【インドネシア語の「これ・それ・あれ」を完全マスター!】初心者向け指示代名詞の使い方徹底解説

【インドネシア語の「これ・それ・あれ」を完全マスター!】初心者向け指示代名詞の使い方徹底解説

こんにちは!インドネシア語の学習を頑張っているみなさん、日々の勉強お疲れ様です!😊
少しずつ単語や挨拶を覚えてきて、「もっとインドネシア語で話せるようになりたいな」ってワクワクしている頃ではないでしょうか?

ところで、普段私たちが日本語で会話するときを思い浮かべてみてください。
「ねえ、あれ取ってくれる?」
「わあ、これ可愛いね!」
「すみません、そこにあるメニューを見せてください」
…こんな風に、「これ」とか「それ」とか「あそこ」といった言葉、毎日必ずと言っていいほど使っていますよね。

“これ”とか”それ”、”あそこ”って使いたいタイミング多いですよね!

そうなんです!これらの言葉、専門用語で言うと指示代名詞(しじだいめいし)と言うのですが、実は日常会話をスムーズに進めるために、とっても大切な役割を果たしているんです✨ もし「あれ、これ、それ」がなかったら、伝えたいことがなかなか伝わらなくて、ちょっと困っちゃいますよね。

「じゃあ、インドネシア語にもそういう言葉があるの?」「覚えるのが大変そう…」

でも、安心してください!
この記事を読めば、インドネシア語の基本的な指示代名詞がスッキリ分かります!そして何より、インドネシア語の指示代名詞は、ルールがとってもシンプルで覚えやすいんですよ😉✨

この記事では、具体的にこんなことが学べます。

  • インドネシア語で「これ」「それ」「あれ」ってなんて言うの?(モノを指す言葉)
  • 「ここ」「そこ」「あそこ」ってなんて言うの?(場所を指す言葉)
  • それらを実際に会話でどうやって使えばいいの?(語順のルール)
  • 簡単な質問や否定の言い方は?

この記事を読み終わる頃には、「なんだ、インドネシア語の指示代名詞って意外と簡単かも!」と思っていただけるはずです。そして、インドネシア人の友達との会話や、旅行先でのコミュニケーションが、今よりもっと楽しく、スムーズになること間違いなしですよ!🎉

さあ、インドネシア語の指示代名詞の世界へ、一緒に入門してみましょう!きっとあなたのインドネシア語学習の大きな一歩になりますよ。🚀

目次

【基本のキ】モノを指す「ini (これ)」と「itu (それ/あれ)」

インドネシア語で会話するとき、「これください!」「あれは何?」みたいに、モノを指し示すことってよくありますよね?😊 まずは、そんな時に大活躍する基本的な指示代名詞「ini (イニ)」と「itu (イトゥ)」の使い方をマスターしましょう!

この2つの単語を覚えれば、指差ししながら「これは私のカバンだよ」「あの建物、大きいね!」なんて表現がすぐにできるようになりますよ。とっても便利なので、しっかり覚えていきましょうね!👍

そもそも指示代名詞って?

難しく考えなくて大丈夫!「これ」「それ」「あれ」「どれ」みたいに、具体的な名前の代わりにモノや人を指し示す言葉のことです。日本語と同じように、インドネシア語にも便利な指示代名詞があるんです。

1. 「ini (これ)」の使い方 – 近くのものを指してみよう!

まずは、話し手の手元や、すぐ近くにあるモノを指すときに使う「ini (イニ)」から見ていきましょう。日本語の「これ」に一番近いイメージです。

意味: 話し手に近いモノを指す。「これ」

文法:
「ini」の使い方はとってもシンプル!主に2つのパターンがあります。

  • パターン1:「名詞 + ini」の形
    「この○○」と言いたいときに使います。日本語とは語順が逆で、「名詞」の後に「ini」が来るのがポイントです。
    • 例:buku ini (ブク イニ) – この本
    • 例:meja ini (メジャ イニ) – この机
  • パターン2:文頭で主語になる形
    「これは○○です」と、文の主語として使います。
    • 例:Ini buku. (イニ ブク) – これは本です。
    • 例:Ini meja. (イニ メジャ) – これは机です。

