本記事では、ジョグジャカルタの最大の繁華街であるマリオボロ通り(jalan malioboro)のレストラン情報、お土産情報、アクティビティ情報をご紹介いたします。
調べずに行くと意外と何もせずに終わってしまうといったようなことになってしまう方がいらっしゃるのですが、とても魅力の詰まった繁華街ですので、ぜひ皆さんに最大限に楽しんでいただけるように、こちらの記事がご参考になればと思います。
マリオボロ通りとは
ジョグジャカルタの中心地にあるマリオボロ通りは、インドネシアでも有名な観光スポットのひとつ。
マリオボロ通りは、ジョグジャカルタ随一の繁華街であり、地元住民や観光客、修学旅行の学生などが訪れるとても有名な通りです。通りには、多くの店舗やレストラン、カフェがあり、多くの人々で賑わっています。
マリオボロの名前の由来
「マリオボロ」はサンスクリットで「花の首飾り」の意味があります。昔、この通りは特別の行事や行列の時に花で飾られたことに由来します。
実際に、マリオボロ通りは、ジョグジャカルタの王宮から、駅をつなぐメインの通りであり、延長線上にはムラピ山を望むこともできます。
現在でもよくイベントがおこなれています。(写真はイベント時の様子)
マリオボロ通りは、バティックなどのファッション、化粧品、ジャワの置物などの雑貨、骨董ジュエリーなど多くの商品が販売されるお買い物スポットとしても知られています。多くの店舗では、ジョグジャカルタ特産品や手作り品を販売しており、一見の価値があります。
また、マリオボロ通りは、多くの地元住民や観光客が集まる場所でもあります。通りには、多くのカフェ、レストランがあり、多くの人々が通りを見ながらちょっと食べたり、コーヒーを一杯したり楽しんでいます。
特に、夜にはライトアップされ、より幻想的な雰囲気あります。
ナイトマーケット(日中から開いていますが)なども夜の時間に特に賑わいます!
マリオボロ通りは、ジョグジャカルタを訪れる人々にとって、必見の観光スポットのひとつです。通りには、多くのショップやレストランがあるため、1日中楽しむことができます。また、通りを歩くだけでも、地元の人々と交流することができます。
マリオボロ通り 完全攻略マップを作成
今回、マリオボロ通りの魅力がよりわかりやすく伝わるようにガイドマップを作成しました。
見どころのおすすめスポット、レストラン、お土産、等々紹介していきます。
掘り出し物探し!ショッピング!
マリオボロ通りには、たくさんのお土産店が立ち並んでいます。
一見すると同じようなものばかり売られているようにも見えますが……。
(実際には、同じTシャツが別の店でも売られていたりします。特にTシャツ……。)
一番のおすすめはバティック探し!
たくさんの柄があるので、お宝探し感覚でとても楽しいです。
こちらの下の写真はなんと、女の子用のバティック(Batik)がIDR 13,900 ルピアで売られていました。
日本円にするとおよそ110円程度!!
作りもしっかりしているので、お値打ち商品です。
今回は私は、結婚式等の催事に出席する用や仕事着としての長袖のバティックを見つけてしまったので、購入しました。
こちらのバティックどうですか?裏地も使われているバティックであれば、肌に触れたときのザラザラ感もないので、探す際の参考にされてみてください。
他にも、違うテイストの子供服!(写真下記)
こちらも可愛いですね。これもIDR 23,900 ルピアで、日本円で200円程度。
上記のバティックは、下記のお店で見つけました。
Ramayanaというデパートのすぐ脇のお店です。
Hamzah Batik
マリオボロ通りでは、最も有名なバティック店になります。
3階建ての店舗で、以下のような構成になっています。
1階 | バティック(奥には高級なバティックも置いてあります。) |
2階 | 骨董品や変わったお土産、等々 |
3階 | バティックとRaminten Cabaret Show(キャバレーショーを鑑賞できるレストラン) |
下記の写真のように、多くのバティックを取り揃えています。
過去にこちらのお店で以下のカジュアルな場面でも着やすい半袖のバティックをIDR 120,000 ルピア程度で購入しました。
ポイントとしては、下記の写真で赤い丸で囲った部分にジョグジャのモチーフが入っているのが特徴です。
せっかくのジョグジャお土産ですので、ジョグジャのモチーフが入っているものは特におすすめです。
下記の写真はジョグジャのバティックモチーフの一例です。
こちらのHamzah Batikは、オーナーの方が有名なオネエで……。
下記の写真のようなお方です。
小腹が空いたら、ジェラート!!
