インドネシアで家探し! 家探し方法から頭金の支払いまで
今回インドネシアで一軒家(kontrakan)を契約することになったので、
家探し方法から、契約時にチェックすること、頭金入金の様子などを経験談としてお届けします。
インドネシアでの家探し方法
今回はジョグジャカルタにおいての家探しの際の経験談をお届けします。
ジャカルタやバリとは相場がそれなりに異なるかと思いますので、ご了承ください。
ジョグジャカルタでは6,7 LDK(250平方メートル)相当のこのような家が年間120Juta(日本円で115万円)程度で借りることができます。
月で考えると10万円。。。
日本で考えると信じられない相場感ですね。
では、実際にどのように家探しを行ったか、というと、、、
現地にある連絡先から直接
やはり、僕が重要視したのは、今の生活圏からさほど変わらず、むしろより便利になるような立地を考えていたので、、
実際に普段通る道や良さそうなエリアをぶらぶらして探していました。
インドネシアでは空き物件は基本的に下記の写真のように、何かしら連絡先となる電話番号が掲げられているケースがほとんどです。
この方法は立地に関しては、圧倒的に良い場所を探しやすいというメリットがありますが、、
目に付きやすいエリアの物件は売り出されてもすぐに契約されてしまったり、そもそもの物件数が少なかったりというデメリットが考えられます。
アプリ”Rumah123″の活用
続いては、そんな物件探しをしている際に教えてもらったRumah123のアプリです。
UIとしても、物件に特化しているので、情報がとても見やすいのがメリットです。
デメリットとしては、こういったサイトは仲介業者を挟んでいるケースがほとんどのようで、
少し割高になります。
中古物品取引サイト”OLX”にて検索
最後に、インドネシア国内では、最も有名な中古物品のCtoC取引サイトです。
日本でいうとフリマサイトのメルカリみたいなものに近いですが、OLX自体はあくまで情報を掲載するだけですので、取引の中間に入ってやり取りをサポートしてくれるわけではありません。
そういった点からも、OLX経由での取引においてはインドネシア人の間同士でも、詐欺被害が多いので取引は慎重に行ったほうがいいです。
ただやはり情報量も多いですし、出品者(オーナー)と直接取り引きできる可能性も高いです。
もちろん仲介業者がOLXに掲載しているケースも多くあります。
実際、今回僕が最終的に決定した家もOLX経由で連絡したものでした。
アパートメントやコス探しならMamikos
Mamikosは、インドネシアで学生や若者向けに提供されている住居検索プラットフォームです。使いやすいウェブサイトとモバイルアプリを通じて、異なる予算やニーズに合った多様な住まいの選択肢を提供し、安全かつ快適な生活のスタートをサポートしています。
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z内覧時に確認すること
では実際に内覧時にどのようなことを確認したのか?について、ですが、、
まず、前提として、インドネシアでは、家具を使えるケースと持っていかれてしまうケースや
家電製品がすでに不具合がある場合が多いので、そのあたりは重点的にチェックしたほうがいいと思います。
備え付けの設備が動作するかどうか
記事では画像しか載せていませんが、基本的に全て動画におさめておいておいたほうがいいかと思います。
後で、見返すのにも便利な点はもちろん、契約後に壊した/壊してないといった話になるケースも考えられるので、一つの証拠として提示できます。
- ヒートポンプからお湯が出るか
こういった修理・買い替え等が比較的な設備は、特に見ておいたほうがいいと思います。
ヒートポンプありという記載があっても、内覧時に、ここはお湯がでません、とかっていうケースもありました。 - エアコンは問題なく使用できるか
エアコンの動作チェックは必須ですね。しかも可能であれば、内覧中につけっぱなしにしておいて、水漏れがないか等もチェックしたほうがいいかと思います。 - キッチンのコンロは使用できるか
- TVは問題なく動くか
- 照明は問題なく光るか
WiFiの回線は通っているか
回線がすでにあるかどうかといった点は、後に工事が必要になるケースもあるので重要かと思います。
見ていくと、アンテナ経由で4G回線を利用したWifi等のケースもあるようです。
備え付けの家具は使うことができるか(持っていかれる場合がある)
全ての家具は、なるべく写真や動画に収めておいて、後に使うことができるのか、持っていかれてしまうものはあるか、チェックしておいたほうがいいです。
最寄りのMasjidはどこか/アザーンの音量はどの程度か
僕の場合は、午後3時周辺の内見を多く入れさせてもらうようにしました。
というのも、やはりアザーンの音量がうるさくて、毎朝起こされるようになってしまっては、かなりのダメージになってしまうので、、、
最寄りのMasjidとスピーカーはどの方向に向いているか、実際に室内でアザーンを聞いて気になる音量かチェックしたほうがいいかと思います。
契約時の様子
僕の契約の場合は、年間の賃料の25%をDP(Down Payment: 頭金)として、お願いされました。
実際に決めた後に再度内覧をおこない、細かくチェックを行った上で、契約に至りました。
今回のケースでは、仲介業者とオーナーから管理を任されているスタッフと上司が同行して、
支払い、Kwitansi(領収書)の発行を行ってもらいました。
Kwitansi発行後に証拠としての写真も撮っておきました。
他にも、オーナーのKTP、管理人のKTPなどを併せてみせてもらい、写真を撮っておきました。
後に何か問題があった場合や詐欺でないことを確かめるための材料としての証拠になります。
といった感じが今回までの運びとなります。
次回は、実際の契約書などもあれば、そういった部分での内容を紹介できましたらと思います。