例文で使い方をチェック!
さっそく、日常で使える例文を見てみましょう。声に出して練習すると、もっと覚えやすくなりますよ♪

  1. Ini kunci saya. (イニ クンチ サヤ)
    これは私の鍵です。
    (持ち物を指差して言うイメージですね!)
  2. Kopi ini enak! (コピ イニ エナッ!)
    このコーヒーは美味しいです!
    (目の前にあるコーヒーを飲んで一言!「enak」は「美味しい」という意味です)
  3. Ini apa? (イニ アパ?)
    これは何ですか?
    (お店で商品について尋ねるときなど、とってもよく使う質問です!)
  4. Tas ini punya siapa? (タス イニ プニャ シアパ?)
    このカバンは誰のですか?
    (「punya」は「~の所有」、「siapa」は「誰」という意味。忘れ物を見つけた時などに使えそう!)
  5. Ini oleh-oleh dari Bali. (イニ オレオレ ダリ バリ)
    これはバリ島のお土産です。
    (「oleh-oleh」はお土産という意味。旅行先で買ったものを紹介する時に便利!)

2. 「itu (それ/あれ)」の使い方 – 少し離れたものや話題のものを指そう!

次に、「itu (イトゥ)」です。「itu」は、「ini」よりも少し守備範囲が広いのが特徴。話し手から少し離れた場所にあるモノ、聞き手に近いモノ、あるいは会話の中で既に出てきた話題のモノを指すときに使います。日本語の「それ」と「あれ」の両方のニュアンスで使える便利な言葉なんです!

意味: 話し手から遠いモノ、聞き手に近いモノ、または既に話題に出たモノを指す。「それ」「あれ」

文法:
「itu」の使い方も「ini」と全く同じ!簡単でしょ? 😉

  • パターン1:「名詞 + itu」の形
    「その○○」「あの○○」と言いたいときに使います。
    • 例:tas itu (タス イトゥ) – そのカバン / あのかばん
    • 例:pohon itu (ポホン イトゥ) – その木 / あの木
  • パターン2:文頭で主語になる形
    「それは○○です」「あれは○○です」と、文の主語として使います。
    • 例:Itu tas Anda. (イトゥ タス アンダ) – それはあなたのカバンです。
    • 例:Itu pohon besar. (イトゥ ポホン ブサール) – あれは大きな木です。

例文で使い方をチェック!
「itu」を使った例文も見てみましょう。どんな場面で使えるかイメージしてみてくださいね!

  1. Itu gedung tinggi. (イトゥ グドゥン ティンギ)
    あれは高いビルです。
    (遠くに見える建物を指差して言う感じです!「tinggi」は「高い」という意味)
  2. Motor itu baru. (モトール イトゥ バル)
    そのバイクは新しいです。
    (少し離れたところに停まっているバイクや、会話で話題になったバイクを指して言えます。「baru」は「新しい」)
  3. Itu siapa? (イトゥ シアパ?)
    あの人は誰ですか? / その人は誰ですか?
    (少し離れたところにいる人や、写真の中の人を指して使えます)
  4. Buku itu menarik ya. (ブク イトゥ ムナリック ヤ)
    その本、面白そうですね。
    (相手が持っている本や、本屋さんで少し離れた棚にある本を指して言えます。「menarik」は「面白い、興味深い」)
  5. A: Saya mau beli jus mangga. (サヤ マウ ブリ ジュス マンガ) – 私はマンゴージュースを買いたいです。
    B: Jus mangga itu ada di sana. (ジュス マンガ イトゥ アダ ディ サナ) – そのマンゴージュースはあそこにありますよ。
    (一度話題に出た「マンゴージュース」を指して「itu」を使っています)

💡 ちょっと豆知識:「それ」も「あれ」も「itu」でOK!
日本語だと、相手の近くにあるものを「それ」、遠くにあるものを「あれ」と使い分けますよね。でもインドネシア語では、基本的に話し手から見て「近くないもの」は全部「itu」で表現できちゃうんです!これは日本人にとっては少し楽かもしれませんね😊

3. 「ini」と「itu」の使い分けポイント – 距離感と文脈がカギ!

「ini」と「itu」の基本的な使い方はバッチリかな?最後に、この2つをどうやって使い分けるのか、ポイントを整理しておきましょう!

ポイント1:話し手からの「距離感」が基本!

