【インドネシア語】助動詞「harus」をマスター!基本の使い方と例文をかんたん解説

【インドネシア語】助動詞「harus」をマスター!基本の使い方と例文をかんたん解説

基本的な挨拶や単語も少しずつ覚えてきて、「もっと色々なことを話したい!」って思い始めている頃じゃないでしょうか。

でも、単語を組み合わせるのって、ちょっと難しかったりしますよね。特に、動詞の前につける「助動詞」。「~したい (mau)」とか「~できる (bisa)」は覚えたけど、他にも色々ありそう…って、少し混乱しちゃう気持ち、すごくよく分かります!

日常生活や、これから行くかもしれないインドネシア旅行で、ふと「あ、~しなきゃ!」「~しないといけないんだよね」って思う場面、ありますよね?

  • 「明日は早いから、もう寝なきゃ!」
  • 「この書類、明日までに提出しなきゃ…」
  • 「飛行機の時間だ!もう空港に行かなきゃ!」

こんな風に「必要性」を感じて何かをしなければならない時、インドネシア語でどう言えばいいんだろう?って思ったことはあります

実は、こういう気持ちを伝えるのにすごく便利な言葉があるんです!
それが、今回一緒に学ぶ助動詞harus(ハルス)」✨

この「harus」は、「~しなければならない」「~すべきだ」という意味を表す、初心者さんが覚えておくとめちゃくちゃ役立つ言葉なんです。

難しそう…って思いましたか? 大丈夫!使い方は意外と簡単ですよ😉

この記事を読めば、

  • 「harus」がどんな意味なのか
  • どうやって文の中で使うのか(基本的な使い方
  • 具体的な例文

が、しっかり分かります。

「harus」をマスターすれば、「~しなきゃ!」というあなたの気持ちや状況をちゃんと伝えられるようになって、インドネシア語でのコミュニケーションがもっとスムーズになりますよ。

さあ、一緒に「harus」の使い方を楽しく学んで、あなたのインドネシア語の世界をもっと広げていきましょう!

目次

「harus」ってどんな意味?キホンをチェック!

インドネシア語の勉強、お疲れさまです!😊 少しずつ単語や挨拶にも慣れてきた頃でしょうか?
今回は、インドネシア語で「~しなきゃ!」「~する必要があるんだよね」と言いたい時にとっても便利な言葉、**「harus」(ハルス)**について見ていきましょう!

「harus」の意味は、ズバリ「~しなければならない」「~すべきだ」です。
何かをする義務があったり、「これはやった方がいいよ!」という必要性を伝えたい時に使う基本的で大切な言葉なんですよ。

英語の勉強をしたことがある方なら、”must” や “have to” を思い浮かべるかもしれませんね。まさにそんな感じで、「これはやらなきゃ!」という気持ちを表すのにぴったりの言葉です。

まずはこの「~しなければならない」という基本意味をしっかり覚えておきましょう!

使い方はカンタン!「harus」の基本ルール

意味が分かったら、次は使い方ですよね!でも、安心してください。「harus」の使い方は、とってもシンプルなんです♪

「harus」は動詞のサポーター!

「harus」は、「助動詞」 と呼ばれる言葉の仲間です。「助動詞」って聞くと難しく感じるかもしれませんが、要は「食べる」とか「行く」といった動詞(動きを表す言葉) の意味をちょっとだけサポートしてくれる言葉、くらいに考えておけば大丈夫!

そして、一番大事な文法ルールは、「harus」は、動詞のすぐ前に置くということ。これだけです!簡単ですよね?✨

基本の語順はこの形!

インドネシア語の文の並べ方(語順)は、日本語と少し違いますが、「harus」を使う時の基本的な形は決まっています。

【harus を使った文の基本的な形】

[ 主語 (誰が) ] + harus + [ 動詞 (何をする) ]

イメージとしては、こんな感じです

誰が?
(例: Saya 私)
しなければならない
(harus)
何をする?
(例: belajar 勉強する)
Saya harus belajar
  • 主語: 「私 (Saya)」や「あなた (Kamu)」など、文の主人公のこと。
  • harus: ここで「~しなければならない」という意味をプラス!
  • 動詞 (元の形): 「勉強する (belajar)」や「食べる (makan)」など、動作を表す言葉をそのままの形で置きます。難しい変化とかは考えなくてOKです👍

この「主語 + harus + 動詞」という語順さえマスターすれば、基本的な「~しなければならない」の文は作れちゃいますよ!

例文で見てみよう!「harus」の使い方 (基本形)

ルールが分かったところで、実際の例文を見てみましょう。形を見ると、もっとイメージしやすくなりますよ!

例文①:

Saya harus belajar.
(サヤ ハルス ブラジャール)
私は 勉強しなければならない。

  • Saya (私) ← 主語
  • harus (~しなければならない) ← 助動詞
  • belajar (勉強する) ← 動詞 (元の形)

ほら、さっきの「主語 + harus + 動詞」の語順になっていますよね?

