ジョグジャカルタの伝統工芸で、銀細工があると聞いたのですが……。
はい、ジョグジャカルタのコタ・グデと呼ばれる街には、フィリグリーと呼ばれる技術を利用した銀細工が特に有名です。
以前こちらの記事で詳しく紹介しています。
今回は、そのフィリグリーを体験できる工房のご紹介です。
今回訪れた工房では、ミスコンテストの王冠なども作られているそうです!
銀線細工 フィリグリー(filigree) とは?
フィリグリーとは、細い銀や金のワイヤーをねじり、編んでロープ状にする技法です。
職人の中には、ロープとワイヤーを円筒形のままにしておく人もいますが、ねじった後に圧延機を使って平らにする人もいます。
ロープは、平らにするかしないかにかかわらず、極細のピンセットを使って、コイル状やジグザグ状など、好きな形に撚られ、後に用意した金や銀の枠の隙間を埋めるために使われる。その後、ホウ砂と非常に細かい金や銀の粉を混ぜたものを使って、作品をはんだ付けする。
フィリグリーは、銀や金で非常に小さな球体を作り、それをジュエリーにはんだ付けするグラニュレーションと組み合わせて使われることもあります。グラニュレーションは、美的価値を高めるために人気がありますが、ハンダ付け箇所や接合部を隠すために戦略的に使用されることもあります。
Tokopediaでも以下のような商品が販売されています。
フィリグリー製作体験
今回は、ジョグジャカルタのコタ・グデでも特に大きなお店と工房を持っている、”HS Silver”でフィリグリーの製作体験をしてきました。
こちらの工房は、インドネシアの工芸品の展示会であるINACRAFTにも参加されています。
場所
ジョグジャカルタの南東エリアのコタ・グデ(kotagede)にあります。
所要時間
3 – 4時間程度でした。
13:00 からの体験を予約して16:30程度に、体験が終わりました。
料金
IDR 300,000 (Arjuna コース)
体験の内容
このコースでは、ペンダントか指輪を作ることができます。
約20パターンある外枠から好きな形を選びます。
私は、葉っぱの形をしたペンダント用の外枠を選びました。
モチーフの見本があるので、それを真似て作ってはめ込んでいきます。
はめ込み終わった状態がこんな感じです。
写真の上にあるのが、見本の模様です。
完成したペンダントがこちら。バティックの箱にいれてもらえます。
終了証も一緒にもらえますwww
ちなみに私の妻の作品はこんな感じになりました。
女性だと、指輪が素敵ですね。
まとめ
ジョグジャカルタのコタグデ エリアで体験したフィリグリー細工のシルバーアクセサリーの製作体験のご紹介はいかがでしたでしょうか?
私自身とても素敵な体験になり、作業にも熱中して楽しむことができました。
完成物はとてもお気に入りで普段づかいしています。おみやげにもおすすめです!
こちらのブログではジョグジャカルタの観光情報を中心に紹介しています。
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参考文献・記事
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