バリ島といえば、美しいビーチや、おしゃれなカフェ、そして、神秘的な寺院を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、バリ島東部には、それらとは一味違う、静寂と癒やしに満ちた、とっておきの観光スポットがあるんです。
バリ島の東部ってあんまりイメージないですね……。
それが、今回ご紹介する 「ティルタ・ガンガ (Tirta Gangga)」 。
かつてのカラガッサム王国の王宮に造られた、美しい水の庭園であるティルタ・ガンガは、その幻想的な景観から、”水の宮殿” とも呼ばれ、訪れる人々に深い感動を与えてくれます。
バリ島旅行を計画中の方は、ぜひ参考にして、忘れられない思い出を作りましょう!
ティルタ・ガンガ (Tirta Gangga):バリ島東部の美しい水の庭園
ティルタ・ガンガは、バリ島東部のカラガッサム県に位置する、水の庭園です。
「ティルタ・ガンガ」とは、サンスクリット語で 「ガンジス川の聖水」 を意味し、ヒンドゥー教徒にとって、非常に神聖な場所とされています。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | Tirta Gangga (ティルタ・ガンガ) |
所在地 | バリ島東部、カラガッサム県 |
築造 | 1946年 |
特徴 | 水の庭園、沐浴場、噴水、池、彫刻 |
参拝時間 | 8:00 – 18:00 |
入場料 | 大人 Rp. 50,000、子供 Rp. 25,000 |
ティルタ・ガンガは、1946年、当時のカラガッサム王国の最後の王であった アナック・アグン・アングラ・ケットゥッ によって造られました。
王は、ヒンドゥー教の聖地であるガンジス川への巡礼を夢見ていましたが、叶わなかったため、その代わりに、自らの王宮に、ガンジス川の聖水をイメージした水の庭園を造ったと言われています。
ティルタ・ガンガの見どころ:池、噴水、彫刻が織りなす幻想的な景観
ティルタ・ガンガは、大小様々な池や噴水、そして、バリ島の伝統的な彫刻が調和した、美しい庭園です。
広大な敷地内を散策しながら、水の音や鳥のさえずりに耳を傾け、静寂と癒やしに満ちた時間を過ごせます。
主な見どころ
- メインプール: ティルタ・ガンガの中心に位置する、広々としたメインプールは、周囲を石像や噴水で囲まれ、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
- プール内には、飛び石が配置されており、実際に歩いて渡ることができます。
- 水は冷たく、透き通っており、足元まで見えるほど綺麗です。
- 沐浴場: メインプールの奥には、沐浴場があり、聖なる水で身を清めることができます。
- 沐浴する際は、サロン (腰布) を着用する必要があります。
- 噴水: 庭園内には、大小様々な噴水が設置されており、水しぶきが涼しげな音を奏でています。
- 彫刻: バリ島の伝統的な彫刻が、庭園の至る所に配置されています。
- ヒンドゥー教の神々や、バリ島の神話に登場する生き物など、様々なモチーフの彫刻があり、見ているだけでも楽しめます。
おすすめポイント
- 早朝: 観光客が少ない時間帯なので、静かに庭園の雰囲気を味わえます。
- 朝日に照らされた水の庭園は、格別な美しさです。
- 夕方: 夕日に染まる空と、水の庭園のコントラストが美しい時間帯です。
- 雨季: 雨季には、水量が増え、より迫力のある水の庭園を見ることができます。
ティルタ・ガンガへのアクセス方法
ティルタ・ガンガへは、バリ島の主要観光エリアであるクタやスミニャックから、車で約3時間〜3時間半ほどです。
公共交通機関でのアクセスは難しいので、タクシー、レンタカー、または、ツアーを利用するのがおすすめです。
1. Grab または Gojek
- 遠い距離なので、なかなか捕まえるのが難しいです。
- 個人でツアーガイドをしながら、GrabやGojekの運転手をしているケースも多数あるので、そういった方だと遠いところまでOKの場合もあります。
