコアになる部分のことですよ。インドネシア語 文法を理解する上で、この語幹と接頭辞・接尾辞の考え方はとっても大切なんです。


3.2 原因を表す「membingungkan」 (動詞) – 混乱させる
「bingung」に接頭辞「meN-」がつくと、「membingungkan(メンビングンカン)」という言葉に変わります。
これは動詞で、「混乱させる」「ややこしくする」「当惑させる」という意味になります。
ポイントは、「bingung」が「混乱している状態(形容詞)」を表すのに対し、「membingungkan」は「何かを混乱させる原因や行為(動詞)」を表すという点です。ここ、とっても大切なのでしっかり押さえておきましょう!
- bingung: (自分が)混乱している、困っている
- membingungkan: (何かが)混乱させる、ややこしくする
例文で見てみると、違いが分かりやすいですよ。
例文:
- Pertanyaan itu membingungkan saya.
(その質問は私を混乱させた。)
解説: 質問が「私を混乱させる原因」になっていますね。主語が「Pertanyaan itu(その質問)」で、目的語が「saya(私)」です。 - Situasi ini sangat membingungkan.
(この状況はとてもややこしい。)
解説: 「Situasi ini(この状況)」が「ややこしくする原因」であることを説明しています。 - Penjelasannya malah membingungkan.
(彼の説明はかえって分かりにくい/混乱させる。)
解説: 「Penjelasannya(彼の説明)」が「聞いている人を混乱させるもの」という意味合いです。 - Jangan membingungkan orang lain dengan informasi yang salah.
(間違った情報で他人を混乱させないでください。)
解説: ここでは「混乱させる行為」そのものを指して「しないで」と言っています。
「Saya bingung karena penjelasan itu membingungkan.」(その説明がややこしいので、私は混乱しています。)のように、セットで使うと「bingung」と「membingungkan」の違いがより明確になりますね!この使い分けができると、インドネシア語の表現力がアップしますよ。


3.3 混乱状態を表す「kebingungan」 (名詞) – 混乱、困惑
次に、「bingung」に接頭辞「ke-」と接尾辞「-an」が同時につくと、「kebingungan(ケビングンアン)」という言葉になります。
これは名詞で、「混乱」「困惑」「途方に暮れること」といった意味になります。
「bingung」が形容詞で「混乱している(状態)」を表したのに対し、「kebingungan」は「混乱という状態そのものや概念(名詞)」を表します。日本語で言うと、「混乱している」と「混乱(という状態)」の違いのようなイメージですね。
例文:
- Dia dalam kebingungan setelah mendengar berita itu.
(その知らせを聞いて、彼は混乱状態に陥った。/ 彼は混乱の中にいた。)
解説: 「dalam kebingungan」で「混乱の中で」「困惑して」という表現がよく使われます。まさに名詞の使い方ですね! - Wajahnya menunjukkan kebingungan.
(彼の顔は混乱を表していた。)
解説: 「混乱」という感情・状態が目的語になっています。 - Untuk menghindari kebingungan, saya akan menjelaskan sekali lagi.
(混乱を避けるために、もう一度説明します。)
解説: ここでは「混乱という事態」を指して、それを避けると言っています。 - Saya mencoba menyembunyikan kebingungan saya.
(私は自分の戸惑いを隠そうとした。)
解説: 「戸惑い」という感情(名詞)を「私自身のもの」として表現しています。
このように、「kebingungan」は「混乱」という出来事や感情そのものを指し示すときに使われる便利な名詞です。


