Rawon ラウォン とは? 東ジャワ料理 | レシピ・料理の特徴| Rawonつくってみた

東ジャワ料理 Rawon とは? 料理の特徴・レシピ

Rawonっていうインドネシア料理をこないだ食べたんですけど……
あれなんてすか?

確かに、黒いSotoというか……
スープカレーというか……

ジョグジャ先生

では、そのあたり本記事で詳しく紹介していきましょう!

目次

Rawon ラウォン とは?

Rawon とは?

ラウォンは東ジャワの名物料理で、黒い牛肉煮込みスープです。

ラウォンのスープの黒い色は、kluwek(クルワック)としても知られるkepayang(クパヤン)の果実に由来する。東ジャワの代表的な料理として知られているが、ラウォンは中部ジャワ東部、特にスラカルタ地域の人々にも広く知られている。

ラウォンの特徴は、Kluwek(クルワック, クルウェック)という果実の風味であり、これが料理に強くスパイシーな香りを与えている。ラウォンは温かいご飯と相性抜群で、茹でたもやしがトッピングされます。風味を加えるために、お好みで好みでネギ、チリソース、ライムを加える。ラウォンは、Telur Asin(塩漬け卵)ともよく合い、一緒に提供されることが多い。

そうそう、あの黒さは、何からできているんですか?
クルワック?ってなんですか?

ジョグジャ先生

kluwakは、見た目は石のように見えますが、
クパヤンという木の果実を発酵させたものです。

Kluwak(クルワック)とは?

kluwekは、kupayangという木の果実を発酵させたものです。
外はかなり固くなっていて、Cobek(インドネシアのすり鉢のような調理器具)を使用して、割ります。

中には黒い果実が入っており、これがRawonの黒さの正体です。

Kluwakは抗菌性に優れているため、食品の保存料として使用されます。2%のKluwakに2%の塩を混ぜると、新鮮なサバを6日間保存することができます。特に魚を腐敗する成分に強いため、魚の保存にも利用されることの多い調味料の1つです。

Rawonの作り方・レシピ

ジョグジャ先生

レシピの詳しい工程はこちらの動画でわかりやすく紹介しています!

材料

材料分量
牛かたまり肉350グラム
1,300ml
ライムの葉4枚
レモングラス1本
ネギ(茎の白い部分)1本(1センチ幅)
Lengkuas(ナンキョウ)1cm
Biji Pala1片
Kapulaga2片
シナモン1片
大さじ1と1/2
こしょう小さじ1/2
砂糖小さじ1
鶏ガラ調味料(Royco等)小さじ1
炒め油大さじ2
Rawonの材料

Rawon用の調味料

材料分量
Bawang Merah(エシャロット)10片
ニンニク5片
kluwek (ケルアック)3片
ウコン(kunit)1cm
Kemili(ジャワじゃがいも)3個
生姜1cm
コリアンダー少々
胡椒少々
Rawon用の調味料

調理工程

STEP
牛のかたまり肉を一口大に切って煮込む

煮込む際に、にんにくとエシャロットを潰したものを一緒に合わせて煮込むと風味が一層増して美味しくなります!

お肉が柔らかくなるまで、弱火でじっくり煮込みます。(約20-30分程度)

煮汁はそのままRawonのスープに使うので捨てないように注意してください

STEP
Rawonの調味料の下準備

上記の”Rawon用の調味料”をすべてミキサーに入れて、ペースト状にします。

STEP
Rawonの調味料を炒める

ステップ2でペースト状にした調味料とライムの葉、レモングラスをフライパンで炒めます。

油分が表面に出てきたら十分です。

STEP
ステップ1で煮込んだお肉と調味料を混ぜ合わせて煮込む

ステップ1で煮込んだお肉と煮込み汁、ステップ3までで用意した調味料、ネギ、Lengkuas, Biji Pala, Kapulaga, シナモン, 塩, 胡椒, 砂糖, Royco(鶏ガラだし調味料)を混ぜて、弱火で煮込みます。

20分程度煮込んだ後に塩、胡椒, 砂糖等で最後に味を調整して完成です。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。

Rawonいかがでしたでしょうか?インドネシアには、それぞれの地方にたくさんの料理があります。
旅先での楽しみとしても、ぜひRawonにトライしてみてください。

当ブログでは、インドネシアでの生活や旅行に役立つ情報を他にもたくさん紹介しています。
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参考文献・記事

東ジャワ料理 Rawon とは? 料理の特徴・レシピ

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