Yogyakarta(ジョグジャカルタ)は、インドネシア芸術大学があったり、バティックやワヤンなどの昔から受け継がれている伝統的な芸術文化があったり、実はインドネシア国内では有数の芸術都市の一つです。
今回の記事では、そのジョグジャカルタで最も大きい美術館であるJogja National Museumに行ってきましたので、その様子をご紹介いたします。
Jogja National Museumとは
Jogja National Museumは、インドネシア・ジョグジャカルタ市にある美術館です。この美術館は、ジャワ文化に関する展示や芸術品の収集、保存、展示を目的としています。美術館のコレクションには、ジャワ島の伝統的な絵画や工芸品、彫刻、写真、歴史的な文書などが含まれています。
美術館は、美しい建物の中にあり、広々とした庭園も併設されています。展示室には、美しい装飾が施された天井や壁、そして伝統的なインドネシアの家具が並びます。また、美術館にはレストランやカフェもあり、食事や休憩も楽しむことができます。
Jogja National Museumは、ジャワ文化を深く知ることができる貴重な場所の一つであり、インドネシアを訪れた観光客や芸術愛好家にとっては必見のスポットです。ジョグジャカルタ市内に位置し、アクセスも便利です。美術館の展示や建物、庭園などを通じて、ジャワ文化の美しさや深さに触れることができます。
場所は、ジョグジャ市内にあり、ジョグジャカルタ駅からも車やバイクで10分程度の距離にあります。
チケット料金
大人一人: 30 K (2023-04-07 時点)
展示の様子
2023年4月7日に訪れた際は、hanofiという方の展示がされていました。
布などを表現する作品が多い方のようで、布が作り出す余白の表現であったり、あるいは布で隠された黒い世界であったり、そんなメッセージがあるように感じることができました。
上記の作品は、タイトルは”長いマスク”。
コロナ期間で長い自粛期間、マスク期間に疑問を投げかけるような作品なのではないかと感じられました。
2つの惑星。
惑星どうしがくっつくということは自然の世界ではありえないことだと思いますが、
今後、くっつくわけではないと思いますが、他の惑星とつながる時代が来るのではないか、と。。
そんな思いにふけることができる作品。
こちらの作品のタイトルは、”ワクチン”。
何度も摂取するコロナワクチンを揶揄しているような印象も受けます。
こういった最近の事象、ものごとに対しても、アートを通したメッセージ性のある作品がたくさん展示されているのが印象的でした。
他には、展示方法も工夫されているような作品がいくつかあり、とても楽しませてくれます。
こちらは、絵画と車椅子をあわせて、一つの展示としているアート作品。
絵画に見惚れたおじいさんが絵画の中に入っていってしまったのでしょうか?
なにかそういった旅立ちというようなメッセージがあるのか?
絵画の前で、じっくりと時間を過ごすと、作者はどのような意図を込めて、このような色使いで、どのような線で、あるいはどのような展示方法で、、、etc
といったような思いにふけることができます。
絵画作品だけでなく、上記の写真のような立体作品もあります。
建物自体は3階建てなので、展示されている作品もたくさんあり、とても楽しむことができます。
私は、だいたい1時間半ほどで作品をすべて観て楽しめる時間をつくれたなという感じでした。
このような感じでたくさんの作品が他にも展示されているので、ぜひ訪れてみてください。
広い敷地内にあるカフェスペースJNM bloc
ジャカルタのm blocを真似したような飲食店・お土産店が立ち並ぶカフェスペースエリア。
このカフェスペースエリアには、ジョグジャカルタでダントツの一番人気レストラン “mediterranea pizza by Kamil”もあります。
他にも有名な小説kopi filosofiをコンセプトにしたカフェなどもあったり、
美術館だけでなく、こちらのカフェスペースも魅力的な施設です。
大きなステージもあり、定期的に大きなイベントも開かれているようです。
施設内のマップも載せておきます。
このような形で、とても広く、半日程度回ることのできる大きな充実した施設です。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
こちらのブログでは、他にもジョグジャカルタの観光を中心に日本人向けに発信しています。
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