一番大切なのは、話し手(あなた)からモノまでの距離です。

  • ini (これ):話し手のすぐ近く、手が届く範囲にあるイメージ。[話し手] ←→ [モノ] (近い!) → ini
  • itu (それ/あれ):話し手から少し離れている。聞き手の近くにある場合も含むし、もっと遠くにある場合も。[話し手] [モノ] (少し離れている/遠い) → itu [話し手] [聞き手] ←→ [モノ] (聞き手の近く) → itu

【イメージ】

  • 話し手のすぐそばにリンゴ:「ini apel (このリンゴ)」
  • 話し手から少し離れた場所、または聞き手のそばにオレンジ:「itu jeruk (その/あのオレンジ)」

ポイント2:「文脈」も大事!

距離だけでなく、会話の流れ(文脈)も使い分けのヒントになります。

  • 既に話題に出たモノを指すとき:距離に関わらず「itu」を使うことが多いです。
    • A: 「昨日、かわいいネコを見たんだ!」
    • B: 「へえ!そのネコ (kucing itu)、どこで見たの?」
      こんな感じで、一度話に出た「ネコ」を指すときは「itu」を使います。

まとめると…

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指示詞日本語のイメージ主な使い方 (話し手基準)文脈での使い方
iniこれ話し手の近くにあるモノ
ituそれ、あれ話し手から遠いモノ、聞き手に近いモノ、遠くのモノ既に話題に出たモノ

最初は少し迷うかもしれませんが、たくさん使って慣れていくのが一番の近道です!お店で商品を指差したり、友達と会話したりする中で、どんどん「ini」と「itu」を使ってみてくださいね。

【場所をマスター】「sini (ここ)」「situ (そこ)」「sana (あそこ)」を使いこなそう! 🗺️

「これ、それ、あれ」の ini と itu はバッチリ覚えたけど、場所を指し示す「ここ、そこ、あそこ」ってインドネシア語でなんて言うんだろう?🤔 そんなあなたの疑問を解決します!

このセクションでは、インドネシア語で場所を表すときに欠かせない**「sini (シニ:ここ)」「situ (シトゥ:そこ)」「sana (サナ:あそこ)」**の使い方を徹底解説!これらの言葉をマスターすれば、行きたい場所を伝えたり、待ち合わせ場所を説明したりするのがグッと楽になりますよ。

さっそく、それぞれの言葉の意味と使い方を、具体的な例文と一緒に見ていきましょう!

まずは超重要ポイント!モノを指す ini/itu と場所を指す sini/situ/sana の違い

インドネシア語の指示代名詞には、モノを指すものと場所を指すものがあります。これはしっかり区別して覚えましょう!

  • ini (これ) / itu (それ・あれ)モノを指します。
    • 例:Ini buku saya. (これは私の本です。)
    • 例:Itu teman saya. (それは/あれは私の友達です。)
  • sini (ここ) / situ (そこ) / sana (あそこ)場所を指します。
    • 例:Saya mau ke sini. (私はここへ行きたいです。)

「これはペンです」と「ここが私の家です」では、指すものが違いますよね?インドネシア語でも、この違いを意識して使い分けるのが大切です!😊

sini (ここ) – 話し手に近い場所📍

sini は、話し手(あなた)に近い場所を指すときに使います。「ここ」という意味ですね。

使い方と例文:

  • 友達を近くに呼ぶとき:
    • Ayo ke sini! (アヨ ク スィニ!) – こっちへ来て!
  • 座る場所をすすめるとき:
    • Silakan duduk di sini. (スィラカン ドゥドゥッ ディ スィニ。) – ここにどうぞ座ってください。
  • 自分の家が近いことを伝えるとき:
    • Rumah saya dekat dari sini. (ルマー サヤ ドゥカット ダリ スィニ。) – 私の家はここから近いです。

「ここだよ!」と伝えたいときは、sini を思い出してくださいね。

situ (そこ) – 聞き手に近い場所、または少し離れた場所👆

situ は、聞き手(相手)に近い場所、または話し手と聞き手の双方から少し離れた場所を指します。「そこ」という意味です。

使い方と例文:

  • トイレの場所を尋ねられたとき:
    • Toilet ada di situ. (トイレット アダ ディ スィトゥ。) – トイレはそこにあります。
  • 少し離れた場所に何かを見つけたとき:
    • Ada apa di situ? (アダ アパ ディ スィトゥ?) – そこに何がありますか?
  • 友達に「そこへは行かないで」と注意するとき:
    • Jangan pergi ke situ. (ジャンガン プルギ ク スィトゥ。) – そこへ行かないでください。