3.4 もっと混乱?「terbingung-bingung」 (形容詞) – ひどく混乱している
さらに、「bingung」を繰り返して(これを語幹の畳語化と言います♪)接頭辞「ter-」をつけると、「terbingung-bingung(テルビングンビングン)」という形もあります。
これは「ひどく混乱している」「すっかり途方に暮れている」「まごまごしている」といった、混乱の度合いが強い状態を表す形容詞です。話し言葉でよく使われ、混乱してどうしていいか分からない様子を生き生きと表現できます。
「bingung」よりも、もっとどうしていいか分からない、あたふたしている感じが伝わってきますね。
例文:
- Anak itu terbingung-bingung mencari ibunya di pasar.
(その子は市場で母親を探してひどく混乱していた/おろおろしていた。)
解説: 子供がパニックになっている様子が目に浮かびますね。 - Ketika ditanya tiba-tiba, dia menjawab dengan terbingung-bingung.
(突然質問されて、彼はしどろもどろに/まごまごしながら答えた。)
解説: この場合は、副詞のように動詞「menjawab(答える)」を修飾しています。「混乱した状態で答えた」という意味です。 - Saya terbingung-bingung tidak tahu harus berbuat apa.
(私は何をすべきか分からず、すっかり途方に暮れてしまった。)
解説: 「bingung」よりもさらに強い混乱、お手上げ状態を表しています。
WeblioやGlosbeなどの辞書を引くと、他にも「berbingung-bingung」 (混乱する、困惑する) のような派生語が見つかることもありますが、まずは基本の「bingung」、そして「membingungkan」「kebingungan」「terbingung-bingung」の4つの形と使い方をしっかり押さえておけば、表現の幅がぐっと広がりますよ!


3.5 品詞が変わるとどう違う?意味と使い方の変化を整理!
ここまで見てきたように、「bingung」は接頭辞や接尾辞がつくことで品詞が変わり、意味や使い方も変化します。ちょっとここで、それぞれのポイントを整理しておきましょう!
単語 | 品詞 | 意味 | ポイント |
---|---|---|---|
bingung | 形容詞 | 混乱している、当惑している | (自分が)混乱している状態 |
membingungkan | 動詞 | 混乱させる、ややこしくする、当惑させる | (何かが)混乱させる原因や行為 |
kebingungan | 名詞 | 混乱、困惑、途方に暮れること | 混乱という状態そのものや概念 |
terbingung-bingung | 形容詞 | ひどく混乱している、すっかり途方に暮れている | 混乱の度合いが非常に強い状態、混乱してどうしていいか分からない様子 |



このように、語幹の「bingung」が持つ「混乱」というコアな意味は共通していますが、接辞によって誰が(何が)混乱しているのか、混乱させるのか、それとも混乱という状態そのものを指すのか、といったニュアンスが変わってくるんですね。インドネシア語 文法の奥深さを感じますね!



「bingung」とその仲間たちの使い分け、少しイメージが湧いてきましたか? 😊
基本の「bingung」から、原因を表す「membingungkan」、状態を表す名詞の「kebingungan」、そして強調の「terbingung-bingung」まで、それぞれの役割とニュアンスの違いを掴むことが大切です。特に「bingung」と「membingungkan」は、自分が混乱しているのか、何かが混乱させているのか、主語と目的語の関係を意識すると分かりやすいですよ。



これで「bingung」に関する文法的な側面はバッチリですね!次のセクションでは、これらの言葉を実際にどんな場面で使えるのか、もっと具体的な例文をたくさん見ていきましょう。よりリアルな会話の中で「bingung」ファミリーを使いこなせるようになるはずですよ!お楽しみに!
4. 表現の幅を広げる!「bingung」の関連語とコロケーション



インドネシア語で「どうしよう、困ったな…」という気持ちを表すのに便利な「bingung」。でも、似たような状況で使える他の言葉や、反対の意味の言葉も知っておくと、もっと細かく気持ちを伝えられたり、相手の言っていることが深く理解できたりしますよね!
「bingung」とどう違う?ニュアンスで使い分ける類義語