2. タクシー
- 最も簡単なアクセス方法ですが、料金は比較的高めです。
- 交渉制なので、事前に値段交渉をしておくことをおすすめします。
3. レンタカー
- 自由に観光を楽しみたい方におすすめです。
- ただし、バリ島の道路は、日本に比べて狭く、交通量も多いので、運転には十分注意が必要です。
4. ツアー
- ティルタ・ガンガ観光とセットになったツアーも多く、効率的に観光したい方におすすめです。
- 現地の旅行会社や、オンライン予約サイトで申し込むことができます。
ティルタ・ガンガ観光の注意点
- 服装: 寺院は神聖な場所なので、肌の露出を控えた服装で参拝しましょう。
- 膝丈以上のスカートやズボン、肩を覆う上着を着用するのがおすすめです。
- サロン (腰布) を貸し出している場所もあるので、利用することもできます。
- 写真撮影: 庭園内では、フラッシュ撮影や三脚の使用は禁止されていませんが、他の観光客の迷惑にならないように、配慮しながら撮影するようにしましょう。
- 足元: 庭園内は、水辺や石畳が多いので、歩きやすい靴で訪れるようにしましょう。
- 特に、雨季は滑りやすくなっているので、注意が必要です。
- 日焼け対策: バリ島は日差しが強いので、日焼け止めや帽子などを用意して、日焼け対策をしっかりとしていきましょう。
ティルタ・ガンガ周辺の観光スポット
ティルタ・ガンガ周辺には、他にも魅力的な観光スポットがたくさんあります。
1. タマン・ウジュン (Taman Ujung):
– かつてのカラガッサム王国の王宮の庭園で、ティルタ・ガンガと同じく、美しい水の庭園です。
– ティルタ・ガンガよりも広大な敷地で、様々な種類の植物や花々を楽しむことができます。
2. ランプヤン寺院 (Pura Lempuyang Luhur):
– バリ島六大寺院の一つで、「天空の門」と呼ばれる絶景スポットとして有名です。
– ティルタ・ガンガから車で約1時間ほどの距離にあります。
3. アグン山 (Gunung Agung):
– バリ島で最も高い山で、バリ・ヒンドゥー教徒にとって、最も神聖な山とされています。
– 登山やトレッキングを楽しむことができますが、火山活動が活発な場合もあるので、事前に情報収集しておくことが大切です。
まとめ:ティルタ・ガンガで、バリ島の自然と文化に触れよう!
今回は、バリ島東部にある水の庭園「ティルタ・ガンガ (Tirta Gangga)」の魅力についてご紹介しました。
静寂と癒やしに満ちたティルタ・ガンガは、バリ島の喧騒を離れ、心身ともにリフレッシュできる、特別な場所です。
次のバリ島旅行では、ぜひティルタ・ガンガを訪れて、美しい水の庭園を散策し、バリ島の自然と文化に触れてみてはいかがでしょうか?
バリ島観光に行く前に覚えておきたいインドネシア語
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参考文献・記事
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- 【バリ島・観光情報】水の離宮 ティルタガンガ: ティルタ・ガンガの歴史や見どころ、アクセス方法、注意点などがまとめられています。
- ティルタガンガ (Tirta Gangga) – バリナビ: ティルタ・ガンガの歴史や見どころ、アクセス方法などが詳しく解説されています。
- Taman Air Tirtagangga yang Menyejukan Hati: ティルタ・ガンガの美しい写真と、簡単な説明が掲載されています。(インドネシア語)
- Tirta Gangga: ティルタ・ガンガの歴史や建築様式など、詳細な情報が記載されています。(インドネシア語)
- バリ島東部観光ガイド!ティルタ・ガンガへのアクセス方法: ティルタ・ガンガへのアクセス方法や、周辺の観光情報について詳しく解説されています。