ジョグジャカルタってバティックの有名な生産地の一つですよね?
バティックをお土産に買っていこうかなとか思っているんですが……。
ジョグジャカルタはバティックの有名な生産地の一つです。
ぜひ、観光のついでに、自分でバティックを作ってみて、お土産にするのはいかがでしょうか。
今回の記事では、ジョグジャカルタでできるバティックの製作体験について、詳しく紹介いたします。
バティック(Batik)とは?
2009年10月2日インドネシアのバティックが世界無形文化遺産に認定
インドネシアのバティック(batik)は、世界的に有名な伝統的な布地で、手作業によって染色され、美しい模様が描かれています。この布地は、インドネシアにおける重要な文化遺産の一つであり、世界中で高い評価を得ています。バティックの技術は、数世紀にわたって継承され、現代でも多くの人々に愛されています。
バティックの歴史
バティックの歴史は、古代ジャワ王国の時代にさかのぼります。当時、バティックは貴族階級によって贈り物として贈られることが多かったため、非常に高価なものでした。その後、バティックは広く一般的な布地となり、特にジャワ島の中部地域で生産が盛んになりました。バティックの模様は、その地域の文化や宗教、自然などをモチーフにしており、それぞれの模様には深い意味が込められています。
バティックの現在
現代では、バティックはインドネシアの国民衣装として広く愛され、またファッションアイテムとしても人気があります。多くのデザイナーがバティックを取り入れたコレクションを発表し、その美しさや魅力が世界中で広がっています。
私の友人もインドネシアでバティックのお店を持っている方がいます。
オンラインでも購入できますので、ぜひ覗いてみてください。
この記事では、そんなインドネシアのバティック製作の有名な産地の一つであるジョグジャカルタでのバティック製作体験について詳しく紹介いたします。バティックに興味がある人や、インドネシア文化に興味がある人にとって、この記事は非常に有益な情報源となるでしょう。
今回バティック製作体験をした場所はここ!
ジョグジャカルタの南のエリアに位置する”BATIK SENO“でバティックの1時間半のコースを体験してきました。
Googleのレビューを観るとインドネシア人以外の方もよく利用されているようで、実際に説明も英語でしてくれたりととても丁寧でした。
ジョグジャカルタ市内にはたくさんのバティック体験ができる工房がありますが、ぜひおすすめの工房ですので、こちらに訪れてみてください。
コース・料金
こちらのバティック工房では、3種類のコースが用意されていました。
1時間半の体験コース
25cm × 25cmのハンカチサイズの生地にろうによるお絵かき、一回の色染めの2つのプロセスを体験することができるコースです。
料金: IDR 75K
所要時間: 1時間半 – 2時間
2時間 – 3時間の体験コース
30cm × 30cm の布地に、ろうのお絵かき、二回の色染めのプロセスを体験できるコース。
上記の1時間半のコースと比較して2色の色を使うことができるので、より魅力的な作品を制作することができます。
料金: IDR 200K
所要時間: 2時間 – 3時間
半日の全行程体験コース
45cm × 50 cm の布地にバティックのすべてのプロセスを体験できるコースの内容となっています。
料金: IDR 300K
所要時間: 3時間 – 5時間(2日以上かかる人もいるとのこと)
1時間半の体験コースの詳しい内容
今回は1時間半の体験コースに参加しました。どのような工程を体験できたのか詳しく紹介いたします。
STEP1: 下地選び
すでに下絵が書いてある、布の中から、好きな絵を選びます。
もちろん下絵がないものや下絵から少しアレンジして絵を描くこともできます。
STEP2: ろうを用いた模様作成
STEP1で選んだ下絵に対して、ろうを塗っていきます。
このろうを塗った部分が後ほど、色が染まらない部分になります。
この工程がやってみると結構難しいんです。。
単純に絵を描くことだけでなく、ろうの量の配分、温度調節、このあたりを間違うとろうがポタッとたれてしまいます。
基本的にみなさん一回目はどこかにろうを垂らしてしまうので気にせずに。。
垂れた”ろう”をアレンジして水玉模様にしたりというような方もよくいます。
ろうを塗るのにこちらの画像の特殊な用具を用います。
STEP3: 染色
STEP2でろうをつけた布に対して、塗料の中につけます。
すると、ろうを塗布した以外の部分に色が入っていきます。
STEP4: 熱湯でろうを落とす
最後は熱湯につけることでろうを剥がしていきます。
STEP5: 乾かして完成
今回はジャカルタから観光に来ていた友人と一緒にいき、失敗した部分をカバーしたり、やはりこうした体験を通して、友達とワイワイするのはとても楽しいですよね。
いい感じに違う色を選んだので干してる感じもさまになっています。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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