例文②:

Kamu harus makan.
(カム ハルス マカン)
あなたは 食べなければならない。

  • Kamu (あなた) ← 主語
  • harus (~しなければならない) ← 助動詞
  • makan (食べる) ← 動詞 (元の形)

こちらも同じ形です!例えば、旅行中に「Saya harus kembali ke hotel.(私はホテルに戻らないと)」と言ったり、友達におすすめのお菓子を「Kamu harus coba ini!(あなたはこれを試すべきだよ!)」なんて言う時にも、この基本の形が役立ちます。

まずはこの「主語 + harus + 動詞」の形をしっかり覚えて、簡単な文を作る練習から始めてみてくださいね!応援しています😊

例文でマスター!「harus」を使ってみよう

「harus」の基本的な意味と使い方がわかったところで、次はもっと具体的に、どんな日常 会話で使えるのかを見ていきましょう!

ここでは、色々なシチュエーションを想定した例文を通して、「harus」の使い方をマスターしていきます。肯定文(~しなければならない)、否定文(~する必要はない)、疑問文(~しなければなりませんか?)の3つのパターンをしっかり練習しましょう♪

まずは基本!「harus」を使った肯定文

「~しなければならない」という、義務や必要性を伝えるときの基本形です。日常生活で本当によく使う表現なので、まずはここから押さえましょう!

例文1:仕事の予定

  • Saya harus pergi ke kantor besok.
    • (私は明日、会社に行かなければなりません。)
    • 解説: pergi は「行く」、kantor は「会社」、besok は「明日」という意味。仕事や学校など、やらなければいけない予定を伝えるときの定番フレーズですね。

例文2:体調を気遣う

  • Kamu harus minum obat ini.
    • (あなたはこの薬を飲まなければなりません。)
    • 解説: minum は「飲む」、obat は「薬」、ini は「これ」。体調が悪そうな友人や家族に「薬飲んだ方がいいよ」と伝える場面で使えます。ちょっと強い言い方に聞こえる場合もあるので、状況によっては sebaiknya (~した方が良い) を使う方が優しいニュアンスになることもあります。

例文3:食事の時間

  • Kita harus makan sekarang.
    • (私たちは今、食事をしなければなりません。)
    • 解説: kita は「私たち(聞き手も含む)」、makan は「食べる」、sekarang は「今」。お腹が空いた時や、食事の時間になったことを伝えるシンプルな表現です。

例文4:買い物の決意!

  • Saya harus beli oleh-oleh ini!
    • (私はこのお土産を買わなきゃ!)
    • 解説: beli は「買う」、oleh-oleh は「お土産」。旅行先で「これは絶対に買って帰りたい!」と思ったときに使えるフレーズ。自分の強い意志を表す感じですね。

例文5:日常のルール

  • Di sini, kita harus lepas sepatu.
    • (ここでは、私たちは靴を脱がなければなりません。)
    • 解説: di sini は「ここで」、lepas sepatu は「靴を脱ぐ」。インドネシアの家や一部のお店、モスクなどでは靴を脱ぐのがマナー。そんな場所でのルールを説明するときに使えます。

「~する必要はない」を表す否定文「tidak harus」

次に、「harus」の前に tidak をつけて作る否定文、「tidak harus」を見てみましょう。これは「~してはいけない」という禁止ではなく、「~しなくてもいいよ」「~する必要はないよ」という、義務や必要性の否定を表します。このニュアンス、とっても大事なので覚えておいてくださいね!

例文6:無理しないでね

  • Anda tidak harus datang jika sakit.
    • (もし病気なら、あなたは来る必要はありません。)
    • 解説: Anda は丁寧な「あなた」、datang は「来る」、jika は「もし~なら」、sakit は「病気」。相手を気遣って「無理しなくていいよ」と伝える優しい表現です。「来てはダメ」という意味ではないのがポイント!

例文7:急がなくても大丈夫

  • Kamu tidak harus buru-buru.
    • (あなたは急ぐ必要はありません。)
    • 解説: buru-buru は「急ぐ」。待ち合わせやお店などで、相手に「ゆっくりでいいですよ」と伝えたいときに便利です。

例文8:割り勘の提案

  • Kamu tidak harus bayar semuanya.
    • (あなたは全部支払う必要はありません。)
    • 解説: bayar は「支払う」、semuanya は「全部」。友達との食事で「ここは私が持つよ」とか「割り勘にしよう」という会話の流れで使えますね。

【ワンポイント!】
もし「~してはいけない」と禁止したい場合は、tidak boleh や jangan を使います。
例:Tidak boleh merokok di sini. (ここでタバコを吸ってはいけません)
Jangan lupa! (忘れないで!)

tidak harus はあくまで「マストではない」というニュアンスだと覚えておきましょう!

質問してみよう!疑問文「Apakah + 主語 + harus …?」

最後に、「~しなければなりませんか?」と相手に義務や必要性を尋ねるときの疑問文です。文頭に Apakah をつけるのが基本の形。日常会話では Apakah を省略して、文末を上げ調子で言うこともあります。

例文9:支払いについて確認

  • Apakah saya harus membayar ini?
    • (私はこれを支払わなければなりませんか?)
    • 解説: membayar は「支払う」。レストランやお店で、これが有料なのか、今支払う必要があるのかを確認したいときに使えます。

例文10:予約は必要?