マリオボロ通りには、ジェラート店も何店舗か立ち並んでいます。
特におすすめなのが、インドネシアのバリ島でも有名なMassimo Gelatoです。
本格的なジェラートが味わえます。
下記の写真のように豊富なフレーバーから選べます。
スモール(フレーバー 2個) | 35K |
ミディアム(フレーバー 3個) | 45K |
場所は、Hotel Grand Innaのすぐ脇にあります。
2022年オープンのMalio Gelatoもおすすめ!
比較的新しいこちらのお店もとても賑わっていておすすめです!
店内の雰囲気もおしゃれでとてもいい感じです!
https://www.instagram.com/maliogelato/
Vredeburg博物館でインドネシアの独立に触れる
Vredeburg Museumは、インドネシアのジョグジャカルタにある歴史博物館です。
この博物館は、元々オランダ統治時代に建設された軍事要塞「Vredeburg Fort」を改修して作られました。
展示室は、主にインドネシアの独立に関する歴史を扱っており、日本占領期、独立宣言、そして独立戦争など、多岐にわたる展示があります。
下記の写真は、独立時の紙幣。
今では考えられませんが、当時はIDR 5 ルピア札なども発行されていました。
博物館の中には、展示物だけでなく、建物自体も見どころの一つです。要塞の厚い壁や堀など、当時の軍事施設の様子が見て取れます。また、博物館には、独立戦争で使われた銃や剣などの兵器、独立宣言書の原本、そしてスカルノ大統領が使っていた車両なども展示されています。
Vredeburg Museumは、インドネシア独立に関する歴史を知るために、またインドネシアの文化や歴史を学ぶために、訪れる価値がある博物館です。
夕食は、夜空の下で!!
Teras Malioboroの奥に、大きな食堂エリアが広がっています。
ジョグジャカルタでは、このように地べたに座って、みんなでピクニック気分で食べるのが特におすすめ!
中でも最も評判が高いのが、こちらのおみせのBurung Dara Goreng(小鳥の揚げ物)
下記の写真の一番奥の女性の手の前に写っているものです。
ちなみに僕は、ジョグジャ名物のGudekを食べました。
お店はこちらです。
夜空の下で食べるご飯は絶品です。旅行気分も最高潮!
こちらの食堂エリアでは、夜は音楽の演奏もあり、とても素敵な雰囲気に包まれます。
金曜・土曜の夜は、名物キャバレーショーを鑑賞!
イスラム教の文化においては、LGBTQの方々は、なかなか表に出づらい状況となっていますが、こちらのRaminten Cabaret Show では、そんな方たちが活躍するとてもおもしろいエンターテインメントショーを楽しむことができます。
こちらのイベントは、主に金曜と土曜の夜19:00-20:30までの1公演のみですので、タイミングが合う方はぜひ訪れることをおすすめいたします。
詳しくは下記の記事で紹介しています。
\ 必見のキャバレーショー! /
木炭入りのコーヒー? Kopi Josで乾杯!
