【2023年最新/完全版】インドネシア人と国際結婚する手続き・方法

本記事は、私自身がインドネシア人妻と入籍する際の事前に調べた情報をまとめています。
2023年7月時点では、まだ入籍していない状態の情報であることをご了承ください。
※実際に入籍が完了後、再度情報を更新する予定です

インドネシア、日本の両国での手続きが無事完了しました。
私の場合は、日本で婚姻手続きを行いました。

目次

インドネシアで婚姻手続きを行う場合

STEP
日本人の『婚姻要件具備証明書』の入手

在インドネシア日本国大使館、または、日本国総領事館で申請し、交付を受ける。

必要なもの
  • 身分上の記載事項証明(英文)
  • パスポート
  • 戸籍謄本(原本)
  • 婚姻要件具備(独身)証明 (Surat Keterangan Belum Menikah)の書式への記入
    書式は以下のリンクより、ダウンロード可能。
    https://www.id.emb-japan.go.jp/dokushin_shomei.doc
  • インドネシア人婚約者の国籍が分かる書類(出生証明書等)
  • 手数料(戸籍記載事項証明): IDR 130,000
STEP
インドネシアでの婚姻手続き
  1. イスラム方式の婚姻の場合は居住地の宗教事務所(K.U.A)にて、非イスラム方式の婚姻の場合は居住地の民事登録事務所(Kantor Catatan Sipil)にて、婚姻されるインドネシア国籍者とともに婚姻手続きを行う。
  2. 上記婚姻手続き後、婚姻証明書(イスラム方式の場合は BUKU NIKAH 、非イスラム方式の場合は AKTA PERKAWINAN )の交付を受ける。
STEP
日本側への婚姻届提出

インドネシアでの婚姻成立後、3か月以内にその事実を日本側にも届け出る(婚姻届)必要があります。婚姻届は管轄の在外公館(大使館、総領事館)または、国内の本籍地役場等のいずれかに提出

必要なもの
  • 婚姻届 2通(従前の本籍地とは別のところに新本籍をもうける場合は3通。)
  • 婚姻証明書(イスラム方式の場合はBUKU NIKAH、非イスラム方式の場合はAKTA PERKAWINAN)(原本及び和訳文)
  • インドネシア国籍者婚姻者の国籍及び氏名を立証する公的書類(出生証明書(AKTA KELAHIRAN)等の原本及び和訳文)
  • インドネシア国籍者婚姻者のインドネシア国籍法第41条の登録を行ったことを証する書類、または、インドネシア国籍を有することを証明する法務人権省からの書簡
  • 日本国籍婚姻者の戸籍謄(抄)本(原本、届出提出日前3か月以内に発行されたもの)1通
  • 婚姻要件具備証明書の写し

日本で婚姻手続きを行う場合

STEP
インドネシア人パートナーの『婚姻要件具備証明書』の入手のための書類手配
必要なもの

<日本人側>

  • 区市町村発行の独身証明書(初婚の人) /離婚受理証明書原本 (過去に婚姻履歴のある人)
  • 両親または家族の同意書(原本) (結婚する者の氏名、結婚を承諾する内容、両親または家族の氏名、住所と印鑑)* 結婚履歴がある方は両親又は家族の同意書は不要です。
    両親承諾書のテンプレートはこちら
  • 戸籍謄本(原本)
  • 住民票(原本)
  • パスポートのコピー
  • 顔写真1枚(3x4cm)カラー(背景:白)

<インドネシア人側>

  • モデルN1、N2などを含めた、日本で結婚をするためのレター(Surat Keterangan /Rekomendasi Numpang Nikah di Jepang)など、インドネシアの区市町村で発行された証明書一式(原本)
    モデルN1、N2などを含めた、日本で結婚をするためのレター
  • インドネシア宗教事務所(KUA)、または住民登録局からの紹介状(原本)
  • 両親または家族の同意書(インドネシアの印紙の貼られたもの)(原本) *結婚履歴がある方は両親の同意書は不要です。
  • 婚姻履歴を証明するための離婚証明書/死亡証明書のコピー
  • 出生証明書(Akte Kelahiran)のコピー
  • パスポートのコピー
  • インドネシアのファミリーカード(kartu keluarga)のコピー
  • IDカード(KTP)
  • 在留カード / 在留許可証のコピー(※短期滞在のビザで問題ありません)
  • 顔写真1枚(3x4cm)カラー(背景:白)