相手の近くや、ちょっとだけ離れた場所を指すときは situ を使いましょう。

sana (あそこ) – 話し手・聞き手双方から遠い場所 🗺️

sana は、話し手と聞き手の双方から遠い場所を指します。「あそこ」という意味ですね。sini や situ よりも距離があるイメージです。

使い方と例文:

  • 遠くにある建物を指して:
    • Kantor pos ada di sana. (カントル ポス アダ ディ サナ。) – 郵便局はあそこにあります。
  • 遠くの景色を指さして:
    • Lihat ke sana! (リハット ク サナ!) – あそこを見て!
  • 明日行きたい場所が遠いとき:
    • Saya mau pergi ke sana besok. (サヤ マウ プルギ ク サナ ベソッ。) – 私は明日あそこへ行きたいです。

遠くの場所を指し示すときは、自信を持って sana を使ってみましょう!

sinisitusana の使い分けポイントは「距離感」!📏

ここまで見てきたように、sinisitusana の使い分けの最大のポイントは**「距離感」**です。日本語の「ここ」「そこ」「あそこ」とほぼ同じ感覚で使えますが、改めて整理しておきましょう。

インドネシア語日本語距離感
siniここ話し手に近い場所
situそこ聞き手に近い場所、または話し手・聞き手から少し離れた場所
sanaあそこ話し手・聞き手双方から遠い場所

この距離感を意識すれば、迷わず使い分けられますね!😉

前置詞 dikedari とのゴールデンコンビ!✨

sinisitusana は、場所を表す前置詞とセットで使われることが非常に多いです。特に重要なのがこの3つ!

  • di (~に、~で):場所の存在を表します。「~にいる」「~にある」
  • ke (~へ):方向や目的地を表します。「~へ行く」
  • dari (~から):起点や出発点を表します。「~から来る」
インドネシア語の前置詞 di, ke, dari の使い分けを図解で解説
インドネシア語の前置詞 di, ke, dari の使い分けを図解で解説

これらの前置詞と sinisitusana を組み合わせると、こんな風に使えます。

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前置詞sini との組み合わせ例文(日本語訳)
didi sini (ディ スィニ)ここに、ここで (例: Saya ada di sini. 私はここにいます。)
keke sini (ク スィニ)ここへ (例: Datang ke sini. ここへ来て。)
daridari sini (ダリ スィニ)ここから (例: Pergi dari sini. ここから行って。)
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前置詞situ との組み合わせ例文(日本語訳)
didi situ (ディ スィトゥ)そこに、そこで (例: Buku itu ada di situ. その本はそこにあります。)
keke situ (ク スィトゥ)そこへ (例: Saya mau ke situ. 私はそこへ行きたいです。)
daridari situ (ダリ スィトゥ)そこから (例: Ambil dari situ. そこから取って。)
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前置詞sana との組み合わせ例文(日本語訳)
didi sana (ディ サナ)あそこに、あそこで (例: Mereka tinggal di sana. 彼らはあそこに住んでいます。)
keke sana (ク サナ)あそこへ (例: Ayo pergi ke sana! あそこへ行こう!)
daridari sana (ダリ サナ)あそこから (例: Dia datang dari sana. 彼はあそこから来ました。)

これらの組み合わせは本当によく使うので、セットで覚えてしまうのがおすすめです!まるでおにぎり🍙と味噌汁のような、最高の組み合わせですよ!

これで、インドネシア語で「ここ」「そこ」「あそこ」をバッチリ表現できるようになりましたね!旅行先や日常会話で、ぜひ積極的に使ってみてくださいね。実践あるのみです!💪

【語順のルール】指示代名詞は名詞の「前」?「後」?

「この本、おもしろそう!」「あ、そのカバンかわいいね!」

日常会話でよく使う「この〇〇」「その〇〇」という表現。インドネシア語で言いたいとき、ini (これ) や itu (それ・あれ) を名詞の前に置く?それとも後に置く?