「頭がごちゃごちゃ」「決められない…」そんな「bingung」な状態にも、実は色々なニュアンスがあります。ここでは、「bingung」と似た意味を持つインドネシア語の類義語と、その使い分けのポイントを見ていきましょう。
- pusing (プシン): 「頭が痛い」「めまいがする」という意味が基本ですが、そこから転じて「頭が混乱している」「困惑している」という意味でも使われます。「bingung」よりも、少し頭がクラクラするような、考えがまとまらない感じが強いイメージです。
- bingung とのニュアンスの違い:
bingung
は情報が整理できず混乱している状態を指すのに対し、pusing
は問題が複雑だったり、考えすぎたりして頭が痛くなるような混乱を表すことが多いです。日本語の「頭を抱える」に近いかもしれませんね。どちらも「混乱」を表すインドネシア語 表現ですが、pusing
は身体的な不快感を伴う混乱も含むことがあります。 - 例文: Saya pusing memikirkan masalah ini. (この問題を考えると頭が痛いよ / 混乱するよ。)
- 例文: Jangan tanya terus, nanti aku pusing! ( 계속 묻지 마, 나중에 머리 아플 거야! / 계속 묻지 마, 混乱しちゃうよ!)
- bingung とのニュアンスの違い:
- ragu-ragu (ラグーラグ): 「ためらっている」「疑っている」「自信がない」という意味です。何かを決断する前に、これでいいのかな…と迷っている状態を表します。
- bingung とのニュアンスの違い:
bingung
は「何を選んだらいいか分からない」という選択肢が複数あって迷う混乱も含みますが、ragu-ragu
は「本当にこれで正しいのか?」という疑念や不安からくるためらいが強いです。選択肢の前での「迷い」が中心で、「bingung」ほど思考が停止しているわけではないかもしれません。 - 例文: Dia ragu-ragu untuk menerima tawaran itu. (彼はその申し出を受け入れるのをためらっています。)
- 例文: Saya masih ragu-ragu apakah ini keputusan yang benar. (これが正しい決断なのか、まだためらっています。)
- bingung とのニュアンスの違い:
- bimbang (ビンバン): 「ためらっている」「決心がつかない」「心が揺れ動いている」という意味です。複数の選択肢の間で心が揺れて、なかなか一つに決められない状態を表します。
- bingung とのニュアンスの違い:
bingung
が情報過多や理解不足で混乱しているのに対し、bimbang
は感情的に心が定まらず、どちらにすべきか迷っている状態を指します。ragu-ragu
よりも、より感情的な迷いや心の葛藤が強いイメージです。 - 例文: Hatinya bimbang memilih antara dua pilihan sulit. (彼の心は2つの難しい選択肢の間で揺れ動いています。)
- 例文: Jangan bimbang, ikuti kata hatimu. (ためらわないで、心の声に従って。)
- bingung とのニュアンスの違い:
これらの類義語を使い分けることで、あなたのインドネシア語 表現力がぐっと豊かになりますよ!
スッキリ解決!「bingung」の対義語
混乱している状態の「bingung」。では、その反対はどんな言葉でしょうか?「分かった!」「なるほど!」とスッキリした状態を表す単語たち、つまり対義語です。
- mengerti (ムンゲルティ): 「理解する」「分かる」
- 相手の言っていることや状況を論理的に理解したときに使います。「bingung」の状態から抜け出し、物事がクリアになった感覚です。
- paham (パハム): 「理解する」「分かっている」「熟知している」
mengerti
とほぼ同じ意味ですが、より深く、本質的に理解しているニュアンスがあります。知識としてだけでなく、納得感を持って理解している状態です。
- yakin (ヤキン): 「確信している」「自信がある」
- 自分の考えや判断に疑いがなく、はっきりとした自信がある状態です。「bingung」とは正反対の、迷いのない心境ですね。
- jelas (ジュラス): 「明確な」「はっきりした」「明らかな」
- 物事が曖昧でなく、クリアで分かりやすい状態を表します。情報が整理されていて、「bingung」する要素がない状態です。



これらの対義語も覚えておくと、会話の中で「bingung」な状態から抜け出したことや、逆に相手に「分かった?」と確認する時などに役立ちますね。
これでバッチリ!「bingung」を使った頻出コロケーション(フレーズ)