「Kopi Jos(コピ・ジョス)」とは、ジョグジャカルタの特産品の一つで、コーヒーに砂糖と炭を加えて焦がしたものを混ぜた独特の味わいが特徴的な飲み物です。
このコーヒーの歴史は古く、ジャワ島で植えられたコーヒー豆を使って作られたものが起源と言われています。そして、このコーヒーの名前である「Jos (ジョス)」という言葉は、ジャワ語で「熱い」という意味を持っています。
「Kopi Jos」は、まず砂糖とコーヒー豆を混ぜ、それを加熱して炭で焦がしてから、コーヒーに混ぜ込むことで独特の風味を生み出します。焦がした炭が混ざることで、コーヒーに深い味わいと、独特の焦げた香りが加わります。
このコーヒーは、ジョグジャカルタ市内の多くのカフェで提供されており、地元の人々にも人気があります。また、コーヒー豆を焙煎することによって、炭に含まれる酸素が放出されるため、胃腸の調子を整える効果も期待できます。
一度飲んでみる価値のある、独特な味わいを持つ「Kopi Jos」は、ジョグジャカルタを訪れた際にはぜひ試してみることをおすすめします。
駅近くの綺麗め、Kopi Josエリアはこちら↓↓↓
最もにぎわう地べたに座るタイプのKopi Josエリアはこちら↓↓↓
ちょっと足をのばして、Tuguでコーヒー
Tugu(トゥグ・ジョグジャカルタ)(ジャワ語:ꦡꦸꦒꦸꦔꦠ)は、ジョグジャカルタ市の象徴としてよく使われているモニュメントです。
ランドマークとなっており、日が落ちた後には、ライトアップもされるため多くの観光客のフォトスポットとなっています。
Jalan Jenderal SudirmanとJalan Margo Utomoの交差点に位置するこのモニュメントは、バントゥル県にあるパラントリチスビーチとクラピカ舞台、ジョグジャカルタ市のジョグジャカルタ宮殿、スレマン県のメラピ山を結ぶ魔法の線という象徴的価値を持っている。
このモニュメントは現在、ジョグジャカルタの観光名所のひとつとなっており、かつての塗装色が白だったことから「Tugu Pal Putih」(palはモニュメントの意)と呼ばれることがあります。このパル・モニュメントは丸く、小さな球があり、上部の先端が尖っているのが特徴です。ジョグジャカルタ宮殿から北を見ると、マリオブロ通り、マルゴ・ウトモ通り、トゥグ・ジョグジャカルタ、A.M.サンガジ通りがムラピ山の頂上まで一直線になっており、「ジョグジャカルタの想像線」と呼ばれていることがわかります。
このモニュメントは、1755年にスリ・スルタンのハメンクブウォノ1世が建てたものです。トゥグ・ゴロン・ギリグと呼ばれ、国民の団結の精神で建てられたものです。
モニュメントの上部は丸く(ゴロン)、ポールは円筒形(ギリグ)であることから、この名前が付けられました。
碑の高さは25メートルです。南の海、王宮、メラピ山を結ぶジョグジャカルタ・イマジナリーライン上に建てられました。瞑想の際、当時のジョグジャカルタのスルタンはこのモニュメントを基準にしてムラピ山の頂上に向かったそうです。
こちらのTuguを眺めながらコーヒーを楽しむことができるのが、”Kebon Ndalem Coffee & Eatery”です。
帰りは、馬車Delmanに乗ってホテルまで!
マリオボロ通りの名物が、馬車!
デルマン(Delman)とよばれるこちらの馬車に乗って、ホテルまで帰るのがおすすめです。
行き先にもよりますが、値段はおよそIDR 100,000 ルピア – 200,000 ルピアです。
結構大人数(8名程度)でも乗ることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
こうしてみると、ほんとうに多くの観光スポットがあるマリオボロ通り。
ジョグジャカルタを訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。
改めて、約10時間ほどかけて作成した観光マップを載せておきます。
当ブログでは他にも、ジョグジャカルタの観光情報やインドネシア生活でのお役立ち情報などをたくさん紹介しています。ぜひ、こちらの記事もチェックしてみてください!
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