実はここ、日本語とインドネシア語で 語順が逆になる、とっても大切なポイントなんです!😲

このセクションを読めば、

  • インドネシア語の基本的な言葉の並び方(語順)
  • ini や itu を使って「この〇〇」「その〇〇」と言うときの正しい語順
  • 「これは本です」のように文の主語として使う場合の語順

がスッキリ分かりますよ!ここをマスターすれば、あなたのインドネシア語がぐっと自然になること間違いなしです。一緒に見ていきましょう!✨

インドネシア語の基本!「説明されるコトバ」が先に来るルール

まず、インドネシア語の言葉の並び方には、大きなルールがあります。それは…

「説明されるコトバ (被修飾語) + 説明するコトバ (修飾語)」

という順番になるのが基本だということ。

ん?「被修飾語?修飾語?」

「メインのコトバ + それを詳しく説明するコトバ」

というイメージです。

例えば、「美しい花」と言いたいとき、

  • メインのコトバは「花」ですよね。
  • それを詳しく説明しているのが「美しい」です。

インドネシア語では、これを「花 美しい」という順番で言うんです。

  • 花 (bunga)
  • 美しい (indah)
  • 美しい花 → bunga indah (ブンガ インダー:花 美しい)

この「メインが先!」という感覚、なんとなく掴めましたか?😊

「この・その」は名詞の「後」!日本語と逆だから要注意⚠️

さて、本題の指示代名詞 ini (これ) と itu (それ・あれ) です。

「この本」や「その車」のように、「これ!」「それ!」と指し示したい名詞と一緒に使うとき、この指示代名詞は名詞の後ろに置くのがルールです。

そう、ここが日本語と大きく違うところ! 日本語だと「この 本」「その 車」と、指示代名詞が名詞の前に来ますよね。

でも、インドネシア語では…

  • buku ini (ブク イニ:本 この) → この本
  • mobil itu (モビル イトゥ:車 その) → その車

というように、名詞が先、指示代名詞が後 になります。

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日本語の感覚インドネシア語の語順意味
この + 本本 + ini (この)buku iniこの本
その + 車車 + itu (その)mobil ituその車
この + 猫猫 + ini (この)kucing iniこの猫
あの + 家家 + itu (あの)rumah ituあの家

ここ、本当に間違えやすいポイントです! 慣れるまでは意識して、「あ、インドネシア語は逆だった!」と思い出すようにしましょうね😉

表でスッキリ整理!「この〇〇」「その〇〇」の作り方

実際に単語を当てはめて練習してみましょう!

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日本語インドネシア語のパーツ
(名詞 + 指示代名詞)
インドネシア語の語順
(完成形)
意味 (日本語訳)
このカバンカバン (tas) + この (ini)tas ini (タス イニ)このカバン
そのジュースジュース (jus) + その (itu)jus itu (ジュス イトゥ)そのジュース
この部屋部屋 (kamar) + この (ini)kamar ini (カマル イニ)この部屋
あの人人 (orang) + あの (itu)orang itu (オラン イトゥ)あの人

どうですか? 「名詞 + ini / itu」の形、だんだん見えてきましたか?😊

あれ?「これは本です」の時は ini が先じゃなかったっけ?

「あれれ?前に『Ini buku. (これは本です)』って習ったときは、ini が最初に来てたような…?」

そう思ったあなた、素晴らしいです!👏 よく覚えていましたね!

実は、指示代名詞 ini や itu が文の主語として「これは~です」「それは~です」と言うときは、日本語と同じように文の先頭に置かれます

  • Ini buku. (イニ ブク) – これは本です。
  • Itu pensil saya. (イトゥ ペンスィル サヤ) – それは私の鉛筆です。

この2つのパターン、ちょっと整理してみましょう。

パターン1:「この〇〇」「その〇〇」と具体的にモノを指すとき

  • 名詞 + ini / itu
  • 例:buku ini (この本), kucing itu (その猫)

パターン2:「これは~です」「それは~です」と文で説明するとき

  • Ini / Itu + (名詞など)
  • 例:Ini meja. (これは机です。), Itu teman saya. (それは私の友達です。)

「このリンゴ美味しいね!」 (Apel ini enak ya! – アペル イニ エナッ ヤ!) のように、名詞を指し示して詳しく説明したいときは名詞の後ろ
「これ、リンゴだよ。」 ( Ini apel. – イニ アペル) のように、「これそのもの」が主役(主語)のときは文の頭

この使い分け、しっかり覚えておきましょうね!