「bingung」は、他の単語と組み合わせて使われることも多いです。よく使われる便利なコロケーション(よく使われる単語の組み合わせやフレーズ)を覚えて、日常会話で活用してみましょう!
- Saya bingung. (サヤ ビンウン)
- 意味: 私は混乱しています。/ どうしたらいいか分かりません。
- 一番シンプルでよく使われるフレーズですね。困った時、まずこの一言を言えれば伝わります。
- Jangan bingung. (ジャンガン ビンウン)
- 意味: 混乱しないで。/ 心配しないで。
- 相手が困っている時に、落ち着かせたり励ましたりする一言です。
- membuat bingung (ムンブアット ビンウン)
- 意味: 混乱させる、戸惑わせる
- 例文: Penjelasannya membuat saya bingung. (彼の説明は私を混乱させました。)
- 何かが原因で混乱した、という状況を説明する時に使えます。「membingungkan」と似た意味で使えますね。
- bingung mau apa (ビンウン マウ アパ)
- 意味: 何をしたらいいか分からない。
- 手持ち無沙汰だったり、次に何をすべきか見当もつかない時に使うフレーズです。
- 例文: Setelah lulus sekolah, saya bingung mau apa. (学校を卒業した後、何をしたらいいか分かりませんでした。)
- bingung memilih (ビンウン ムミリッ)
- 意味: 選ぶのに迷う。/ どれを選んだらいいか分からない。
- たくさんの選択肢があって、どれか一つを選べない時にピッタリのインドネシア語 表現です。
- 例文: Ada banyak baju bagus di toko itu, saya jadi bingung memilih yang mana. (あのお店には素敵な服がたくさんあって、どれを選んだらいいか迷っちゃう。)



これらのコロケーションやフレーズを覚えておけば、「bingung」を使ったコミュニケーションがもっとスムーズになりますよ!



これで、「bingung」の関連語やよく使われるフレーズについてバッチリですね!類義語の微妙なニュアンスの違いを理解したり、便利なコロケーションを覚えたりすることで、あなたのインドネシア語 表現はもっと自然で豊かになるはずです。「pusing」や「mengerti」といった単語も一緒に覚えることで、さらに会話の幅が広がりますね。
さて、次のセクションでは、「bingung」を使ったさまざまな例文をたっぷりご紹介します!よりリアルなインドネシア語 会話の中で「bingung」を使いこなせるようになりましょう。
5. 実践で使える!「bingung」を使った様々な例文集
簡単な例文(初心者向け)と構文・文法解説



まずは、基本的な「bingung」の使い方を例文で確認しましょう。
構文や文法解説も一緒にチェックして、理解を深めてくださいね。
例1: どうしたらいいか分からない…
- インドネシア語: Saya bingung harus bagaimana.
- 日本語訳: 私はどうすべきか混乱しています。(私はどうしたらいいか分からない。)
- 構文解説:
S (主語) + bingung + 疑問詞 + V (動詞)
- この構文は、「(主語)は、何(疑問詞)をどうするべきか(動詞)混乱している/迷っている」という状況を表します。日常でよく使う便利な形ですよ!
- 文法の特徴:
harus
:「~しなければならない」という意味の助動詞です。英語の “must” や “have to” に近いですね。「Saya harus belajar bahasa Indonesia.」(私はインドネシア語を勉強しなければなりません)のように使います。bagaimana
:「どのように」「どう」という意味の疑問詞です。方法や状態を尋ねる時に使います。
- ワンポイント解説:
- 何か決断を迫られている時や、予期せぬ事態にどう対応していいか分からない時にピッタリな表現です。例えば、友達へのプレゼント選びで「どれがいいかな…」と悩む時にも「Saya bingung mau pilih yang mana. (どれを選んだらいいか迷うな)」なんて言えますよ。
例2: その質問、むずかしい!
- インドネシア語: Pertanyaan itu membuat saya bingung.
- 日本語訳: その質問は私を混乱させました。
- 構文解説:
S (主語) + membuat + O (目的語) + bingung
- この構文では、「S(主語)がO(目的語)を混乱させる/戸惑わせる」という意味になります。何かが原因で混乱した、という状況を説明できます。これは「membingungkan」と似た表現ですね。
- 文法の特徴:
membuat
:「作る」という意味が基本ですが、ここでは「~させる」という使役動詞として使われています。membuat
+ O + 形容詞/動詞で「Oを~な状態にさせる」という意味になります。- 例:
Film itu membuat saya sedih.
(その映画は私を悲しくさせた。)
- 例:
itu
:「その」という意味の指示代名詞です。名詞の後に置かれて、特定のものを指します。pertanyaan itu
で「その質問」となります。
- ワンポイント解説:
- 難しい説明を聞いた後や、複雑な問題に直面して頭が「???」となった時に使える表現です。ネガティブな状況だけでなく、例えばサプライズパーティーの計画が複雑で「もう、何が何だか分かんない!」という時にも使えますね。
例3: なんだか困ってそう…
- インドネシア語: Dia kelihatan bingung.
- 日本語訳: 彼は/彼女は混乱しているように見えます。
- 構文解説:
S (主語) + kelihatan + 形容詞
- この構文は、「S(主語)が~(形容詞)のように見える/~そうだ」という、見た目からの印象を表します。
- 文法の特徴:
kelihatan
:「~のように見える」「~そうだ」という意味の動詞です。視覚的な印象を伝える時に使います。terlihat
も同じように使えます。- 例:
Kamu kelihatan senang hari ini!
(今日、なんだか嬉しそうだね!)
- 例:
dia
:「彼」または「彼女」を指す三人称単数代名詞です。文脈でどちらを指すか判断します。
- ワンポイント解説:
- 相手の表情や態度から「あれ、何か困ってるのかな?」と感じた時に使えるフレーズです。道に迷っていそうな観光客を見かけた時や、友達が考え込んでいる時など、心配な気持ちを伝えるきっかけになります。
リアルな実際の会話の実例・使用例(中級者向け)



