世界遺産プランバナン寺院で『ロロ・ジョングラン』演劇鑑賞

プランバナン寺院の近くで伝統的な演劇を鑑賞することができると聞いたのですが……。
実際どういう感じでしょうか?

ジョグジャ先生

プランバナン寺院のすぐそばに屋外舞台1つと屋内舞台1つを持っているシアターがあります。
今回の記事では、その中の一つの演目であるロロ・ジョングランについて紹介いたします。

目次

演劇『ロロ・ジョングラン』とは?

ジョグジャ先生

プランバナン寺院建設にまつわる神話を題材にした演劇が、プランバナン寺院のすぐ近くのシアターで公演されています。

演劇の様子など、詳しくは上記の動画をご覧ください!

プランバナン寺院にまつわる神話


プランバナン寺院はプランバナン王国の伝説と結びついています。

この王国は平和な暮らしをもたらしましたが、ある日突然攻撃を受け、Bandung Bondowoso(バンドン・ボンドウォソ)は、プランバナン王国の王様を倒し、プランバナン王国は敗北しました。
その後、悪名高いBandung Bondowoso(バンドン・ボンドウォソ)が指導者となり、彼の残酷な支配が始まりました。

彼はプランバナン王国の王様の娘であるRoro Jonggrang(ロロ・ジョングラン)王女を妻にしようとしましたが、彼女は条件として一夜のうちに1000の寺院の建設することを要求しました。
実の父親を殺されたロロ・ジョングランは、その背景からも結婚することができるはずがありませんでした。
(しかし、実際には、バンドン・ボンドウォソの力に惹かれて、好きになってしまいそうな想いも抱えていたと言われています。)

バンドン・ボンドウォソは助言者たちとともにジン軍を召喚し、寺院の建設を開始しました。

しかし、ロロ・ジョングランは、その寺院の建設のスピードに驚き、本当に1000の寺院が建設されてしまうことを恐れました。

そして、彼女は日の昇る方角で日をおこし、すでに日が昇ったように偽り、寺院建設を妨害し、結果的に999の寺院が完成しました。

怒ったバンドン・ボンドウォソは彼女を呪い、最後の残りの一つの寺院に彼女を石に変える魔法を使い、1000個目の寺院を建設しました。この伝説はプランバナン寺院の歴史と神秘を物語っています。

このような神話から、最も大きなロロ・ジョングラン寺院(candi Roro Jonggrang)は、恋人どうしで訪れると嫉妬したロロ・ジョングランに呪いをかけられて、別れるという噂があります。

アクセス

ジョグジャカルタ市内からは、車でおおよそ30分程度の場所にあります。

プランバナン寺院のすぐ脇に位置しています。

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この記事を書いた人

ジョグジャカルタ在住の日本人です。
当ブログでは、インドネシア語学習、ジョグジャカルタ観光、現地生活のあれこれ等々、幅広く取り扱っています。

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