【応用編】これって何?あれは誰?指示代名詞を使った疑問文と否定文マスター講座🎉

「これ」「それ」「あれ」がインドネシア語で言えるようになったら、次はそれを活用して「これは何だろう?」「あれは誰かな?」と質問したり、「これは私のではありません!」と否定したりする表現も知りたくなりますよね?😊

このセクションでは、インドネシア語の指示代名詞を使った疑問文否定文の作り方を、例文をたっぷり使いながら分かりやすく解説していきます! これをマスターすれば、あなたのインドネシア語でのコミュニケーションがもっと豊かになりますよ。例えば、「これは何ですか?」とお店で質問したり、「いいえ、それは違います」と伝えたりできるようになります。

さあ、一緒に一歩ステップアップしましょう!👍

❓ 指示代名詞を使った疑問文の作り方

まずは、「これは何?」「あの人は誰?」「鍵はどこ?」といった、日常でよく使う疑問文の作り方から見ていきましょう。インドネシア語で質問上手になっちゃいましょう!

1. 「何?」とモノについて聞きたいときは Apa (アパ) を使おう!

「これって何?」「あの建物は何?」のように、モノについて尋ねたいときは、疑問詞の Apa (アパ) を使います。「何」という意味の便利な言葉です。

指示代名詞 ini (これ) や itu (それ/あれ) と組み合わせる場合は、基本的に指示代名詞の後に apa? を置きます。

  • Ini apa? (イニ アパ?)
    • 訳: これは何ですか?
  • Itu apa? (イトゥ アパ?)
    • 訳: それは何ですか? / あれは何ですか?

もちろん、具体的な名詞と一緒に使うこともできますよ。

  • Bunga itu apa? (ブンガ イトゥ アパ?)
    • 訳: その花は何ですか?
    • (Bunga = 花)

🗣️ 会話例

A: Ini apa? (これ、何?)
B: Ini soto ayam. Enak, lho! (これはソトアヤムだよ。美味しいよ!)

apa? を付けるだけで簡単に質問できるなんて、便利ですよね!😉

2. 「誰?」と人について聞きたいときは Siapa (シアパ) を使おう!

「この人は誰?」「あそこにいるのは誰?」のように、について尋ねたいときは、疑問詞の Siapa (シアパ) を使います。「誰」という意味です。

使い方は apa と同じで、指示代名詞の後に siapa? を置くのが基本です。

  • Ini siapa? (イニ シアパ?)
    • 訳: この人は誰ですか?
  • Itu siapa? (イトゥ シアパ?)
    • 訳: あの人は誰ですか?

名詞と組み合わせる場合は、例えば「この男性」「あの子」のように表現できます。

  • Orang ini siapa? (オラン イニ シアパ?)
    • 訳: この人は誰ですか?
    • (Orang = 人)
  • Wanita itu siapa? (ワニタ イトゥ シアパ?)
    • 訳: あの女性は誰ですか?
    • (Wanita = 女性)

🗣️ 会話例

A: Permisi, orang itu siapa ya? (すみません、あの方はどなたですか?)
B: Oh, itu Bapak Budi, manajer kami. (ああ、あの方はブディさん、私たちのマネージャーです。)

モノには apa、人には siapa! この使い分けをしっかり覚えておきましょうね。

3. 「どこ?」と場所を尋ねたいときは Di mana (ディ マナ) を使おう!

「トイレはどこ?」「私のカバンはどこにあるの?」のように、場所について尋ねたいときは、Di mana (ディ マナ) を使います。「どこ」という意味ですね。

これは、以前学習した場所の指示代名詞 sini (ここ), situ (そこ), sana (あそこ) とも深く関わってきます。

  • Kunci saya di mana? Di sini? (クンチ サヤ ディ マナ? ディ スィニ?)
    • 訳: 私の鍵はどこ?ここ?
    • (Kunci = 鍵, saya = 私の)
  • Rumah kamu di mana? (ルマ カム ディ マナ?)
    • 訳: あなたの家はどこですか?
    • (Rumah = 家, kamu = あなたの)

🗣️ 会話例

A: Maaf, toilet di mana ya? (すみません、トイレはどこでしょうか?)
B: Toilet di sana, dekat pintu keluar. (トイレはあそこ、出口の近くです。)

Di mana を使えば、行きたい場所や物のありかを尋ねるのにとっても便利です!