基本的な使い方が分かったら、次は実際のインドネシア語 会話で「bingung」がどのように使われるのか見ていきましょう。
ここでは、よりリアルなシチュエーションでの会話例を3つご紹介します。
どんな場面で、どんなニュアンスで使われているかに注目してみてくださいね!
会話例1:レストランでメニュー選びに悩む時
- 状況設定: おしゃれなカフェでランチ中のアユさんとシティさん。美味しそうなメニューがたくさんあって、なかなか決められません。
- 登場人物:
- アユ (Ayu)
- シティ (Siti)
アユ: "Kamu kenapa? Kok mukanya bingung begitu?"
(どうしたの?なんだか迷った顔してるけど?)
シティ: "Iya nih, aku bingung mau pesan makanan apa. Semuanya kelihatan enak."
(うん、何を注文したらいいか迷っちゃって。全部美味しそうなんだもん。)
アユ: "Haha, aku juga sering bingung kalau menunya banyak. Mau coba sharing aja?"
(はは、私もメニューが多いとよく迷うよ。シェアして色々試してみる?)
シティ: "Wah, ide bagus! Kalau begitu, aku pesan nasi goreng seafood, kamu mau coba apa?"
(わぁ、いい考え!じゃあ、私はシーフードナシゴレンにするけど、アユは何にする?)
- ポイント解説:
Kok mukanya bingung begitu?
: 「Kok」は「どうして?」「なんで?」というニュアンスで、話し言葉でよく使われます。「mukanya bingung begitu」は「そんなに混乱した顔をして/迷った顔をして」という意味。相手の表情から戸惑いを読み取っていますね。mau pesan makanan apa
: 「何を注文したいか」という意味。「mau + 動詞」で「~したい」という願望を表します。「pesan」は「注文する」。Semuanya kelihatan enak
: 「全部美味しそうに見える」。ここでもkelihatan
が活躍していますね!sharing aja?
: 「シェアするだけにしようか?」といったニュアンス。「aja」は「saja」の話し言葉で、「~だけ」という意味です。気軽に提案する感じですね。- この会話例では、選択肢が多くて「決められない!」という、ある意味では楽しい(?)困り方で
bingung
が使われています。
会話例2:道に迷ってしまった時
- 状況設定: ジャカルタの大きなショッピングモールで、友達とはぐれてしまったリナさん。どこへ行けばいいか分からず、困っています。
- 登場人物:
- リナ (Rina)
- デウィ (Dewi) – 電話の相手
リナ: (電話で) "Dewi, aduh, aku bingung nih! Kita tadi pisah di mana ya? Aku sekarang ada di depan toko buku besar."
(デウィ、どうしよう、迷っちゃった!さっきどこで別れたっけ?今、大きな本屋さんの前にいるんだけど。)
デウィ: "Tenang, Rin. Jangan panik. Toko buku yang mana? Aku coba ke sana ya."
(落ち着いて、リナ。パニックにならないで。どこの本屋さん?私、そっちに行ってみるね。)
リナ: "Oke, aku tunggu di sini. Maaf ya, tiba-tiba banyak orang, jadi bingung cari kamu."
(うん、ここで待ってる。ごめんね、急に人が多くて、あなたを探すのに混乱しちゃった。)
デウィ: "Nggak apa-apa. Aku juga kadang bingung kalau di mall sebesar ini."
(大丈夫だよ。私もこのくらい大きなモールだと時々迷っちゃうし。)
- ポイント解説:
Aduh, aku bingung nih!
