世界三大仏教遺跡ボロブドゥールのランタン祭りに参加してみた!

世界三大仏教遺跡のランタン祭り!!

2022年、コロナにより2年間開催されていなかったボロブドゥールでのランタン祭りが3年ぶりの開催ということで、参加してきました。

ランタン祭りとしては、タイのコムローイ祭りが有名かと思いますが、私としては世界三大仏教遺跡をバックにしたランタン祭りは、それに勝るものがあります。

目次

世界三大仏教遺跡ボロブドゥール(Borobudur)とは

borobudur ボロブドゥール

ボロブドゥール遺跡(ボロブドゥールいせき、Borobudur)は、インドネシアジャワ島中部のケドゥ盆地に所在する大規模な仏教遺跡で世界的な石造遺跡。世界最大級の仏教寺院であり、ボロブドゥール寺院遺跡群の一部としてユネスコ世界遺産に登録されている。ミャンマーのバガン、カンボジアのアンコール・ワットと並んで、東南アジアの偉大な遺跡の1つである。

引用: Wikipedia ボロブドゥール遺跡

ランタン祭り(Festival Lampion Waisak)とは?

毎年、ウェーサーカ(waisak)祭の日にボロブドゥールにて行われます。
仏滅紀元の5月か6月の満月の日に実施されます。

参加人数は、約10,000人程度で、18:00 – 19:30, 20:30 – 22:00 までの2回のセッションが実施されます。
チケットは完全事前購入制のため、事前にチケットを購入しておく必要があります。

チケットの購入方法

1ヶ月前程度になると、チケットが各サイトにて掲載されます。
チケットの種類は大きく分けて2つあり、イベント参加のみのチケットと市内からボロブドゥールまでの交通手段を含んだチケットになります。

おすすめのチケット購入方法

インドネシア国内の大手チケット予約サイト(Tiket.com, Traveloka)のどちらかで予約することをおすすめいたします。

2022年のチケットは、Tiket.comにて以下のように公開されていました。

リンク: https://www.tiket.com/to-do/festival-lampion-waisak-nasional-2022

価格は一人あたり210K (IDR) (約 2000円)です。

当日の流れ

1. 14:00 ジョグジャカルタ市内から車でBorobudurに向けて出発

Borobudur自体は、隣のマグラン(Magelang)県にあります。ですので、ジョグジャカルタ中心地からですと約1時間半程度かかります。

ボロブドゥールへの行き方は、下記の記事をご参照ください。
ボロブドゥール寺院(Borobudur)への行き方|空港・市内からのアクセス

2. 15:30 ボロブドゥールに到着

3. チケットカウンターにて、入場

Tiket.comにて購入したチケットのページを見せて、入場バンドとランタンに書く願い事のシールをもらいます。

ボロブドゥール ランタン祭り 入場用バンド


4. シールに願い事を書いて待機&ボロブドゥール内散策

願い事を書くシールをもらうので、ここに願い事を書きます。
こういう体験はちょっとワクワクして楽しいですよね〜。
カップルでくるシチュエーションにも最適かと。

ボロブドゥール 願い事シール

ちなみに当日はボロブドゥールの間近のエリアは、入れなくなっているので、その周辺までだけになります。

5. 17:30 ボロブドゥール前の参道に入場開始&待機

ボロブドゥール前の参道に入場できますが、この際入場ゲートには長蛇の列ができて、ここに並んだ順番でいい席を取ることができます。
※前に行き過ぎるとボロブドゥールとランタンを入れた写真がうまく取れない(写真に映るランタンが少ない)
※後ろに行きすぎるとボロブドゥールがあまりにも小さく写ってしまう

ボロブドゥールの参道で待機 ランタン祭り

6. 約1時間程度、参道に座って待機

18:00から1時間程度は、お祈りの時間になります。
参道に用意されたろうそくに日が灯され、仏教の趣が感じられる音楽が流され、お経が読まれます。
この瞬間もろうそくの火が幻想的な光景を演出します。

ボロブドゥールの参道で待機 ろうそくに火を灯す ランタン祭り

7. 19:15 ランタンに火を灯し、空へ

ボロブドゥール ランタン祭り ランタンフェスティバル

おまけ: 予備知識・その他

参考: ウェーサーカ祭とは

ウェーサーカ祭ウエサク祭Vesakカンボジア:Visaka Bochea、インドバングラデシュネパール: Visakah Puja, Buddha PurnimaまたはBuddha Jayanti、タイ王国: ウィッサーカーブチャー、Visakha Bucha、ベトナム:Phật Đản、インドネシア:Waisak、スリランカマレーシア:Vesak (Wesak)、中国語文化圏:佛誕、fó dàn 、チベット:and Saga Dawa、ラオス:Vixakha Bouxa)は、仏教において行われる年に一度の祭りである。この祭りは東南アジアや香港台湾などでも行われている[1]が、大乗仏教(北伝仏教)の伝わった東アジアではウェーサーカ祭の代わりに灌仏会(佛誕、降誕会、仏生会、浴仏会、龍華会、釈迦誕生日)が行われる。

大乗仏教に伝わっているところによると、ウェーサーカ祭は、サンスクリット語でいうVaiśākha(インド暦第二の月・ヴァイシャーカ)に該当する行事とされている。ミャンマーでは満月祭を意味する Ka-sone-la-pyae と呼ばれ、ミャンマーの暦で2月に当たる。

ウェーサーカ祭の正確な開催日は、その地域や宗派の採用する暦によって異なる。仏滅紀元を採用する上座部仏教では、満月の出る Uposatha の日(たいてい仏滅紀元の5月か6月)にウェーサーカ祭を行う。中国では、中国暦でいう4月の最初の満月の日にあたる。西洋のグレゴリオ暦では年ごとに異なるが、大体4月か5月に当てはまる。

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