🙅‍♀️ 指示代名詞を使った否定文の作り方

さて、次は「これは~ではありません」「あれは違います」といった否定文の作り方です。インドネシア語の否定表現には、主に bukan (ブカン) と tidak (ティダッ) の2つがあります。どちらも日本語の「いいえ」や「~ない」に似ていますが、使い分けがとっても大切! ここはインドネシア語学習者がよく混乱するポイントなので、じっくり解説しますね。これを乗り越えれば、表現の幅がグンと広がりますよ💪

1. 「~ではない」と名詞を否定するなら bukan

「これは本ではありません」「あの人は学生ではありません」のように、名詞や名詞句を否定したいときは bukan (ブカン) を使います。指示代名詞を使った文で、「これはペンじゃないよ」と言いたいときも、この bukan の出番です。

bukan は、否定したい名詞の直前に置きます。

  • Ini bukan kamus. (イニ ブカン カムス)
    • 訳: これは辞書ではありません。
    • (kamus = 辞書)
  • Itu bukan tas saya. (イトゥ ブカン タス サヤ)
    • 訳: それは私のカバンではありません。
    • (tas = カバン, saya = 私の)
  • Orang itu bukan guru saya. (オラン イトゥ ブカン グル サヤ)
    • 訳: あの人は私の先生ではありません。
    • (orang = 人, guru = 先生)

そして、「これって鉛筆?」と聞かれて「ううん、違うよ、ボールペンだよ」と答えたいときにも、この bukan が大活躍します!

🗣️ 会話例:「いいえ」と答える場合

A: Ini pensil? (これは鉛筆ですか?)
B: Bukan. Ini pulpen. (いいえ、これはボールペンです。)

🗣️ 会話例

A: Apakah itu rumahmu? (あれはあなたの家ですか?)
B: Bukan. Rumah saya yang itu. (いいえ。私の家はあれです。)

まず Bukan. と否定してから、正しい情報を伝えるのがスムーズな答え方ですね。

2. 形容詞や動詞を否定するなら tidak (ティダッ) 【bukanとの違いに注意!】

もう一つの否定詞 tidak (ティダッ) についても見ていきましょう。これは指示代名詞そのものを直接否定するわけではありませんが、bukan との使い分けがごちゃ混ぜになりやすい最重要ポイントなので、ここでしっかり区別をつけましょう!

tidak は、形容詞(例:「暑い」「美味しい」)や動詞(例:「食べる」「行く」)を否定するときに使います。「暑くない」「食べない」といったニュアンスです。

  • Buku ini tidak mahal. (ブク イニ ティダッ マハル)
    • 訳: この本は高くありません。
    • (mahal = 高い [形容詞])
  • Kopi itu tidak panas. (コピ イトゥ ティダッ パナス)
    • 訳: そのコーヒーは熱くありません。
    • (kopi = コーヒー, panas = 熱い [形容詞])
  • Saya tidak mengerti bahasa Indonesia dengan baik. (サヤ ティダッ ムングルティ バハサ インドネシア ドゥガン バイク)
    • 訳: 私はインドネシア語があまりよく分かりません。
    • (mengerti = 理解する [動詞])

💡 超重要! bukan と tidak の使い分け早わかり表

さあ、ここが一番の山場です!bukan と tidak、どうやって使い分けるの?と迷ったら、この表を思い出してくださいね。

スクロールできます
否定する品詞の種類使う否定詞日本語のニュアンスインドネシア語の例文
名詞bukan~ではないIni bukan nasi goreng. (これはナシゴレンではない。)
形容詞tidakくない、~ではないCuaca hari ini tidak panas. (今日の天気は暑くない。)
動詞tidak~しないDia tidak datang hari ini. (彼は今日来ません。)

簡単に覚えるなら、こんな感じです👇

  • 「〇〇じゃないんだよね~(名詞を指して)」→ bukan
  • 「(状態が)~くないよ」「(動作を)~しないよ」→ tidak

例えば、「これは猫ですか?」(Ini kucing?) と聞かれて「いいえ、犬です」と答えるなら、猫も犬も名詞なので Bukan. Ini anjing. となります。
一方、「この料理は辛いですか?」(Masakan ini pedas?) と聞かれて「いいえ、辛くありません」と答えるなら、「辛い (pedas)」は形容詞なので Tidak. Masakan ini tidak pedas. となります。

最初は「どっちだっけ?」と迷うかもしれませんが、たくさんの例文に触れて、実際に声に出して練習するうちに、自然と使い分けられるようになりますよ!焦らず、ゆっくり慣れていきましょうね😊

これで、インドネシア語の指示代名詞を使った疑問文と否定文の基本的な作り方はバッチリです! apasiapadi mana で質問したり、bukan や tidak を使い分けて否定したりできるようになると、インドネシア語での会話がぐっとスムーズに、そして楽しくなるはずです✨

まとめ:指示代名詞をマスターして、インドネシア語の表現力をアップ!