  • Apakah saya harus reservasi di sini?
    • (私はここで予約しなければなりませんか?)
    • 解説: reservasi は「予約する」。人気のレストランやスパなどで、予約が必要かどうか尋ねるフレーズです。旅行先で役立ちそうですね!

例文11:服装の確認

  • Apakah saya harus pakai baju khusus untuk pesta ini?
    • (私はこのパーティーのために特別な服を着なければなりませんか?)
    • 解説: pakai は「着る」、baju は「服」、khusus は「特別な」、untuk は「~のために」、pesta は「パーティー」。パーティーやイベントに招待されたとき、ドレスコードがあるか確認するのに使えます。

例文12:手続きでの質問

  • Apakah saya harus menunjukkan paspor?
    • (私はパスポートを見せなければなりませんか?)
    • 解説: menunjukkan は「見せる」、paspor は「パスポート」。ホテルのチェックインや何かの手続きで、パスポート提示が必要か聞きたいときに使えます。

いかがでしたか?
「harus」を使った肯定文否定文疑問文例文をたくさん見てきました。日常会話で使えそうなフレーズがたくさんありましたね!

最初は難しく感じるかもしれませんが、これらの例文を参考に、まずは短い文章から自分で作ってみるのがおすすめです。ぜひ、インドネシア人の友達との会話や、次回の旅行で「harus」を積極的に使ってみてくださいね!

【補足】「harus」と似ている言葉ってあるの?

ここまで「harus」(ハルス)の使い方を見てきましたが、インドネシア語の勉強を続けていると、「あれ?これも『~しなければならない』って意味じゃない?」と思うような、似た言葉に出会うことがあるかもしれません💡

例えば、「perlu」(プルル)という言葉があります。これは「~する必要がある」という意味で、「harus」の「~しなければならない」と少しニュアンスが似ていますよね。

  • Saya perlu tidur sekarang. (サヤ プルル ティドゥール スカラン)
    • 意味:私は今、寝る必要がある

「harus」が「絶対にやらないと!」という義務感や強い意志を表すことが多いのに対して、「perlu」は「客観的に見て~する必要があるね」「~が必要だね」という必要性ニュアンスが強い、という違いがあります。

ただ、こうした細かい比較や使い分けは、最初のうちはちょっと難しいかもしれません💦

インドネシア語には他にも似た表現がありますが、まずは基本の「harus」をしっかり覚えて、使いこなせるようになるのが一番大切です😊!

なので、ここでは「ふーん、perluっていう言葉もあるんだな」くらいに、頭の片隅に置いておく程度で大丈夫ですよ👌 まずは「harus」を使った表現に慣れていきましょうね!

まとめ:harusを覚えて表現の幅を広げよう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
今回の記事では、インドネシア語の基本的な助動詞の一つ、「harus」について学習しました。

harus使い方、少し難しかったですか? 大丈夫、この記事で学んだポイント復習すれば、きっとあなたのものになりますよ!

【harusのポイントおさらい】

  • 意味: 「〜しなければならない」「〜すべきだ」という義務必要性を表す。
  • 基本的な使い方: とってもシンプル! 動詞形容詞にポンと置くだけ。
    • 例: Saya harus belajar. (私は勉強しなければなりません。)
    • 例: Kamu harus hati-hati. (あなたは注意しなければなりません。)← 形容詞にも使える!

この「harus」を使いこなせるようになると、「〜しなきゃ!」という気持ちを伝えられるようになり、インドネシア語での表現の幅がぐっと広がります。旅行先で何かをお願いする時や、インドネシア人の友達との会話でも、よりスムーズにコミュニケーションが取れるようになるはずです。

もしかしたら、「他の助動詞との使い分けがまだ不安…」と感じているかもしれませんね。心配いりません! 最初は誰でもそう感じるものです。大切なのは、焦らず繰り返し練習すること。今日学んだ例文を声に出して読んでみたり、自分で簡単な文を作ってみたりするうちに、自然と「harus」が口から出てくるようになりますよ。

インドネシア語には、「harus」の他にも「bisa(〜できる)」や「mau(〜したい)」など、会話でよく使われる便利な助動詞がたくさんあります。

もしよろしければ、こちらの記事で他の基本的な助動詞もチェックして、さらに表現力をアップさせましょう!

インドネシア語の学習は、一歩一歩進むことが大切です。今回の「harus」の学習が、あなたのインドネシア語力アップのきっかけになれば嬉しいです。

これからも、あなたのペースで楽しくインドネシア語の学習を続けていきましょうね!応援しています!

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実際、インドネシア語の勉強を始めたいのですが、、
とりあえず独学で勉強する上で、、どの参考者がいいのかなあ……。

ジョグジャ先生

今回は、著者自身の経験をふまえ、この質問にお答えさせていただきたいと思います。
インドネシア語学習のおすすめ書籍・参考書・辞書を紹介!

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

最後に

ジョグジャ先生

最後まで読んでいただきありがとうございました!

こちらのブログでは、インドネシア関連のお役立ち情報をたくさん紹介しています!
ぜひこちらの記事もチェックしてみてください!

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