: 「Aduh」は「ああ」「もう!」といった困った時や軽い驚きを表す感嘆詞。「nih」は話し言葉で、文末につけて状況を強調したり、相手の注意を引いたりします。「どうしよう、迷っちゃった!」という焦りが伝わってきます。Kita tadi pisah di mana ya?
: 「私たち、さっきどこで別れたんだっけ?」。pisah
は「別れる、離れる」。Tenang
: 「落ち着いて」という意味の形容詞。Jangan panik
: 「パニックにならないで」。jangan + 動詞
で「~しないで」という禁止を表します。tiba-tiba banyak orang, jadi bingung cari kamu
: 「急に人が多くなって、だからあなたを探すのに混乱したの」。jadi
は「だから」「その結果」という意味で、原因と結果をつなぎます。- この会話例では、人混みではぐれてしまい、どうすれば良いか分からず困っているネガティブな状況で
bingung
が使われていますね。
会話例3:友達からの突然の報告に戸惑う時
- 状況設定: 久しぶりにカフェで会った友人エカから、突然「来月結婚するんだ!」と報告を受けたファニさん。驚きと喜び、そして少しの寂しさで複雑な心境です。
- 登場人物:
- エカ (Eka)
- ファニ (Fani)
エカ: "Fani, aku ada kabar super penting buat kamu! Bulan depan aku menikah!"
(ファニ、すっごく大事な報告があるの!来月、私結婚するんだ!)
ファニ: "Hah, serius?! Ya ampun, selamat! Tapi... aduh, aku kaget sekaligus bingung mau bilang apa. Senang banget, tapi tiba-tiba banget!"
(え、本当に?!わぁ、おめでとう!でも…どうしよう、びっくりしすぎて、なんて言ったらいいか言葉が出てこないよ。すごく嬉しいけど、あまりにも突然で!)
エカ: "Hehe, maaf ya kalau bikin kaget. Sebenarnya sudah lama kami rencanakan, cuma baru bisa kasih tahu sekarang."
(へへ、驚かせてごめんね。実はもうずっと前から計画してたんだけど、今やっと伝えられるようになったの。)
ファニ: "Begitu ya... Aku ikut senang! Tapi jujur, perasaanku campur aduk, jadi sedikit bingung juga. Nanti kita harus rayakan ya!"
(そうなんだ…私もすごく嬉しいよ!でも正直、気持ちがごちゃ混ぜで、ちょっと戸惑ってる感じ。またお祝いしなきゃね!)
- ポイント解説:
Kabar super penting
: 「超重要な知らせ」。super
は英語由来で「とても、すごく」という意味の強調表現です。Ya ampun
: 「なんてこと!」「わぁ!」といった驚きや喜びを表す感嘆詞。aku kaget sekaligus bingung mau bilang apa
: 「私は驚くと同時に、何を言ったらいいか分からない」。sekaligus
は「同時に、一度に」という意味。喜びと驚きで言葉に詰まる様子が伝わります。Senang banget, tapi tiba-tiba banget!
: 「すごく嬉しいけど、すごく突然!」。「banget」を繰り返して強調しています。bikin kaget
:membuat kaget
と同じで「驚かせる」という意味。bikin
はmembuat
のより口語的な表現です。perasaanku campur aduk
: 「私の気持ちはごちゃ混ぜだ」。campur aduk
は「混ざり合っている、ごちゃごちゃだ」という意味のイディオムで、複雑な心境を表すのによく使われます。- この会話例では、親しい友人の喜ばしいニュースに対して、嬉しい気持ちと同時に突然のことでどう反応していいか分からない「戸惑い」を
bingung
で表現しています。ポジティブなニュースであっても、感情の整理がつかない時に使われることがあります。



