IMEI登録? iPhoneを日本で買うべきかインドネシアで買うべきか

ジョグジャ先生

インドネシア在住の皆さん!iPhoneって2,3年に一度は買い換える、それなりに大きな買い物かと思いますが、、
2020年04月以降、海外からの持ち込み端末についてはIMEIの登録が必須になり関税を支払う必要が出てきたり、、で、

で、結局……
日本とインドネシア、どっちで買うのがお得なの?って考えることあると思います。

結論、、
iPhoneは、日本で買ったほうがお得です!

目次

(更新版 2024年2月) iPhone15 Pro 512GB で比較

2024年2月時点で、実際にiPhone15 Pro 512GBを購入した際の価格を日本で購入してインドネシアに持ち込んだ場合とインドネシアで購入した場合で比較しました。

インドネシアで購入した場合

iBox価格(インドネシア価格): Rp 27.999.000

インドネシアでiPhone製品の取り扱い大手のiBoxで2024年2月当時のiPhone 15 Pro 512GB の値段が上記の価格でした。

日本で購入した場合

iPhone 15 Pro 512 GB
税抜き価格(Tax Free価格): 186,182円 (約 IDR 19,293,285)
インドネシアでの関税: IDR 3,912,000
合計: IDR 23,205,285

つまり、日本で免罪購入をした場合、Rp 17,994,768 になります。

関税に関しての明細はこちらになります。

結果として……
日本で購入した方が 差額 約 IDR 4,793,715 もお得です。

実際にiPhone13 Pro で比較

2022年3月時点で、実際にiPhone13 Pro 512GBを購入した際の価格を日本で購入した場合とインドネシアで購入した場合で比較しました。

インドネシアで購入した場合

iBox価格(インドネシア価格): Rp 24.999.000

インドネシアでiPhone製品の取り扱い大手のiBoxで2022年3月当時のIPhone 13 Pro 512GB の値段が上記の価格でした。

ちなみにiPhone13 Pro は、2021年9月の発売ですが、2022年3月時点で、iBoxでは、品切れが続いていました。
なかなか発売後もインドネシアでは、新作が手に入りづらいことも一つ大事なポイントになるかと思います。

日本で購入した場合

iPhone 13 Pro 512 GB
税込み: 158800 円
税抜:144964 円 → USD 1250.34 (Rp 17,994,768)

つまり、日本で免罪購入をした場合、Rp 17,994,768 になります。

関税の計算方法

関税の計算方法については以下の情報を参考にしました。

Nilai Pabean(関税対象額) = Nirai Barang(物品価格) – USD 500
USD 1250.34 – USD 500 = USD 750.34 → Rp 10797805

Bea Masuk(輸入税) = Nilai Pabean(関税対象額) × 10%
Rp 10,797,805 x 0.1 = Rp 1,079,780

Nilai impor(輸入価格) = Nilai Pabean(関税対象額) + Bea Masuk(輸入税)
Rp 10,797,805 + Rp 1,079,780 = Rp 11,877,585

PPN(付加価値税) = Nilai Impor(輸入価格) x 10%
Rp 11,877,585 x 0.1 = Rp 1,187,758

PPh(Pajak Penghasilan 所得税) = Nilai Impor(輸入価格) x 10%
Rp 11,877,585 x 0.1 = Rp 1,187,758
※NPWP(納税者番号を持っていない場合はこちらの計算が10%→20%になります)

Total = Bea Masuk(輸入税) + PPN(付加価値税) + PPh(所得税)
Rp 1,079,780 + Rp 1,187,758 + Rp 1,187,758 = Rp 3,455,296

本体価格+関税
Rp 17,994,768 + Rp 3,455,296 = Rp21,450,064

つまり、、
差額は、、Rp 3,548,936 になります

実際の税関での関税額

上記の写真の通り、、計算額とほとんど差はなく、(レートの差分になります。)
Rp 3,419,000 が実際の関税額でした。
※2022年03月21日 時点

その他の方法

なぜ関税を払わなければいけなくなってしまったかというと、2020年04月より、海外からの持ち込み端末については、IMEIを登録していない端末はインドネシア国内でのSIMを利用できなくなったためです。

つまり、実際関税で2 – 4万円程度払うのであれば、低スペック1,2万円程度のAndroidを購入してテザリングでiPhoneとつなげるという方法を利用している方もいます。

最後に

いかがでしたでしょうか?
いまやiPhoneも2,30万円の大きな買い物になってしまいます。

私も購入の際に、気になって日本の家電量販店とApple Storeなどで価格をチェックしたり、ポイントがつくかなどを調べたりしていました。

ちなみに2022年3月時点では、ビックカメラ、ヨドバシカメラ等の免税対応が可能な大手家電量販店では、免税の対応はiPhone 13, iPhone 13 miniのみで対応可能とのことで proとmaxでは対応ができないとのことでした。

つまり、通常のiPhoneを購入される場合は、家電量販店で免税購入することで、ポイントもつき、よりお買い得に購入することができるかと思います。

追記で、2023年4月より免税購入のハードルがあがってしまったので、そのあたりもご注意ください。

ここまで読んでいただきありがとうございます!
他にもインドネシア関連の記事を書いていますので、お役に立てましたら幸いです。

関連・参考記事

以下、モバイル端末のIMEI登録等について詳しく記載いただいている記事がございますので、IMEIの登録方法等については、下記の記事を参照ください。

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この記事を書いた人

ジョグジャカルタ在住の日本人です。
当ブログでは、インドネシア語学習、ジョグジャカルタ観光、現地生活のあれこれ等々、幅広く取り扱っています。

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