在留カード / 在留許可証のコピーのところは、短期滞在のビザで問題ありませんでした。
少しビビっていた項目でした。

独身証明書と戸籍謄本は、本籍の市役所で取得する必要がありますので、帰国前に家族等に依頼しておくとよいと思います。

\ ダウンロードがうまくいかない場合は、右クリック>別名で保存 /

STEP
在本邦インドネシア共和国大使館へ『結婚具備証明書申請』の予約

結婚具備証明書(Surat Pengantar Pernikahan)申請の予約はconsular@kbritokyo.jpにメールをお送りください。

予約は必須ですが、私はその情報に気づかず、直接訪れてしまいました……。

STEP
インドネシア人パートナーの『婚姻要件具備証明書』の申請

在本邦インドネシア共和国大使館にて、インドネシア人パートナーの『婚姻要件具備証明書』の入手

入ると受付で要件を聞かれますので、『結婚具備証明証の申請』と伝えて、受付番号札を受け取ってください。

窓口で一部必要書類の記載をお願いされますので、必ず夫婦揃って行く必要があります。
記載の内容は、住所や職業、両親や家族の情報などでした。

STEP
インドネシア人パートナーの『婚姻要件具備証明書』の受取

申請後に、対応部署のサインと印鑑が必要なため、私の場合、翌日に再度、在本邦インドネシア共和国大使館へ受取に行く必要がありました。

午後に訪れると担当者が不在の可能性もありますので、午前中にいかれることをおすすめします。

下記の画像の資料が実際の結婚具備証明書になります。

STEP
日本の役所での婚姻手続き

ステップ1で婚姻要件具備証明書を取得後、日本の役所にて婚姻手続きを行う。

必要なもの
  • 記載した婚姻届け(役所等で手に入ります)
  • インドネシア婚約者の婚姻要件具備証明書(ステップ1で取得したもの)
  • 日本人婚約者の戸籍謄本(本籍地の役所で手続きする場合は不要)
  • 出生証明書(Akte Kelahiran)のコピー
  • 出生証明書(Akte Kelahiran)の翻訳
  • インドネシア婚約者のパスポートコピー
  • インドネシア婚約者のパスポートの翻訳(※名前や住所等はカタカナ表記に翻訳する必要があります。)

出生証明書の訳文のフォーマットをこちらに用意しました。
※私の場合はこちらで問題ありませんでした。

\ ダウンロードがうまくいかない場合は、右クリック>別名で保存 /

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パスポートの訳文のフォーマットは市役所でもらうことができたので、直接ボールペンで記載するのみで受理していただけました。

STEP
結婚受理証明書の受取(婚姻届け提出から1週間)

提出した市役所で1週間後に受け取りに来てくださいとのことで、再度市役所に1週間後に訪れました。

STEP
在本邦インドネシア共和国大使館への書類提出

日本の役所に婚姻届けを提出したら再度インドネシア大使館に、次の書類をレターパックにて郵送する必要があります。

大使館で丁寧に説明いただいた際の提出資料と提出方法です。

必要なもの
  • 婚姻届受理証明書(婚姻届けを提出した役所でのみ入手できます): 2通
  • 夫婦それぞれのパスポートコピー
  • 住所・氏名の記載されているレターパック520

実際に上記の資料を送付しました。
1枚のレターパックは返送用に真ん中で二つ折りにして入れました。

STEP
在本邦インドネシア共和国大使館から郵送で資料の受取(送付から約5日程度)
受け取る資料
  • 国外婚姻届報告書
  • 結婚受理証明書の英訳文: 2通

以下のように丁寧に2セットに分けて書類が郵送で届きました。

STEP
日本人側の戸籍謄本、出生証明書、結婚受理証明書のインドネシアへの翻訳

こちらの翻訳は宣誓翻訳者(国の機関に認められた翻訳者でスタンプを持っている方)の翻訳が必要になります。

私の場合は、インドネシア大学の日本語学科に依頼を出しました。
1枚あたり IDR 275,000, 7営業日かかりました。

STEP
インドネシアの市役所へ書類の提出

市役所から以下の書類の提出が必要と教えていただきました。

STEP
インドネシアにおける結婚証明書の受取(3営業日後)

おおよそ3営業日必要とのことで、連絡先のWhatsappの番号ももらった上で、書類の作成が完了したことの確認を受け、再度市役所に受け取りに伺いました。

総じて、日本で最初に籍を入れるほうが簡単だと感じました。
別の夫婦がインドネシアで先に籍を入れるケースをやって相談をしていました。

日本語資料のインドネシア語への翻訳が予想以上に時間と費用が発生したので、その点だけもし他に良い翻訳者がいればと感じています。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事を読んでくださった方は、インドネシアの方との結婚を真剣に考えられている方が多いかと思います。
どうかみなさんの手続きが順調に進みますようにお祈り申し上げます。

当ブログでは、ジョグジャカルタの観光情報やインドネシア生活のお役立ち情報などを発信しております。
ぜひこちらもチェックしてみてください。

参考文献・記事

その他(人から聞いた情報)

こちらの項目の情報は、あくまで人から聞いた情報ですので、事実とは異なる場合がありますが、参考程度の情報と理解してご覧いただければと思います。

インドネシアで入籍する際に外国人と入籍する場合は、裏金を要求される

実際に日本人男性とインドネシア人女性がインドネシアで入籍をした場合に、宗教事務所(K.U.A)のスタッフに裏金を要求されたとのことです。

初回訪問時は、IDR 8,000,000 を要求され、納得が行かず帰宅。
2回目の訪問時は、スタッフが変わり、IDR 3,000,000 を要求され、必要書類と合わせて支払い、手続きを完了したとのこと。

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この記事を書いた人

ジョグジャカルタ在住の日本人です。
当ブログでは、インドネシア語学習、ジョグジャカルタ観光、現地生活のあれこれ等々、幅広く取り扱っています。

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