これらの例文や会話例を通して、「bingung」が様々な場面で使える便利な言葉だと感じていただけたでしょうか?
インドネシア語の会話では、感情を素直に表現することがコミュニケーションを円滑にします。「あれ?」「どうしよう?」と思ったら、ぜひ「bingung」を使ってみてくださいね。
最初は難しく感じるかもしれませんが、まずは簡単な例文から声に出して練習するのがおすすめです!



さて、ここまで「bingung」の基本的な意味や使い方、そして実践的な例文を見てきました。
「bingung」という言葉のイメージが、だいぶ具体的になってきたのではないでしょうか?
次は、あなたの「bingung」への理解度チェックとして、簡単なクイズに挑戦してみましょう!今日学んだことをしっかり思い出して、全問正解を目指してくださいね。
6. 知識を定着!「bingung」の理解度チェッククイズ(3問)



ここまでインドネシア語の「bingung」について、意味や使い方、そして具体的な例文まで一緒に見てきましたね!バッチリ意味はつかめましたか?



準備はいいですか?それでは、スタート!
クイズ1:基本的な意味をチェック!
問題文: 「Saya tidak tahu harus pergi ke mana, jadi saya merasa _____.」
空欄に最も適切な単語はどれでしょう?
(A) senang
(B) lapar
(C) bingung
(D) marah
正解と解説を確認する
正解: (C) bingung
解説:
問題文は「私はどこへ行くべきか分からないので、私は _____ を感じています。」という意味ですね。
(C) bingung を入れると、「Saya tidak tahu harus pergi ke mana, jadi saya merasa bingung.」となり、「どこへ行くべきか分からないので、私は混乱しています(困っています、途方に暮れています)」という意味になります。これが文脈にピッタリ合いますね!
他の選択肢も見てみましょう。
- (A) senang (嬉しい): 「どこへ行くべきか分からないので、嬉しい」というのは不自然ですね。
- (B) lapar (お腹が空いた): 「どこへ行くべきか分からないので、お腹が空いた」というのも、状況によってはありえなくはないかもしれませんが、直接的な感情としては少し不自然です。
- (D) marah (怒っている): 「どこへ行くべきか分からないので、怒っている」というのも、少し飛躍がありますね。
ということで、正解は (C) bingung でした!できましたか?😊
クイズ2:派生語の理解をチェック!
問題文: 「bingung」の動詞形で「混乱させる」という意味を持つ単語は次のうちどれ?
(A) kebingungan
(B) dibingungkan
(C) membingungkan
(D) bingungnya
正解と解説を確認する
正解: (C) membingungkan
解説:
「bingung」には色々な派生語がありましたね。それぞれの意味を思い出してみましょう!
- (C) membingungkan は、接頭辞「meN-」が付いた形で、「混乱させる、ややこしくする、戸惑わせる」という意味の能動態の動詞です。これが正解です!例えば、「Pertanyaan itu membingungkan saya. (その質問は私を混乱させた)」のように使います。
他の選択肢はどうでしょうか?
- (A) kebingungan: 接頭辞「ke-」と接尾辞「-an」が付いた形で、「混乱(状態)、戸惑い」という意味の名詞です。「Saya dalam kebingungan. (私は混乱状態です)」のように使います。
- (B) dibingungkan: 接頭辞「di-」が付いた形で、「混乱させられる、戸惑わされる」という意味の受動態の動詞です。「Saya dibingungkan oleh pertanyaan itu. (私はその質問によって混乱させられた)」のように使います。
- (D) bingungnya: 「bingung」に所有の接尾辞「-nya」が付いた形で、「その混乱は」「彼/彼女の混乱は」または強調として「なんて混乱しているんだ!」のようなニュアンスで使われることがあります。
「混乱させる」という能動的な意味を持つのは (C) membingungkan でした!派生語もしっかり覚えておくと表現の幅が広がりますよ♪
