インドネシアの自然について詳しく知りたいんですが、、
いまいち良い情報がなくて……。
でしたら、
『インドネシア山旅の記』という本はいかがでしょうか?
約30年インドネシアで駐在されていた日本人が、趣味の山登りをベースにインドネシアの山々や島々について、詳しく紹介されている本です。
それは、ちょっと気になりますね!
詳しく教えてください。
はい!お任せください!
本記事では、『インドネシア山旅の記』についての簡単な紹介と私個人の感想、読者の声などを紹介いたします。
インドネシア山旅の記 YAMAKEI CREATIVE SELECTION
インドネシアの山は、山頂の壮絶な火口や静寂の湖、山頂直下の大平原や原生林、
そして大岩壁など多彩な魅力にあふれている。
インドネシアにある全3000m峰の登頂を目指した山旅の記録。
約1万6000の島からなる島嶼国家のインドネシア。
主要な島々には3000m峰が多数あり、原生林を縫って登ってゆくと、エーデルワイスが咲き乱れる大平原や、静かに水を湛える湖が現れる。
山頂には広大な噴火口が待っていて、海まで見渡せるすばらしい風景が広がる。
活発に噴煙を噴き上げる火山も多い。
インドネシアの全3000m峰の登頂を目指した山旅の記録とともに、主要な岩場や、島々の歴史と文化を紹介。
感想・レビュー
この本の見どころは、約27年インドネシアに駐在・滞在された日本人の著者が、リアルにジャカルタからの各地への移動の様子がとても細かく紹介されていることや各島の特徴や文化の紹介なども丁寧なことです。
例えば、”ボロブドゥール近くのゴルフ場でコンペに参加した翌日に登山に臨みました”だったり、プライベートな感じが伝わってくるのもとても好感度が持ててしまいます!
他にもすべてのページにたくさんの写真が掲載されていて、道中の売店や植物、人々の様子、ガイドさんなどなど。
まさに一緒に登山してる感覚を味わえるような文章や情報がとても魅力的です。
Amazonに公開されているサンプルページを少し紹介します。
各島の文化、歴史、自然、交通情報など、とても詳しく紹介されていませんか?
登山記録のページはこんな感じで旅程の様子がひしひしと伝わってきます。
著者について
重田 哲朗
1940年東京都豊島区に生まれる。
1964年武蔵工業大学卒業。水資源開発公団入社。
1968年日本工営(株)入社。
国内・海外の土木のコンサルティング業務(複数国に滞在、特にインドネシア滞在約27年)。
2008年日本工営(株)退社。
習志野市フリー・クライミング・クラブ、インドネシアのクライミング・クラブ「IMS」
読者の声
筆者の15年超に渡るインドネシアの山々の登山記。一般的なガイドブック的な内容ではないが、冒頭の文章にあるようにこれを機にインドネシアに興味を持って欲しいという思いは伝わってくる。
個人の時間と財力と根気でこれほどの内容はなかなか無いのではないだろうか。筆者は75歳で未だに現役とか。全国の一般登山者のみならず、高齢者に勇気を与える一冊(?)
山の情報満載
ジャワ島や、スマトラ島、スラウェシ島、パプアなどの山々の情報などが詳しく書かれており、絵などもあり、情報たくさんありますが、カリマンタン島の山の情報が全くなくて、少し残念ですが、今度の冒険をご期待します。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
こちらのブログでは、他にもたくさんのインドネシア関連の本を紹介しています。
こちらの本はKindleでも読めますのでぜひ試してみてください。
ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。
-
インドネシア関連本
インドネシア関連小説『人間の大地(下)』読書レビュー
-
インドネシア関連本
インドネシア関連小説『マリカのソファー/バリ夢日記 吉本ばなな著』レビュー
-
インドネシア関連本
インドネシアが舞台の小説 インドネシア人作家の本 おすすめ8選
-
インドネシア関連本
インドネシア関連小説『人間の大地(上)』読書レビュー
-
インドネシア関連本
インドネシア関連小説『赤道星降る夜 (古内一絵)』読書レビュー
-
インドネシア関連本
インドネシア ノンフィクション小説『鯨人(くじらびと)』レビュー
-
インドネシア関連本
『ジャムウの物語インドネシアに伝わる美と健康の遺産』書籍レビュー
-
インドネシア関連本
『帰らなかった日本兵 インドネシア残留元日本兵の記録』書籍レビュー
-
インドネシア関連本
小説『珈琲の哲学』ディー・レスタリ | インドネシア小説レビュー
-
インドネシア関連本
ジョグジャカルタが舞台!インドネシア小説『利権聖域』レビュー
-
インドネシア関連本
デヴィ夫人がモデル!インドネシアが舞台の小説『神鷲商人』レビュー
-
インドネシア関連本
国内500万部超え!インドネシア小説 “虹の少年たち”