ここまで記事を読んでくださり、本当にありがとうございます!😊✨ インドネシア語の指示代名詞、iniitusinisitusana…なんだかたくさんあって難しそう…と思っていたかもしれませんが、一つ一つの使い方を見ていくと、「あれ、意外とシンプルかも?」「これなら私にもできそう!」と感じていただけたのではないでしょうか?

このセクションでは、今回一緒に学んだ大切なポイントを復習して、あなたのインドネシア語学習継続を応援します!

指示代名詞のおさらい:これだけは押さえよう!

まずは、今回登場した5つの重要な指示代名詞をもう一度確認しましょう!

  • ini(イニ): 「これ」👉 話し手に近いモノを指します。「これは私の本です」なら Ini buku saya.
  • itu(イトゥ): 「それ」「あれ」👉 話し手から少し離れたモノ、または既に話題に出ているモノを指します。「あれは誰のカバン?」なら Itu tas siapa?
  • sini(シニ): 「ここ」👉 話し手に近い場所。「ここへ来てください」なら Silakan datang ke sini.
  • situ(シトゥ): 「そこ」👉 聞き手に近い場所、または少し離れた場所。「そこで待っていてね」なら Tunggu di situ ya.
  • sana(サナ): 「あそこ」👉 話し手からも聞き手からも遠い場所。「あそこに見えるのが私の家です」なら Rumah saya yang terlihat di sana.

これらの指示代名詞を覚えるだけで、あなたのインドネシア語は驚くほど具体的になります!「あれ取って!」「こっちに来て!」なんていう、日常でよく使う表現がスムーズに口から出てくるようになると、コミュニケーションがもっと楽しくなりますよね。まさに会話力アップへの大きな一歩です!🎉

どんどん使って、自分のものにしよう!

覚えたことは、実際に使ってみるのが一番の近道!

  1. 声に出して練習! 🗣️
    記事の中の例文を、何度も声に出して読んでみましょう。口が慣れてくると、自然と使えるようになりますよ。
  2. 日常で意識してみる! 🤔
    インドネシアのドラマを見たり、音楽を聴いたりするときに、「あ、ini が使われてる!」と意識するだけでも効果バツグンです。
  3. 会話でトライ! 💬
    もしインドネシア人の友達や先生と話す機会があれば、今日学んだ指示代名詞を積極的に使ってみてください。最初はちょっとドキドキするかもしれませんが、伝わったときの喜びは格別ですよ!間違えても大丈夫、そこからまた新しい発見がありますから😉

これからもインドネシア語を楽しもう!

今回学んだ指示代名詞は、インドネシア語の基礎の中でも特に大切な部分です。これがしっかり身につけば、これからの学習がグッと楽になりますし、表現の幅も広がります。

「インドネシア語、楽しいかも!」その気持ちを大切に、これからも一歩一歩、あなたのペースで学習を進めていってくださいね。このインドネシア語 まとめ記事が、あなたの素敵なインドネシア語ライフの助けになれば、私たちもとっても嬉しいです。

これからも応援しています!一緒にインドネシア語の世界を楽しみましょう!Terima kasih banyak! (どうもありがとう!) 😊🇮🇩

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インドネシア語学習 おすすめ書籍・参考書・辞書・問題集

実際、インドネシア語の勉強を始めたいのですが、、
とりあえず独学で勉強する上で、、どの参考者がいいのかなあ……。

ジョグジャ先生

今回は、著者自身の経験をふまえ、この質問にお答えさせていただきたいと思います。
インドネシア語学習のおすすめ書籍・参考書・辞書を紹介!

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

最後に

ジョグジャ先生

最後まで読んでいただきありがとうございました!

こちらのブログでは、インドネシア関連のお役立ち情報をたくさん紹介しています!
ぜひこちらの記事もチェックしてみてください!

【インドネシア語の「これ・それ・あれ」を完全マスター!】初心者向け指示代名詞の使い方徹底解説

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