クイズ3:実践的な使い方をチェック!
問題文: 友人が「Aku bingung mau pilih baju yang mana untuk pesta besok.」(明日のパーティーにどの服を選んだらいいか迷ってるんだ)と言っています。あなたが「心配しないで、一緒に選ぼうよ!」と返答する場合、適切なインドネシア語はどれでしょう?
(A) Kamu pasti bingung.
(B) Jangan bingung, ayo kita pilih bersama!
(C) Kenapa kamu bingung?
(D) Baju itu membuatku bingung.
正解と解説を確認する
正解: (B) Jangan bingung, ayo kita pilih bersama!
解説:
友達が困っている時に、どんな言葉をかけるのが自然か考えてみましょう。
- (B) Jangan bingung, ayo kita pilih bersama! は、「心配しないで(混乱しないで)、一緒に選ぼうよ!」という意味です。「Jangan bingung」(迷わないで/混乱しないで)と安心させ、「ayo kita pilih bersama!」(一緒に選ぼうよ!)と提案する、とても自然で優しい返答ですね。これが正解です!
他の選択肢も確認してみましょう。
- (A) Kamu pasti bingung. (あなたはきっと混乱しているね。/迷っているね。): 状況を理解していることは伝わりますが、これだけだと少し突き放した印象にもなりかねません。
- (C) Kenapa kamu bingung? (なぜ混乱しているの?/なぜ迷っているの?): 理由を聞くのも悪くありませんが、もっと寄り添った言葉かけが良いかもしれませんね。
- (D) Baju itu membuatku bingung. (その服は私を混乱させる。): 友達が服選びで迷っているのに対して、自分が混乱するという返答は、この状況では少し的外れですね。
友達に共感しつつ、一緒に解決しようと提案する (B) が一番スムーズで優しいコミュニケーションになりますね!インドネシア人の友達との会話でも使えそうです✨



クイズは以上です!皆さん、何問正解できましたか?
もし間違えてしまった問題があっても大丈夫。この記事をもう一度読み返して、「bingung」の使い方をしっかりマスターしてくださいね。
このクイズが、あなたのインドネシア語 学習のモチベーションアップや、知識の復習、そして「bingung」という単語への理解度チェックに繋がったら嬉しいです!
まとめ:もう「bingung」で迷わない!



今回は、インドネシア語の「bingung」について、基本的な意味やニュアンス、正しい発音、文法的な変化、関連表現、そして具体的な例文やクイズを通して徹底解説しました。



「bingung」は、混乱したり、困惑したり、何かに迷ったりする、私たちの日常的な感情を表すのにとても便利な言葉です。その派生語である「membingungkan」(混乱させる)や「kebingungan」(混乱、名詞)も一緒に覚えることで、あなたのインドネシア語の表現力は格段にアップするはずです。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、この記事で紹介した例文やフレーズを参考に、ぜひ実際の会話で「bingung」を使ってみてください。言葉は使ってこそ身につくもの。間違いを恐れずに、どんどんチャレンジしていきましょう!
この記事が、あなたのインドネシア語 学習の一助となり、「bingung」という感情を豊かに表現できるきっかけになれば幸いです。これからも楽しくインドネシア語を学んで、コミュニケーションの輪を広げていってくださいね!応援しています!


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今回は、著者自身の経験をふまえ、この質問にお答えさせていただきたいと思います。
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最後に



最後まで読んでいただきありがとうございました!



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